お金を介在しない暮らし「JOY」がリニューアル!
アズワン鈴鹿コミュニティの暮らし

JOYの昼食風景。この日は、アカデミー生や韓国からの滞在者で賑わっていました。
JOYが広くなった!
11月16日、コミュニティスペースJOYの部屋が広くなりました。
JOYというのは、コミュニティの生活に必要な、食品・食材、野菜や日用品などが並んでいる場所です。
SuzukaFarmから米や野菜が、おふくろさん弁当からお弁当や惣菜が贈られ、また、贈りたい人が作った、お料理やお菓子などが並び、そうした品々をメンバーは自由に使う事ができます。
ここは、お金を介さない、ギブアンドテイクでもない、一方的に贈り、一方的に齎(もたら)される仕組みで営まれている、ちょっと不思議な空間です。
そのJOYの部屋が、この秋に拡張されたのです。JOYの隣がコミュニティHUB(「人を聴く」ための仕組み)の部屋でしたが、部屋の壁が取り払われて、一つの大きなスペースになりました。
広くなった場所には、大きな食卓が置かれて、大勢で食事が出来るようになりました。そのようにJOYの機能が少しずつ変化し、一層充実してきています。それに伴ってか、使う人、届ける人、お世話する人たちの意識や気持ちにも変化があるようです。

手前がJOYスペース、奥がHUBスペースになりました。

JOYの昼食風景。この日は、アカデミー生や韓国からの滞在者で賑わっていました。
JOYが広くなった!
11月16日、コミュニティスペースJOYの部屋が広くなりました。
JOYというのは、コミュニティの生活に必要な、食品・食材、野菜や日用品などが並んでいる場所です。
SuzukaFarmから米や野菜が、おふくろさん弁当からお弁当や惣菜が贈られ、また、贈りたい人が作った、お料理やお菓子などが並び、そうした品々をメンバーは自由に使う事ができます。
ここは、お金を介さない、ギブアンドテイクでもない、一方的に贈り、一方的に齎(もたら)される仕組みで営まれている、ちょっと不思議な空間です。
そのJOYの部屋が、この秋に拡張されたのです。JOYの隣がコミュニティHUB(「人を聴く」ための仕組み)の部屋でしたが、部屋の壁が取り払われて、一つの大きなスペースになりました。
広くなった場所には、大きな食卓が置かれて、大勢で食事が出来るようになりました。そのようにJOYの機能が少しずつ変化し、一層充実してきています。それに伴ってか、使う人、届ける人、お世話する人たちの意識や気持ちにも変化があるようです。

手前がJOYスペース、奥がHUBスペースになりました。
コミュニティの食卓に!
「以前は、4人掛けの小さなテーブルで、順番を待ちながら食べていたのが、今は、食卓が広くなって、JOYで食べる人が増えてきたよ。毎日10人から20人くらいが食べに来てる。一人あたりの滞在時間も長くなってるかんじ」と話していたのは、JOYのマミー役のJさん。
「マミー」は、JOYのお母さん役で、みんなの世話をしてくれています。
テーブルを囲んで賑わっている様子が上の写真です。マミーがお惣菜をお皿に盛って用意してくれてたり、温め直したり、お味噌汁を作ってくれてるときもあります。「ないときもあるよ」だそうです。
マミーも、以前よりもここに来る時間が早くなったとか。早く来て準備したい気持ちからかな。マミーに入る人も増えたそうです。
並んでいる野菜にも変化が!
みんなが、ここで食事をする、という雰囲気からか、野菜もきれいになった、ということです。以前は、土がついていたり、黄色い葉っぱがある状態で、棚に並べられていたのが、今はスズカファームのTさんが、綺麗にそうじして運んで来てくれるそうです。野菜も品切れにならないように、Tさんが見てくれているとか。マミーから、こうして、ああして、と注文しなくてもTさんの方が自主的に気をおいているようだと。
以前の状態でも十分満足していたのですが、きれいな野菜が並べられて、いっそう満足しているようです。

作る喜び、贈る喜び
一週間に一度、お餅をついて、届けてくれる人もいます。鈴鹿ファームの稲垣さんです。餅つき機を近所のおじさんから貰ったそうで、そんな経緯も話してくれました。きっと、餅を作る度に、そのおじさんのことを思い出しているのかな。
「作る喜び!食べてもらってうれしい!」そうです。
「お金儲けで餅を作ってるんじゃないなあー。ただ、食べてほしくて作ってる。こういうのって安定安心の経済かもなー。JOYってそういう場でもあるなー」という話をしてくれました。
お金を介在しないというだけで、作りたい、食べてほしい、そういう純粋なものだけが湧いてくるのかな。
ファームで作っている野菜の方は、お金のことが意識に上るとも言ってました。
スペースJOYのラインで
JOYメンバーになっていると、ラインにメッセージが入ります。
「JOYより、お惣菜お弁当が届きました。温かいご飯と団子汁がたっぷりあります。お昼にどうぞ♪」
と、マミーが入れてくれるのもあれば、使っている人たちの声も入ります。
ある日のラインでこんなのがありました。JOYがどんなふうに出来ているのか、すこし感じられるかな――

ちなみに、この時の話題は、誰が何に似てる?とスマホを見せながら盛り上がっていました。
「フンちゃんは、韓国の俳優でジョン・ジョンホ」
「熊さんは、仮面ライダーのBLACK」
「根津くんは、韓国の俳優のソン・ジョンギ」
「ジェゴは、ブルース・ウィリス」
「和貴さんは、ボノボノのアニメに出てくるタヌキ 目がハ」
とセリちゃん。でもみんなは??
和貴さん「うちの息子は将棋の藤井聡太」
・・・

