アズワンコミュニティの2011年

 一月*アズワンコミュニティのパンフレット完成
    *韓国より女子大生がコミュニティ体験で滞在
 二月*韓国より柳相涌(ユ・サンヨン)さんが来訪。
     ユさんの活動に賛同する友人や運動家など続々来訪する。
    *アズワンカンパニー「ラーニング オブ サイエンズ」始まる。
 三月*サイエンズスクールの新コース「人を聴くためのコース」が始まる。
    *コミュニティに住む高校生等、韓国のサンマウル高校へ短期留学。
 四月*SCIENZ1号「やさしい社会」発刊
    *サイエンズ研究所主催でカレッジが四講座でスタート。   
 五月*サンマウル高校の校長先生、職員の方が訪問。
    *エコビレッジの活動家の方が来訪。
 六月*「おふくろさん弁当のお肉とやおやさん」のお店Open。
    *NGO ジュレーラダックの会員さんが訪問。
 七月*名古屋工業大学の学生さんが、コミュニティで試験運用している地域通貨
     「RINKA」を卒論のテーマの一つに取り上げたいと、調査に訪れた。
 八月*「普段着で探訪DAY」開催決定。
    *韓国でサイエンズスクールの「自分を知るためのコース」
     「マイライフセミナー」が開催されこちらから2名スタッフとして参加。
    *VISIONSでアズワンコミュニティを紹介するためこちらから3名が参加。
 九月*アズワンコミュニティ通貨RINKAが運用一年を向える。
 十月*街の畑公園で始まった、「ベジコミクラブ」が盛況。
    *サイエンズ研究所のカレッジ第二期が五講座でスタート。
十一月*SCIENZ2号「人を聴く~心が通う話し合いとは」発刊。
    *「普段着で探訪DAY」ジュレーラダックのメンバーなど、参加者11名。
十二月*「普段着で探訪DAY」に「トランジション・タウン大阪」のメンバーが参加。
    *「普段着で探訪DAY」来年も夏まで毎月開催決定。

ざっと一年を振り返ってみたが、実はほんの極々一部でしかないことを、書きながらに思う。すべてを表すことはできないにしても、このコミュニティの実態ほど、表しにくいものはないとつくづく感じる。

今年はこのコミュニティを見たいという方々が実に沢山訪れた。
きっかけはあったわけだが、最初の一人から、口伝えに次から次へとという具合で、来年以降も続きそうである。
それとは関係なく、地域通貨を調べていて、インターネットでここの「コミュニティ通貨RINKA」にヒットして、調べに来た方もいた。
これからの社会のことを真剣に考えている方々ばかりで、自分たちで社会を変えていこうと、様々な取り組みをされている。
しかし必ずと言っていいほど当たる壁が「人と人」。「話し合いができなくなる」「仲が悪くなる」などなど。

訪れた人は、ここでの暮らしに心地よさを感じつつも「RINKA」やカンパニーやこのコミュニティの仕組みや運営方法が理解できない様子で、大きな疑問を抱えて帰っていくようである。一番の関心事は「どのように話し合われるのか」そして「どのように決定されるのか、多数決なのか、上位の幹部なのか」
そう質問されても、このコミュニティで、意思決定機関があるわけではないし、多数決で何かを決めているのを見たこともない。一応の役職はあるにしても、その人が決めているわけではない。例え「代表取締役」という肩書があっても、その人が上でも下でもない。
そう言えば、何か取り決めがあったり、規約やら何やらも一切ない。
そういうことに、来た人は驚き、首を傾げる。
アズワンコミュニティを訪問して←訪問者のBlog。訪問しての感想が掲載されている。

このコミュニティは、ここに住む一人一人の心の状態の表れなのだろう。だから「こういうコミュニティです」と一括りにはできない。一人一人を語らなければならない。

そして、コミュニティに住む人たちにとってこの一年は、自分をより観察し、検べる環境が充実してきた年でもある。
サイエンズ研究所がサイエンズカレッジを開講し、サイエンズスクールの新コース「人を聴くためのコース」が始まり、一人一人がじっくり自分を検べる機会が増えた。
これは、サイエンズ研究所、サイエンズスクール、コミュニティという、一人一人が大切にされる社会の仕組みが益々浮き彫りになってきたということだと思う。

