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持続可能な社会づくりカレッジ 第2回のレポート

アズワンコミュニティ鈴鹿を舞台に、3回シリーズで開催されている
「持続可能な社会づくりカレッジ(JSSC)」
    ~コミュニティづくりは持続可能な人間関係から~
鈴鹿循環共生パーティやトランジション・タウン鈴鹿が協賛しています。
これまで5月、7月に2泊3日で開催され、今週末、その第3回(最終回)が開催です。

検討会テーマ

JSSCのHPに第2回カレッジのレポートが掲載されています。どうぞご覧ください。

また、以下に感想部分を抜粋し、紹介します。
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・1回目のカレッジの後に、内観に参加して、日常でもカレッジが続いている感じがしている。(本来の)話し合いとは、自分の本心を経て話し合うことのように思う。果てしなく心を開いていこうとしている感じがする。

・1回目のカレッジの後で、仕事や引越しなどいろいろが起きた。人生は、自分が求めるものでなく、与えられたものを生きることだと実感した。持続可能な社会をつくる以前の自分に直面せざるを得なかった。自然と調和した、共生、尊重した暮らしを望んでいる。
この2ヶ月間で、それぞれ大きく心境の変化があったようです。

・会社の人に対しては、ギブアンドテイクな状態や営利目的での話し合いになっている。

・お互いが思いやりすぎて、遠慮・気兼ねしてしまう。

・自分が聞かれたくないことや、相手の表情とか反応が気になると、話し合えなくなることがよくある。

・活動などで、同じ志をもっている、と言っても、そもそも志が同じなのかどうか、話し合えているのか?

・自分のことは自分でやる、サポートや支援は求めない、という気持ちが起こるのはなぜか?支援を受ける・支配される関係性になりたくない、見返りに支配される、自分の自由を守りたい、共依存的になりたくない・・・といった思考が働くから、自分を抑えて遠慮・気兼ねしてきた。

・遠慮・気兼ねがなくなると、自己中心的・わがままと思われたり、相手を傷つけたり、不愉快にさせる、という気持ちが起こる。

・相手からの反応や評価があると、遠慮・気兼ねが起こる。責められない、評価されないで、安心した気持ちでいると、話し合える。
様々な見解・意見が出て、「話し合いとは?」について、だいぶ思考が向いていき、大きく心境の変化があったようです。

・今も関係性を保ちながら、笑って話せていることにびっくり。

・話し合う前に、自分を見つめているかどうかが大切なことだと思った。自分を開いて⇒話し合う(出し合う)⇒自分を見つめる⇒話し合う(出し合う)、という経過の蓄積によって、人が成熟していくと思った。

・安心して話し合えると、やさしくなる。

・人が変化(成長)していくのを喜ぶ、「話し合いの文化」が育っていくことが大事だと思った。


・楽しかった。

・自分の願うコミュニティについて再確認できた。

・一人一人の世界(人生、生き方、暮らし方)の背景に何があるのか、知ることができて、話し合いをしているときは、既にコミュニティが現実化しているかのようなリアル感があた。

・アズワンコミュニティの資源を考えながらリアルにコミュニティ像が考えられた。

・コミュニティの中に留まらず、自分を無償で世界の中に活かしたいと思った。

・1日目は他の人の話を尊重したいという思う気持ちから遠慮・気兼ねがあったが、2日目は安心して自分の思うことが話せた。


・社会の圧力・圧迫感がある中で、遠慮・気兼ねなく甘えることの恐さあるが、これから心から安心していくことを体験していきたい、

・自分の本心とは別に言動そのものが(=)自分になっていた。頭の部分だけで話し合っていては、なんでも話し合えることにつながらないと思った。

・一人で悩みや問題を抱えることから、人として生きるには、人は一人では生きられないことを自覚することで、本来の自分に気づいていくことを実感した。

・共同制作のワークを通じて、安心して話し合えているときは、対立が起こりえないことを実感した。

・コミュニケーションやカウンセリングなどの手法やテクニックを支援しているNPOなどもあるが、自分の内面まで見ていかなければ話し合えないことを体感した。
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