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「自分を知る」ための自主トレーニング

6月の末から始めて約10週間のプログラムを最後までやってみた。

内容は実際にやってみないと言葉で表現しづらいのですが、ざっとこんな感じです。

・身体を観察する
・感覚を観察する
・呼吸を観察する
・心を観察する
・自分を観察する

毎日、心静かに 座るなり横になるなりして30分から45分ほど、プログラムにあるポイントを押さえながらやってみました。

やってみて 実際その時の「自分」が今 生きているんだなという実感に気づいたようです。
そこにいくポイントのようなものを、身体が覚えていってるようです。
人と話をしていても、
「ああ、自分はこんなふうに聞いているんだなー」とか
「ああ、自分はこんなふうに反応しているんだなー」とか
「今、自分はこんなふうに話したいと思ってるんだなー」とか
いうふうに、その時の自分を客観的に見ている「目」があるようです。

「こんなふうに」という世界は、私にしか分かりませんし、言葉で表現するのは、とってもむずかしいです。

家庭でも職場でもどこでも、人と接して生きていくわけだし、何かを話し合っているわけだし、そこんとこが、スムーズに お互いの意思が分かち合える空間なら、みな ずい分 快適なんじゃないかなと思います。
自分が思っていることや自分が感じている感覚とは別に、実際のその人やその物があるんだなーと思います。

ここの区別は 頭で理解していても なかなか応用できません。
この自主トレは 頭の筋肉も含めて身体が自然に覚えていったのかもしれません。

今はまだまだ基礎練習中ですが、やってみてなかなかおもしろいです。

自分はこんなふうになっているのか・・・と
その時その時を捉えているのって、まるでドラマをみているようで、あまり深刻にはなっていかないようです。
自分で自分を縛っているものも なんとなく見えてきて、へーっとか、ハッと気づかされます。
まだまだこの歳になっても、より良く心豊かに成長していきたいものです。
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