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イムさんのコミュニティ滞在記 その1

8月6日~23日、アズワンコミュニティ鈴鹿に18日間滞在したイムさんの滞在記を
5回にわたって紹介したいと思います。

牛丸さん、イムさん、小野さん

イムさんは、今年1月、韓国のノンシル人文学校の訪問団に加わり来鈴しました。
(その時の様子は、ここをクリックして下さい)
この半年は休職して(韓国のフリースクールの先生)、
フィアンセと150日間のヨーロッパ旅行をしながらヨーロッパの共同体を視察。
その後、アズワンコミュニティの暮し・職場を存分に味わいたいと、
今回の来鈴につながったようです。

日本語もわからず、英語もほんの少ししかわからないイムさん、
何をどのように感じて過ごしたのでしょうか?!

以下、イムさんのfacebookから抜粋し、翻訳・編集しました。
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【到着、そして歓待されて;1日目】
アズワンコミュニティに来ました。
8月6日から23日まで17泊18日間ここで生活をするつもりです。

アズワンコミュニティには今年の初めに訪問した所で、
私に大きな衝撃を与えた所です。
その中の一つは、このコミュニティの原則が「やりたい人でやる」なんですが、
そのようにやっても、コミュニティが維持されているという事実でした。
その時は参観の形だったので、気になりながらも、
中に入ってもっと詳しくそれらの生活を見ることができませんでした。
それで、近くで暮らしながら、
そこがどうやって生活しているのかを見たかったし、たくさん学びたかったのです。
そして、日本へ歩を向けました。

Map
     (クリックすると拡大で見れます)

韓国訪問団
     (一月来鈴時の記念撮影)

いつもここは、人を歓待します。何人が来ても終始一貫しています。
前回は10数名が来て、今回は私一人で来たにもかかわらず、
その時と変わらないです。
約一時間ぐらいかかる距離を直接運転して迎えに来てくれました。
私のための歓迎パーティもしてくれ、
懐かしい人たちとまた会えるようにしてくれたり、
いつも丁寧に食事をつくってくれます。

会うといつも面白い話が続きます。
「今日は、迎えにくれてありがとうございます。」と言ったら、
一人が「あの人は暇だから」と、冗談を言ったり、
『暇人』という日本語と、imagine(イマジン)の発音が似ているという話になったり、
誰かはその話を聞いて、「暇人だから想像できる」という素敵なことを言ったり…

イムさん歓迎会
     (歓迎会にて)

歓迎会が終わってからは、何人かが集まって、
私がここでどういうふうに暮らしたらいいのか、話し合いました。

まず、私が希望していることを聞いて、
ここであらかじめ予定している行事を知らせてもらい、
一緒に行けば良さそうなことを紹介してもらって、すぐスケジュールが決まりました。

私を迎えに来た宮地さんから、
前回の訪問のときと変わったコミュニティの姿を紹介をしてもらって
一日の予定は終わりました。

その次は、私が泊まっている家の人たちと話をしました。
「最初から最後まで、自分の家のように楽に暮らして欲しい」
というように話してくれました。

ちょうど幸いも、この宿泊先には、今年サンマウル高校を卒業して、
一年間コミュニティで暮らしている素敵な子が一緒にいてよかったです。
通訳もしてくれて、気持ちが軽くなったし、
細かいな話も聞くことができて凄くよかったです。
言葉って重要な道具だと思います。

こうして訪問の一日目が過ぎました。
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