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20歳の夏を共に過ごした!アズワン鈴鹿ツアー



20歳、大学3年の今。
皆さんはどうしていましたか? 

8月4日から7日まで、日常から離れて、これからの社会や自分の生き方を考えたい、という若者たちがアズワン鈴鹿ツアーに参加しました。



彼らは明治学院大学国際学部の3年生で、辻信一ゼミの3人でした。
現在、サイエンズアカデミー生として学んでいる岡田拓樹君の後輩になります。
最初は、コミュニティのお金の介在しないシステムや仕組み的なことに関心があったようですが、3日間を過ごしていくうちに、人と人のつながりや何でも話し合える関係といった、人の内面の深いところを大切にしていることが伝わっていったようです。

まず、このコミュニティがどう成り立っているのか、根本について知れた。また、人々と関わったり、話を聞いたりして、皆が大切にしていることがしっかり共通認識としてあることがわかり、今、自分が暮らしている環境とどうちがうのか、私が生活する上で何を一番に大切にしたいかなど、鈴鹿コミュニティを見て、はっきりとまではいかないかったが、少し見えたような気がした。
“人と話をする”、“人を聴く”、“自分を知ってもらう”ことが、どこか面倒くささを感じていたが、それがないから普段あるモヤモヤというのがあるのかなと、今は思います。(深澤さん)


はじめはお金を介在しない経済への興味を持っていましたが、見ていくうちに、生活するみなさんが自分の内から出るものにしっかり向き合い、消化し、それが“他の人のため”につながっていることが見えてきて、その魅力にひかれました。自分に向き合うことは、あえて、そのための時間をとらなければ難しいと感じました。
今回、自分に向き合う時間と、それを共有して客観的な視点から掘り下げてくれる人がいて、気持ち良かったです。(高瀬さん)


コミュニティの色々な部門のつながりや共通していた“話し合える関係”ということがどういうことかを知ることが出来た。
話し合いの機会を通して、自分たちが普段どう話せていて、どう話せてないのかが分かった。これからの生活や仕事に活かしたい。(柴田さん)
そして3人が、口々に「またゼミのみんなと一緒に来たい」と言っていました。その大きな理由の一つが、夜のアウトプットの時間の豊かさでした。ここの人たちだったら、何を言っても安心だと感じて、普段は他の人に言ったことがなかった自分の心を、ゆっくり開いて見つめながら話したこと――ミーティングの輪の中で、ドキドキしながら言っても、誰も責めたり、笑う人がいなかった。その途端に、急に心も体も軽くなった経験をしたそうです。自分の内面を見て、何を言ってもいいし何も言わなくてもいい、そんな空間を他のゼミ生とも一緒に経験したい。

新しい社会の試みが、こんな対話をベースに成り立っていることも感じたようでした。
20歳の柔らかなまっすぐな心に、鈴鹿ツアーで何が映ったでしょうか。

*10月14日の辻信一×ソーヤー海君によるしあわせの経済プレフォーラム@アズワン鈴鹿にも、3人は参加して場を一緒に作ろうと計画中です。周りにいる若い人たちにも、声をかけてみませんか。


その人らしく本心で生きられるコミュニティ!
アズワン鈴鹿ツアー
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