気持ちが寄ってくる仕組み
ちなみに、ぼくは、JOYにあるものをただただ使うだけの人。JOYがなんのためにあるのか、どういう目的で作られているのか、まだまだよく分かっていません。使うだけの自分にとっては、ありがたいだけの場所です。今回、用意してくれる人、作って届けてくれてる人の話を聞いて、お金を介在しないだけで、こんなに、気持ちが行き来していることに驚きました。人の中にある純粋な気持ちが湧いてくる仕組みなのかもしれませんね。そういう気持ちに触れると、自分もまた、何かしたくなってきます。(記事:いわた)
アズワン鈴鹿ツアーでJOYを見てみませんか?
詳しくは>>>http://as-one.main.jp/HP/tour.html
お金を介在しないコミュニティ経済の試み
>>>http://as-one.main.jp/HP/suzuka7.html
「以前は、4人掛けの小さなテーブルで、順番を待ちながら食べていたのが、今は、食卓が広くなって、JOYで食べる人が増えてきたよ。毎日10人から20人くらいが食べに来てる。一人あたりの滞在時間も長くなってるかんじ」と話していたのは、JOYのマミー役のJさん。
「マミー」は、JOYのお母さん役で、みんなの世話をしてくれています。
テーブルを囲んで賑わっている様子が上の写真です。マミーがお惣菜をお皿に盛って用意してくれてたり、温め直したり、お味噌汁を作ってくれてるときもあります。「ないときもあるよ」だそうです。
マミーも、以前よりもここに来る時間が早くなったとか。早く来て準備したい気持ちからかな。マミーに入る人も増えたそうです。
並んでいる野菜にも変化が!
みんなが、ここで食事をする、という雰囲気からか、野菜もきれいになった、ということです。以前は、土がついていたり、黄色い葉っぱがある状態で、棚に並べられていたのが、今はスズカファームのTさんが、綺麗にそうじして運んで来てくれるそうです。野菜も品切れにならないように、Tさんが見てくれているとか。マミーから、こうして、ああして、と注文しなくてもTさんの方が自主的に気をおいているようだと。
以前の状態でも十分満足していたのですが、きれいな野菜が並べられて、いっそう満足しているようです。

作る喜び、贈る喜び
一週間に一度、お餅をついて、届けてくれる人もいます。鈴鹿ファームの稲垣さんです。餅つき機を近所のおじさんから貰ったそうで、そんな経緯も話してくれました。きっと、餅を作る度に、そのおじさんのことを思い出しているのかな。
「作る喜び!食べてもらってうれしい!」そうです。
「お金儲けで餅を作ってるんじゃないなあー。ただ、食べてほしくて作ってる。こういうのって安定安心の経済かもなー。JOYってそういう場でもあるなー」という話をしてくれました。
お金を介在しないというだけで、作りたい、食べてほしい、そういう純粋なものだけが湧いてくるのかな。
ファームで作っている野菜の方は、お金のことが意識に上るとも言ってました。
スペースJOYのラインで
JOYメンバーになっていると、ラインにメッセージが入ります。
「JOYより、お惣菜お弁当が届きました。温かいご飯と団子汁がたっぷりあります。お昼にどうぞ♪」
と、マミーが入れてくれるのもあれば、使っている人たちの声も入ります。
ある日のラインでこんなのがありました。JOYがどんなふうに出来ているのか、すこし感じられるかな――
昨日、買い物に行ったときえび芋を発見。
「美味しそうだね」と私。
「美味しそうだね」と母。
「えび芋はJOYにないから煮て出そうか」と母。
いつ出そうか~なんて話していると純ちゃんから
「今日の夕食はお弁当も惣菜も少なそうなので、何か作って貰えませんかぁ~」とラインあり。
「よし、今日にしよう」と取りかかる母。
煮物が出来たのでJOYへ持っていくと、テーブルの上には鍋が二つあり、続いて佳子さんがスープと漬け物を持ってきた。
佳子さんのスープはなんと猪??!!
ジビエまで登場。
いつもおふくろさん弁当に用意して貰ってるんだと思った事、一言かければ響く仲間がいる事、なんて豊かなんだろう!! なんて感じた夕食でした!!
佳子さん、スープめっちゃ美味しかった~(おいしい)
(Sちゃんより)

ちなみに、この時の話題は、誰が何に似てる?とスマホを見せながら盛り上がっていました。
「フンちゃんは、韓国の俳優でジョン・ジョンホ」
「熊さんは、仮面ライダーのBLACK」
「根津くんは、韓国の俳優のソン・ジョンギ」
「ジェゴは、ブルース・ウィリス」
「和貴さんは、ボノボノのアニメに出てくるタヌキ 目がハ」
とセリちゃん。でもみんなは??
和貴さん「うちの息子は将棋の藤井聡太」
・・・

気持ちが寄ってくる仕組み
ちなみに、ぼくは、JOYにあるものをただただ使うだけの人。JOYがなんのためにあるのか、どういう目的で作られているのか、まだまだよく分かっていません。使うだけの自分にとっては、ありがたいだけの場所です。今回、用意してくれる人、作って届けてくれてる人の話を聞いて、お金を介在しないだけで、こんなに、気持ちが行き来していることに驚きました。人の中にある純粋な気持ちが湧いてくる仕組みなのかもしれませんね。そういう気持ちに触れると、自分もまた、何かしたくなってきます。(記事:いわた)
アズワン鈴鹿ツアーでJOYを見てみませんか?
詳しくは>>>http://as-one.main.jp/HP/tour.html
お金を介在しないコミュニティ経済の試み
>>>http://as-one.main.jp/HP/suzuka7.html
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