訪問された方も「サイエンズ」という考え方が、このコミュニティの要ではないかと感じているようで、来年のサイエンズスクールの研修コースへの参加希望が来ている。

来年はどんな一年になるのだろう。

尚ここでは書ききれないことばかりなので、以下のブログをご覧ください。
PIESS NETWORK
鈴鹿カルチャーステーション
かたつむりつれずれ

                (PIESS NETWORK 牛丸 信 記)






   
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2011年 2月

韓国の各地から集まった視察団が来訪
昨年は、日本各地の地域社会活動視察の一つとしての来訪でしたが、その時の参加者の人が主になって、今回は、アズワンコミュニティだけの視察・見学のために活動家の方8名が訪れました。
今後も、続いて視察・見学者を送りたいとのこと。そして、韓国でのセミナー開催から、サイエンズスクール開設へ・・・、とこれからの展開が楽しみです。
ユ・サンヨンさんの同志でもある、イさんと カンさんが初めてアズワンコミュニティを訪れ、見学したり、サイエンズカフェやミーティングなど、ここでの暮らしをたっぷり味わってもらいました。韓国でのこれからの活動が描けてきたようです。

サイエンズカフェでは、「アズワンコミュニティ経済システム」の講座が2回に渡って行われました。みんなの関心が高く、多くの参加者で賑わいました。

えりさんが、津市から引越して来ました。(職場は、アズワンカンパニー弁当部門)
みどりさんが、マンションを変わりました。(すぐ近くになりました)
まどかさん(小林耕一さんの奥さん)が、東京から引越して来て、小林夫妻の新居での暮らしが始まりました。(コミュニティメンバーが多く入居している阿古曽町のマンションです)
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2011年 1月

2010年は、激動の年でした。コミュニティメンバーも続々と増えました。
鈴鹿カルチャーステーション開設(一般社団法人設立)
 (茶室「清鈴庵」、街の美容室「COCORON」など併設)
街のはたけ公園開設
アズワンマンション6の建設
サイエンズスクール鈴鹿NPOへの名称変更
サイエンズ研究所NPOへの名称変更
鈴鹿循環共生パーティNPO設立
アズワンファーム株式会社設立
鈴鹿エコサウンドが鈴鹿市八野へ移転
ミッキーミートオープン
アズワン不動産部開業
アズワンカンパニー社屋がSCS内へ移転
コミュニティ通貨「RINKA」試験運用開始
アズワンコミュニティづくり財団(一般財団法人)設立
・・・その他、各人各様のいろいろな活動。

昨年を振り返って、2011年は熟成・醸成の年にしたいと思いを新たにしています。
アズワンコミュニティ(2011年版)パンフレットが完成しました。
1月2日ショッピングセンター「鈴鹿ハンター」でお茶会が開催されました。 (SCS「清鈴庵」より)
韓国から女子大生4名が、2週間に渡ってコミュニティステイに訪れました。
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2010年12月

アズワンコミュニティづくり財団(一般財団法人)設立
 アズワンコミュニティの経済基盤として、資産の運用をつかさどる機関。
 会社でも個人でも団体活動でもなく、それらのコミュニティ活動を支える社会基盤を作っていくための財団です。
アズワンカンパニー本社移転&ミッキーミートオープン記念パーティ
   SCSにて、総勢約80名が集まり、盛大かつ賑やかに行われました。

韓国 サンマウル高校より視察団が来訪
 来年は、生徒がコミュニティ体験に訪れるそうです。
 また、日本の高校生をサンマウル高校で受け入れる予定もあり、
 相互交流が実現しそうです。
「美し国おこし・三重」プロジェクト担当のプロデューサーらが、地域活性化の活動の視察や調査を兼ねて、アズワンコミュニティを訪れ、今後も継続的に交流を図っていくことになった。

森原徹さん遼子さん結婚披露パーティが行われました。(SCSにて)
峰子さん、恩田聡さん、小林耕一さん、同じマンションへ引越しました。
 (それぞれ数十メートルの引越しでした)
桃子さん(宮地さんの娘さん)が、大阪から引越して来ました。
松島さん(恩田三由紀さんのお父さん)が、広島県から引越して来ました。
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2010年11月

アズワンカンパニー本社が、SCS(鈴鹿カルチャーステーション)内に移転。
SCSで、Suzuka子ども文化芸術祭が開催された。約170名の方が訪れました。
韓国から研修団体が18名で、アズワンコミュニティを訪れた。
(8月に訪れた韓国社会運動研究家グループの一員による企画)
滋賀県東近江市企画部の人たちが、アズワンコミュニティを視察。
その他にも、アズワンコミュニティを見学したり体験したり、訪れる人が増えました。
韓国からは、来月以降、来年も続いて来訪者の予定が続々と入っています。

