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はたけ公園・里山企画 作戦会議

トランジションタウン鈴鹿、
今年は、鈴鹿の里山や街のはたけ公園を舞台に毎月親子企画を開催してきました。
15日(土)は、小さな子供の親子連れが芋掘り、焼き芋を体験。16日(日)は、鈴鹿の里山でキノコ収穫とキノコご飯を堪能しました。
そして、来年に向けての作戦会議も始まっています。子どもを持つお母さん、お父さんが、「地域に子育ち親育ちの場を!」と動き出しているようです。

以下、その作戦会議の一端をトランジションタウン鈴鹿のfacebookより抜粋し紹介します。
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○来年のはたけ公園・里山年間スケジュール、どんなに描くかなあ。

「この間、小学3年と6歳児の母Jさんと、1歳児のママMさんも交えて、話し合ってみたんよ。そうしたら、受け入れる対象をはっきりさせた方がいいって」
「そうだよね」

「Mさんは、ワイルドな企画がいいっていうんだ」
「ワイルドって?」
「あのな、キューリの丸かじりとか、成っているものを採って食べるとか」
「なるほど、たしかにこの夏、2,3歳の子がキューリ一本持ってかじりついていた。結局、全部食べちゃうんだよね。へーえと驚いた。」



「受け入れのとき、KさんとかTさんがいてくれるのも大きい。
この人たち、子どもが好きなんだよね。
芋堀でも、子どもたちになんでもかんでも用意しないんだ。
たとえば、移植ゴテも畑の畝に置いておく。親子でどう掘るか、考えられるように用意してるんだって」
「なるほど、そういうところに面白みが出てくるってわけか」

「見ている、パパやママが、あれしちゃいけない、これしなさいと、あれこれ子どもに言っているという場面があるよね」
「そうだね、子どもがそこからどうするのか、親が見ていられる余裕があったら、子どもはどんなことになっていくか?」
「そんなこと思うと、はたけ公園とか里山は、親と子が育ち合う場、空間というふうに見えてくるね」
「そうなんだよ、Jさんは保育園とか小学校のママさんと友だちがいる。Mさんも、地域のママさんと友だちが多い」
「はたけ公園とかなんかの企画というと、どうしても主催者主導になりがちだけど、実際、地域の子育ち環境と考えたら、保育園とか、学校、地域、家庭とあるわけだよね、そういう環境、空間の一つにはたけ公園なんかも、使ってもらえたらいいよね」
「そうそう、主体は子どもたちだし、パパママだし、どういう子育ち環境を用意したらいいかというのは、子どもたちの状態を見ながら、
親たちが話し合いながら、地域全体の視野で検討できたらおもしろいよね」



「シニアの企画はないのかなあ?」
「うん、今年は子どもの企画に参加するとか、サポートするとか、楽しんでもらうあたりで、どうかと思ってる。実際、味わっている人が
いるもんね」

「この夏、ブドウがいっぱい成った。来年はミカンもできてくる。
はじめ、ブドウ園・ミカン園として、入園料をもらって、地域の人
たちに開放しようかと考えたけど、ちょっとまてよ、と・・・」
「どうして?」
「なんか、もうすこし、子育ち環境の一つとしのはたけ公園という視野からみたら、どんな使い方がいいかなと思ってね・・・」
「ふーん?!」

てな感じで、はたけ公園や里山について、農ある暮らし、遊びのある暮らし、語り合える場がある暮らしなど、描いているところかな。
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