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自然と本音になってくる…、そこがおもしろい

1月15日~16日の探訪DAYやってみて
同行した宮地さんのfacebookページから抜粋、紹介ます。
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「探訪DAYは、懇談会が面白い」


2月の15日(土)~16日(日)、アズワンコミュニテイ鈴鹿の探訪DAYがあった。
参加したのは、
20代女性、鈴鹿市内の養護施設の栄養士さん。
30代男性、地元コンビニの店長さん。
50代男性、心理カウンセラーの仕事を自営する計画を立てている。彼は、マンスリーマンションを借りて、長野から鈴鹿にやって来た。3月末までその計画を練るそうだ。

今回の探訪DAYでは、3人の間合いがなんともいえない味があった。


 
【二日目の懇談会から】
50代のIさん
「街の中にあって、だれがコミュニテイの人か分からない。
 境がない、オープンな感じ」
 
30代のKくん
「あちこち見てきて、隔てという感じが消えた」

Iさん
「ここはどんな所って、見るんじゃないよね。
 どんな人たちがどんな間柄でいるか。
 コミュニテイって、そのエッセンスにあるともいえるのでは」

すると、若い2人は、「…??、それってどういうこと~??」
と目を皿のようにして、耳を傾けて聞いていた。
 
Kくん
「甘えちゃいけない、強くあらねばって思うんだ。
 仕事だって、自分に課してやっているよな」

20代のSさん
「自分でなんとかしなくっちゃ、でやってきた。
 甘えるったて、何をどう甘えていいか・・」

Iさん
「仕事のことを、先に考えると、自分を縛ってしまうんだ。
 ”どう生きるか”って考える前に、”なぜ生きるか”、ここが大事」

そして、
「一人でなんとかしていくのには、限界があるよね」という問いかけが…。 

Iさん
「そうだね、先ず人が安心して暮らせる社会をつくろうという発想がない。
そんなことできない、前例がないとあきらめてしまっているのかな?」
 
Kくん
「こんなこと職場じゃ、なかなか話せないよなあ」
・・・・・


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また、1月の探訪DAYに参加された30代女性の方が感想を寄せていただきました。以下に紹介させていただきます。
1月18・19日の探訪DAYに参加しました。簡単ですが、感想を送ります。

1月の探訪DAY
 
やさしい社会って、誰もが無理なく生きられるんだなと思います。
そうした社会を目指す人がたくさんいるってことを知るだけでも心強いですよ。
希望が持てます。遠くにいても、同じ地球で、探し求め問い続けることを、続けましょう!

ちょっと詩的な表現をすると、
まずもって、この世界は幻です。見える、触れることができる、でも「わたし」に対して実際、何が影響を与えているだろうか・・・?
「わたし」に対して影響を与えるのは、「わたしの心」でしかないのだと思います。幻の世界を真実にするのは受け止める己の心です。
そして私たちは、望む未来を確かめ合ってゆきながら、やがてそれぞれが望む未来像が重なり合ってゆくとき、幻の世界は真実となって顕れてくるのだと。
人間関係は己に気づくために必要、そして創造の場だということも、感じました。
自分のことは見えないものですから、人は映し合って気づき、照らし合って輝き、響き合って力が発揮されるものです。
己の力に気づいていくと、本来の力が解放されていくのだと思いますね。「気づくこと」が「解き放つ術」かな。

だから今回、あれ?私ちょっと無理をしていたかも・・・という自分を感じ、頑張りすぎない無理のない、本来の生き方へ視点を戻すことができました。
短い滞在でしたが、ありがとうございました。今度はぜひ、ゆっくり訪れたいです。
(長野県・女性・介護職)
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