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韓国恵共同体81人のスタディツアー!



リーダーも上下もない「次世代型組織運営(ティール組織)?」で受入準備を進めてきた韓国恵共同体81人のスタディツアーが5月4日から7日まで行われました。子どもたちは3泊し、大人たちは2泊3日を過ごし、アズワンの目指す社会を探究する中身の濃いツアーになったと思います。

最終日はお互いが一つの家族になれたような感慨がありました。3日間の短い時間を共有しただけですが、閉会式では感動の涙に…。快晴で迎えたツアーも、別れの日は雨空となり、別れを惜しんでくれたような気がします。





初日、歓迎式で、恵の人たちがアカペラで『イマジン』を、全員で合唱を披露してくれました。

「街のはたけ公園」で

蓮池の前で

「コミュニティスペースJOY」を参観中

2日目はコミュニティの各職場を3つのグループに分かれ、歩いて探訪。とても熱心に耳を傾けているようす。一人ひとりの中に、発見や気付き、驚き、心が動くものがあるようです。深夜0時を回っても話しは尽きず・・通じていくものを感じています。




リーダーのいない共同体を目指したい

恵共同体の父親的立場である牧師さんが帰り際にこんな話をしてくれました。

「鈴鹿コミュニティが何を基盤にして運営しているのか、以前から話しに聞いていた、『本質に重点を置く』とは何か、漠然としていたものを、ここに来て感じ取れました。

 自分たちの共同体を持続可能にしていくにはどうしていくことか。他の共同体(韓国には様々な共同体があるようです)を訪問し、交流し、模索する中で、アズワンに出会い、今回の訪問となりました。

そして、来てみて、自分たちが求めるものがここにあると感じ、とても安心しました。どうしたらよいか、という方法を模索していたのですが、本質に重点を置いたら、その方法はどうにでも変えていける。ゼロに戻って考えられる。その本質をここは基盤にしていると感じられ、感動を覚えました。

参加したメンバーの中にはもっとここのことを知りたい、サイエンズメソッドを学びたい、そんな希望も出てきています。これからも互いに交流していきたい。」
そんな話しでした。



牧師さん自身がリーダーに頼らない組織運営を求めていました。自分がいなくなっても、自分の子どものように愛しているみんなが主体的に創っていけるような持続可能な共同体を目指していたのです。
その可能性を発見したことを喜び、生き生きと語ってくれました。

これからがますます楽しみです。



受け入れに直接関わった人やバックでサポートしてくれた人たち、いろんな役割・立場で運営された今回の受け入れでした。一つの物語になりそうです。


最後の日、子どもたちがダンスを披露してくれました。


このツアーのレポートを『韓国・恵共同体、アズワン物語』と題して、現在レポート中。随時、公開していきます。(記事:いわた)
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