第4回 『リンカやってみて』に参加して
RINKAやってみての声を聞く会に参加した人の感想が寄せられました。
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リンカが始まって1年がたった。当初、説明会に出席している人の多くが『わけわから~ん』顔をしていたことを思い出す。
実際の生活に密着してリンカが回っていることに、すごいことだなとつくづく思う。地域通貨が成功した例を、ほとんど聞いたことがない。
しかし、アズワンの仲間内では毎月平均150万リンカが使われている。
コミュニティのあるところ・人のつながりがあるところに投入しなければ、地域通貨は成功しないという実証だろう。
当日、初めてリンカを使ったという人が、感慨深げに『マイナスから始まるんですよね』。円は手元がプラスでなければ使えない。リンカのおかげで、したいとき・ほしいとき、つまりジャストタイミングで手に入る。
ちょっと贅沢で円の世界では手が出しにくい文化的な活動も、リンカのおかげで享受できる。多くの人が、リンカのおかげで『豊かさ』を感じている。
買うのではなく、戴く。リンカの数字すら人の顔に思える。自分がしたことの対価に、もう別にリンカもいらない。
みんなの心がどんどん豊かになっていく。
円で支払いをすると、お金で方をつけたという感じ、その行為に対する感謝とかもそこで打ち切りという感じがしてくる。だが、リンカにはどこか和みがある。この違いって、説明できないけど確かにみんなが感じている感覚だろう。
リンカを使っていると、つくづく値段ってなんだろうと思う。
(冨田伸子)
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