自宅の本棚がコミュニティ図書館に!ブックシェア開始!



すべてが開放されて、すべてが生かされる世界の実現に向けて、
今回は、本を切り口にした試みを紹介します。
自宅にある本をもっと活かせないかな?と考えたことはありませんか?
読書好きな人ならあるかもしれませんね。鈴鹿コミュニティにもいました。そんな人が。

「コミュニティ内で本の貸し借りをしてみたけど、自分の本が誰かの家に行って戻ってこない。そのまま行方不明になってしまった」
「本を自由にやりとりしたいけど、簡単でシンプルなシステムはないかな…」

そんな課題を持っていたOさん。数年前に韓国で、『リブライズ』という「本を通じてコミュニティスペースを面白くするサービス」の開発者に出会いました。
「このシステムなら出来る!」と閃き、最近になって、数人で準備をはじめたのです。
それが「リブライズ」を使った図書館です。
本のバーコードを読み込むだけで、WEB上に本が登録され、その本をコミュニティメンバー は自由に閲覧でき、借りることが出来る仕組みです。

11月21日、コミュニティ内で説明会が開かれて、いよいよ試運転開始!
〝自宅の本棚がコミュニティ図書館に!〟が本格スタートしました。
本のバーコードをピッと読み込むだけで、WEB画面にその本の表紙が出てきます。ちょっと驚き!これでコミュニティ図書館への登録完了。「ついつい面白くなって自宅の本を次々と登録してしまった」と言うくらいこの作業も楽しそうです。



これがWEB上に出来た図書館です。検索して読みたい本を探すことができます。始まったばかりなのに蔵書数は1650冊を超え、どんどん増えています。ちょっとした図書館並の冊数になりそうです。。


スマホが図書カードになります。
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秋の実り、お米を作る目的は何だろう?


(スズカファームの稲刈り風景)

お米が問いかけるもの

黄金色に実った稲穂をコンバインが刈り取っていきます。秋晴れの空が眩しい収穫風景です。今年も豊かな実りを迎えました。

スズカファーム(アズワン鈴鹿コミュニティにある会社)では、周囲の人たちの協力の中で、機械も田んぼも、借りたり譲ったりしてもらいながら、毎年お米を作ってきました。お米は、コミュニティの人たちの食卓に上ります。

「お米作って、売って、ナンボの世界で農業してるんでなく、食べてくれる人がいるから作ってる。本来、農業ってそういうもんやろ。食べてる人もファームで作ってるという安心があるんじゃないかな」とファームの稲垣さん。

「お金を介在しないで、実際のものが行き交う関係だから、実際のことに関心が向いていく。でないと、スーパーでお金出して買ったりしてたら、自分が買った米って思っちゃうかな…。実際は、自然からの恵みだし、人が作ってるもの。そういう実際があるんじゃないか」とも。

農業を営む稲垣さんに、コミュニティづくりと農業経営の関連を聞いてみたのでした。お米を食べられるから、食べている人たちが暮らせています。そのお米づくりも周囲の協力や自然の恵みによってもたらされているという実際があります。


(稲垣さん)
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「個体の能力を最大に発揮させたい!」 スイカ作りへの思い



“放任栽培”で能力発揮?

暑い夏がやってきました。夏と言えばカキ氷? いやいやスイカでしょ!
は、ともかく、今年の「街のはたけ公園」で採れたスイカは格別美味しい気がします。ずっしりし重く丸くて大きい、割ってみるとその赤みの濃いこと。食べれば甘さとみずみずしさが体にしみわたる…。
そこでスイカ作り15年になるという中井さんに極意を聞いてみました。

「今年は畑自体がよかった」
と、まず一言。栽培する畑を毎年変えているそうで、
「ぼくが、スイカの持てる能力を発揮させたいという気持ちが継続していること」だと。なぜなら―
「その畑の場所を毎日通るから。毎日様子を見ているからじゃないか」だって。

「毎年、蔓が重ならないようにみていた。放任栽培でもあるんだけど。畝と畝が5メートル。株と株の間を3メートルとって蔓が伸びたいだけ伸びるようにした」そうです。一般的にはそんなに広くしないみたい。
4月に苗を植えて7月1日に初収穫できるように、毎年やっているそうですが、今年は、さらに、蔓の先の方にもまだ実が成り、8月のお盆まで収穫できるんじゃないか、と期待が膨らんでいます。

天候もよかった?

