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「もったいない学会」で事例発表

12月13日(土)に東京大学山上会館にて、
「もったいない学会 第一回学術・事例報告大会」がありました。
テーマは、「有限の地球に生きる未来戦略を探る」。アズワンコミュニティの試みも事例の一つとして発表させてもらいました。

以下、発表したサイエンズ研究所の小野さんによるレポート紹介します。


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もったいない学会は、正式には「石油ピークを啓蒙し脱浪費社会をめざすもったいない学会」と言います。詳しくは、学会のHPを参照ください。
http://www.mottainaisociety.org/activity/pg148.html

ピークオイルと気候変動をキッカケにスタートしたトランジションタウンの活動の繋がりの中から、アズワンコミュニティにも声をかけてもらい、発表させてもらいました。
「新たな街づくりの住民参加型の成功条件の事例」のコーナーで、
『都市型エココミュニティ(アズワンコミュニティの試みから)』のテーマで
15分ほど事例報告をしました。



アズワンコミュニティの実態を、もったいない学会の目指す「脱浪費社会・心豊かな社会」という視点から紹介してみました。
「人と人とが家族のように親しくなり、隔てや囲いが無くなるにつれ、 物もエネルギーも必要な所へ自由に流れ、活かされ、無駄がなくなる」という趣旨の、新たな社会像の提案です。



発表の時には、会場いっぱいの人が熱心に聴いてくれました。
その後の懇親会などでも、多くの学者や実践家の人達と交流ができ、新たな繋がりが出来ました。
心ある人達と力を合わせて、「凡てが生かされる心豊かな社会」を実現していきたいと思います。



事例報告のレポートは以下のようなものです。
(事例報告書に、学会当日のスライドの写真や図を入れて編集したものです)
PDFファイルは以下のリンクからダウンロードできます。

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*「モッタイナイ(MOTTAINAI)」と云うのは、世界共通語で、環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したケニア人女性、ワンガリ・マータイさんが提唱したそうです。Reduce(ゴミ削減)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)という環境活動の3Rをたった一言で表せるだけでなく、かけがえのない地球資源に対するRespect(尊敬の念)が込められている言葉が、「モッタイナイ(MOTTAINAI)」です。
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