宮地昌幸さん小浪さん夫妻、狩山雄一さんが、津市から引越してきました。住まいは栗屋さん宅の隣りの一戸建てです。
美幸さんが平田町(約1km先)から、阿古曽町(アズワンコミュニティ地区)のみんなの近くに引越しました。
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2010年10月

牛丸 仁さん(牛丸信さんのお父さん)が長野県から引っ越して来ました。
 (牛丸 仁さんは、児童書などの作家でもあります。)
アズワンカンパニー新社屋11月オープンに向けて、着々と準備。
美容室 COCORON(心音)が、鈴鹿カルチャーステーション内にオープンしました。
韓国から、ゆきさん来訪。
船田夫妻&りょう子さん韓国訪問。
11月には韓国から見学者が多数訪れる予定だそうです。
平井さんが算所2丁目のマンションから、阿古曽町の栗屋さん宅へ引越し。
 (栗屋さん宅2階が平井さんの新しい住まい。)
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2010年 9月

コミュティ通貨 RINKA 試験開始から1ヶ月あまりで、実用範囲が大きく広がる。
アズワンカンパニー、サイエンズスクール、鈴鹿カルチャーステーションなど、RINKA を使える所が増え、地域通貨としても類を見ない程の規模と額に成長していきそう。

アズワンファーム 今年の米作り 稲刈り完了
年々米の消費量が増え、今年の生産量だと、コミュニティとおふくさん弁当で、数ヶ月で使い切ってしまう。
来年は水田耕作面積が、3倍~4倍になる見込みです。

アズワンカンパニー本社機能をSCS内に移転する計画で、改装工事始まる。
中山さん夫妻結婚披露パーティがSCSにて盛大に行われました。
津市から、大平夫妻が引越して来ました。
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2010年 8月

韓国から、都市での草の根市民運動の育成を国費で研究しているグループが、研究対象として、アズワンコミュニティへ来訪。

コミュニティ通貨の試験運用に向けて、説明会開催

アズワン株式会社が、宅地建物取引業者としての許認可を受けて、正式に不動産事業を始動。

八重樫さん他、津市から相い継いで、引っ越しがありました。
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2010年 7月

鈴鹿カルチャーステーション(SCS)一般社団法人として設立
 (代表 坂井和貴 館長 内藤正明)
鈴鹿カルチャーステーション オープニングイベントが、多数の参加者、来賓などを迎え、盛大に行なわれた。
開館以降、子ども企画や語学教室、音楽会、セミナーなど、多彩な催しによって、人の集う場になりつつある。
佐々木さん夫妻の結婚披露宴が、SCSにて行われた。
第31回「研究所サロン」も、SCSにて開催。

岐阜から富田さんが、アズワンカンパニーの一員として、近くのマンションに住まいをかまえた。
津市から中島さん一家が、引越し。住まいは、アズワンマンションⅠ。
伊賀市からも夫妻で、阿古曽町内のマンションへ引越し。
高崎さん夫妻が、鈴鹿市国府町の家へ引越し。
栗屋さんが、元の高崎さん宅へ引越し。

アズワンカンパニーでは、全社員・従業員に向けて、各部・各所でのいろいろな活動を紹介する社内報を発行。
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2010年 6月

「サイエンズ研究所」(NPO)への名称変更の認可を受けた。
「サイエンズスクール鈴鹿」(NPO)への名称変更の認可を受けた。
アズワンファーム株式会社 設立
鈴鹿カルチャーステーション(SCS) 一般社団法人として設立
「街のはたけ公園」開設
鈴鹿ハンターの協力のもと、アズワンファームが耕作を手がけ、SCS事業の一環として、スタートした。

KIESS(循環共生社会システム研究所NPO)が、SCS内に事務局を設置
SJP(鈴鹿循環共生パーティ)が、SCS内に事務局を設置
SCS内に、その他各オフィスが移転
 ・サイエンズスクール鈴鹿  ・サイエンズ研究所事務局
 ・PIESSネットワーク事務局 PIESSネットワーク広報部
SCS(鈴鹿カルチャーステーション)開設に向けて、地元の自治会との懇談会や説明会が開催された。

大内けい子さんが長野県から引っ越して来た。
元田Yさん牛丸Yさん女性二人で、アズワン㈱に近いコーポKに新しい住まい。
中井容子さんが亡くなった。(享年93歳)
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