「もちろん天候次第。だから、ほんまに自分で作ったとは言えない。毎年不思議に思う」

スイカ栽培を通して、“そのものの持てる能力が最大に発揮されるには”ってことを探究しているのかな。

今年もはたけ公園で、コミュニティスペースジョイで、職場で、家庭で、あちこちでスイカを堪能してますよ。
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ジャガイモ収穫はファームの祭り・・その中身とは?


(写真はヤマトさんのFBより)

朝4時30。まだ薄暗い日の出前にメンバーは集合し、現場へ向かう。
スズカファーム恒例のジャガイモ収穫作業だ。畑は鈴鹿市周辺に点在し今年は3町4反ある。梅雨の晴れ間をみて、約2週間で一気に収穫するという。
メンバーは、ファーム以外からも駆けつけてくる。普段はおふくろさん弁当で働いている人も、休みの日や朝だけ来てくれたり、アルバイトもいる。若い「アズワン留学生」たちの力も大きい。そんなみんなが寄って集って進めている。

「ファームのお祭りやな」

CEOのイナちゃんこと稲垣功さん(54歳)はそう表現する。
「祭りもなんのためにやるんやろうな? 神輿担いだり山車を出したり、結構大変なことをみんなで楽しんでいる。ジャガイモ収穫もそんな感じかな~」

その背景を少しでも知ろうと、イナちゃんを尋ねた。

(記事の最後に動画あり)


(写真=アイスバーを持っている青い服がイナちゃん。
「休憩にはアイスは欠かせない」)





記者が取材に行った日、ちょうどメンバーたちは木陰で休憩中だった。しかし、その賑やかなこと。ジュースやお菓子を頬張りながら、お喋りに夢中で、笑いが絶えない。祝宴をあげているような楽しさ。さながらお祭り騒ぎだ。しばし休憩後、再び作業に入っていった。
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6月 SUZUKA FARM 情報

今月のSUZUKA FARMの様子を、Akoさんのレポートより
お届けします。


若者がいっぱい



今日のファームは若者がいっぱい‼





俊幸君の奥さんの藍ちゃん
岡部さんの娘の春花ちゃん
留学生のセリちゃん、ヨンジュちゃん
本巣ヒロ君、ヨッシー、パル君こと進藤清張君
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おふくろさん弁当10周年記念まつり



おふくろさん弁当10周年、何が実現されているのか
―― 人が育つ職場とは?
   《記者・いわた》

5月で開業10年目を迎えた「おふくろさん弁当」。今年は、10周年記念まつりとしてスペシャル弁当を3日連続で販売しよう!と計画していた。毎月1度、「スペシャルの日」と称して、豪華なお弁当を通常価格で提供している。人気もあって注文数は平日よりもグンと多いスペシャル弁当だ。もちろん、調理する方も配達する方もいつもより人手がかかり大変ではある。それを限定1500食で3日間連続でやってみようと企画したのだった。

予想を超える注文数で、当事者たちも驚いていた。3日連続で頼む客が多かったと。そして、「事件にならない事件」が、最終日に待っていた(こういうエピソードは、『幸せを運ぶ会社・おふくろさん弁当』の本にも満載しているのでそちらもご覧頂きたい)

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アズワンセミナー開催 迎えた人たち



 5月2日に始まった第3回アズワンセミナーは5泊6日の合宿を終え、7日、参加者23人は元気に出発していきました。
 別れ際では、お互いにハグしたり、涙したり、別れを惜しむ姿があり、その光景に記者もホロリ‥。この期間に何があったのだろう? お互いの中に結ばれた心の絆? そんな人の情が溢れているようでした。

