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シニア世代活躍中 「堆肥作るぞ~!」

回転寿司「かいおう」のアラの堆肥化
ある日、”暮らしのなかのエネルギー地域自給を考える会”で、『魚のアラ』が話題になった。

野尻さん、隆杉さんではじめた回転寿司「かいおう」というお店がある。
この会のメンバーの一人、中井さんが、さっそく野尻さんに電話をかけた。
「「かいおう」のアラは、どんなふうにしている?」

恩田さん
それから数日後、恩田さんが毎週土曜の午後、回転寿司「かいおう」にアラを取りにいき、街のはたけ公園内のハウスにある設置型コンポストまで、運ぶことになった。
恩田さんは、アラが堆肥に活かされることがうれしいみたい。
回転寿司「かいおう」で出たアラを、夜に取りにいく。

作り方設置型コンポストは、滋賀県東近江蒲生の岡田さんに教えてもらった。
4枚のコンパネで、90センチ四方の箱をつくる。フタつき。基材は、もみがらと米ぬか。身近にあるもので。
岡田さんの所では、近くの割烹料理屋さんがアラをもってきてくれるという。
「いい堆肥が出来る。果樹などには、最高」と岡田さん。
フタを開けてみたけど、へんな臭いはない。
コンポストでは、アラを入れたら、撹拌する。
撹拌するといっても、手前のものをフォークで奥へよせるだけ。

大平さん鈴鹿では、ベジコミクラブの大平さんがやりはじめた。
彼は、このコンポストもじぶんで組み立てた。
前々からおもっていたが、よっぽど微生物のことが好きな男だ。
里山大好き男もいれば、微生物大好き男もいる。

ダンボールコンポストでも、薀蓄を語ってきたが、これからは設置型コンポストについて語りはじめるにちがいない。

エネルギーの地域自給とどう関係するか、わからないが・・・
こうして回転寿司「かいおう」のアラの堆肥化は始まった。

お弁当屋さんの生ごみ堆肥化
一方、素人野菜作り集団ベジコミクラブでは、お弁当屋さんの生ごみをねらっていた。といっても、メンバーのなかに、家庭用の生ごみをダンボールでコンポストにして、
それで野菜をつくろうという物好きがいた、ということにすぎないのだが・・・
家庭用でできるのだから、お弁当屋さんもというわけだった。

ひらめいただが、「そうしたい」といったら「そうなる」というわけでもない。
お弁当屋さんでは回収業者に持っていってもらっているので、
ごみの分類など、なかなかそこまでは・・・という段階だ。
そこで思案・・・
魚菜部門の生ごみは、分けやすい。そこから、はじめよう~と開始した。

「そうなる」というタイミングってあるんだなあ。
はじめに、魚のアラの堆肥化がはじまり、大平さんが堆肥づくりに乗り出した。
勢いがついた!
アラを運んでくれる恩田さんが、お弁当屋さんの生ごみも毎日、街のはたけ公園にある設置型コンポストに運んでくれることになった。
大平さんは、アラを撹拌、ついでに生ごみと、楽しみが増えた?!
これで、アラ用と生ごみ用の二つの流れが出来始めた。

ダンボールコンポスト
こうなってくると、欲がでるもの。
「おい、あと3個、箱をつくりたいなあ」
「そうそう、この間、すこしだけど臨時収入があった。それ使おう」

こんなんで、いいかどうかわからないけど、
「身近にあるもので、美味しい野菜をみんなで食べよう」

これ、ぼちぼち進みそう・・・

(べジコミクラブの日記より)
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