<< 降り注がれる大きな愛を受けて再出発 | main | ドイツ ハーン博士のコミュニティ滞在記 >>

アズワンコミュニティを舞台にカレッジ開催

持続可能な社会づくりカレッジ
~コミュニティづくりは持続可能な人間関係から~

日本エコビレッジ推進プロジェクト(以下JEPP)の
林悦子さん、佐藤文美さんらによる企画、
その第1回目が(5月16~18日)、
アズワンコミュニティを舞台に繰り広げられました。



二人が、アズワンコミュニティを訪れたのは約3年前。
日本を始め世界各国のエコビレッジを見学してきた二人が驚きをあらわに!
その後も「ここはいったいどうなっているんだ!?」と益々興味が湧いて、
もっと知りたいとサイエンズスクールに関わりながら活動してきました。
今回のカレッジは、各地で展開されているエコビレッジやトランジッションタウンの活動に何か役に立てれば…と企画されました。



そしてこの3日間は、
『人と人は何でつながるのか!』を目の当たりにするような、
非常に衝撃的な中身の濃いものだったようです。
以下に感想を一部抜粋して紹介します。
詳しくは、JSSCのホームページをご覧ください。
-------------------------------------------------------------
自分が目的志向の考え方をしていたことに気づいた。
良い意味で、カレッジの参加目的であった、コミュニティをつくる目的はなくなったが、人間関係をつくっていくことは、心を開いて、自分の生き方まで見ていくこと、一瞬一瞬の今の自分にある本当の願いを見ていくこと、にあることに気づいた。
昨晩を経て、今は、玉ねぎの薄皮が剥がれて、ひりひりして痛い感じで、白紙に自分が戻った感覚でいる。人間としての感覚が出て、地に足着いた感じで、ありのままの自分に近づいたような気がする。

参加者のみなさんから今思っていること、内面で起こっていることを率直に出してもらったことで、共に『持続可能な人間関係』の核心にリアルに触れ、体験させて頂く時間を共有することができて、自分の内面を振り返る大きな学びになりました。自分の心を開こうとしていく、参加者のみなさんの勇気と真剣さと、持続可能な人間関係と自分の内面を見ていくことの気づきと理解の速さ、深さに心を打たれ感動しました。

自分一人で何とかしようと思っても限界がある。自分一人で抱え込まないで、人と何でも話し合える(社会の)環境があることで、お互いに本来の人(自分)の姿を取り戻すことができることを、今回、目の当たりに体験させて頂いて、人と社会の本質や本来性にかなった社会について、深く体験していきたいと思いました。

1回目を終えて、参加者は少ないですが、参加者とスタッフという境もなく、アズワンコミュニティでの取り組みやお互いの経験も交えて、真剣に、率直に今思っていること、感じていることを出し合うことで、親近感が湧いて、2日目の夜に、お互いの距離が一気に近くなっていったように思いました。

カレッジの開催まで1年半かけて運営スタッフの中で、このカレッジで何をやろうとしているのか?、自分の願っていることは何か?、何度も話し合ってきましたが、まだまだ継続進行中です。持続可能な人間関係=(イコール)自分を知ること、の大切さを痛感した第1回目のカレッジでしたが、自分自身、自分を知るのもまだまだ途中で、参加者、スタッフのみなさんと一緒に気づきと理解を深めながら、本来の自由自在な人になっていけたらと思っています。
次回は7/19~21、宿題のテーマは、
「身近な人と、遠慮・気兼ねなく話し合えていますか?」です。
かんぱ-い
- | -