 鈴鹿でのセミナー開催にあたっては、多くの人たちが関わりました。直接・間接を含めたら、どこまでが関わった人と言えるだろうか、と判断しかねます。参加者と寝食を共に過ごしたスタッフ8人、食事を用意してくれた生活スタッフ、料理を作ってくれたおふくろさん弁当の方々、事務局・運営スタッフ、送迎ドライバー、コミュニティ案内メンバー、交流会に参加した人たちなどなど、最終日は鈴鹿コミュニティ総出だった印象です。

 そんな人たちに迎えられ、見守られ、支えられて開催出来たセミナー。この開催を喜び、協力したい人たちの気持ちが、参加者へと届いていたようにもみえました。最終日、鈴鹿コミュニティを参観した時の様子を写真で紹介します。


おふくろさん弁当でエピソードを話す岸浪知子さん。
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暮らしの中のサイエンズ ゼミ 胸弾む新年度スタート!

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春、新学期。子どもたちが初々しく迎えたように、アズワン鈴鹿コミュニティの人たちもまた、この季節に胸を弾ませています。その一つが、「サイエンズゼミ」の新年度スタートです。
昨年に開講したゼミが3月末に終了し、4月から新たに始まりました。
新しいメンバー構成で新しいテーマで始まっています。コース数も増え、参加にあたっては、ちょっと関門もありました。

参加にあたりレポートを提出すること。ゼミ開始前には着席していること。毎回レポートを提出すること・・などなど、ちょっとしたハードルが…。「あれ!? アズワンにはルールや規則がないのでは?」、そんな疑問を持つ人もいるでしょうか? これは規則かな?

参加者はそんな難関もなんのその、各ゼミごとに、毎回レポートがFB上にアップされ、その意欲がビンビンと伝わってきます。
「新しい社会創造」への熱意でしょうか。日々の暮らしの中に「サイエンズ」が浸透していくようにも感じます。なんだか皆さん生き生きしてる。

サイエンズゼミとは、サイエンズの理解を深め、本質的なものを探究する機会として設けられたもので、参加対象は、サイエンズ研究所会員です。コミュニティの人たちがみな参加しているわけではありません。自主参加です。しかし、鈴鹿コミュニティにとっては、ゼミの存在は欠かせなくなっています。

日常の中に探究する機会があることで、決めつけや固定した自分の見方に気づきやすくなり、実際や本来のものを知っていこうとなっていきます。

少しでもそんな息吹をお届けしたく、参加者たちを取材しました。

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●アルコールベースからゼミベースの暮らしへ

Oさんは、今年正月に、毎日飲んでいたお酒を止めたと言います。それも、決断したり、決意したのでなく、なんとなく、「止めてみよう」と思い、それから飲んでいないとか。大きな理由はないようですが、体重が減らないことを気にはしてはいました。
今、止めてみて、お酒を飲んでいた頃の自分が、どんな暮らし方だったのか、よくわかるそうです。
「料理も酒のつまみに見ていたり、酒に合う料理を選んでいたり。仕事を終えて家に帰ると、晩酌しながら過ごす日々で、アルコールをベースに暮らしていた。今は、お酒がないので、夜は何しようかな~って考えているところ。みんなのレポートを読んだりして、ゼミをベースにした暮らしになってきた」と言います。

この話は、お酒を止めることを推奨しているものではありません。Oさんの止めようと思った心境やその背景があるのだろうと思います。すーっと要らなくなる暮らしっていいなあと思いました。
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日々の暮らし 「桜ご飯」

 我が家は、来客が多く、今はブラジルから省吾さん、奈々子さんがホームステイしています。昨日は二人のゆかりの子たちが訪ねて来て、パスタパーティー。私も若い子が作った3種のパスタなどご相伴にあずかりました。美味しかった!その中の一つは桜ご飯。悦子おばさんが持たせてくれたそうで、去年作った八重桜の塩漬けを載せて、きれいなピンクに蒸しあげたおこわ。桜の香りがして、すごく上品な味。初めて食べたけど、こんな素敵な伝統食があるのかと感激した。

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                            中井佳子
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春 新学期でお引っ越し~

今日は、「スペースJOY」と「コミュニティオフィス」がお引っ越し~
なにせどんどん変化進化する?アズワン鈴鹿コミュニティです(笑)



その様子を、ほんの一部紹介します。

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