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社会に愛されて・・・

今回のコミュニティに暮らす人は、
イモちゃん本人の日記を紹介したいと思います。

コスモス
イモちゃん自身、アズワンコミュニティに暮らしながら、
『ここは、どんなコミュニティなんだろう?』と探訪しています。
先日は、韓国からの訪問団一行の懇談会に出席させてもらい、
その時に思い浮かんできたことを日記に書いてみました。
どうぞご覧ください。
イモちゃんの日記より(2012.07.01 Sunday)

金曜日に、韓国からの訪問団の懇談会に参加させてもらった。
PIESS広報からの取材をと思っていたのだけれど、
懇談会参加という感じになって・・・
「最近、心に残ったこと」ということで、私も話させてもらった。

『最近、どんなことがあったかなー?』などと思いながら、
思いつくまま発表した。
言いながら、言ってみて、
『私は、特定の誰か!というのでなく、コミュニティ(社会)に愛されている、まわりが愛してくれている』という思いが湧いてきた。
振り返ってみると、そういうように実感することの繰り返しの中、
安心が宿ってきたように思った。
心が立ち直ってきたというか・・・。

社会が私という個人を愛してくれているという感じか・・・
親からの愛情のようなものが、社会というものから注がれている。

日々は、いろいろ思うし、心の状態もいろいろだ。
割合でいうと、正直なところ、いまだに不安な状態の方が多いかも。
でも、ここで暮らしているうちに、ここの本質に触れ、
時として、そこに気づき実感するのかな。
ふわっと安心に包まれていることを知り、心温まり、安心する。
社会から愛されているというのは、絶対的な安心であるようにも思う。

私は、懇談会に参加するとき、こういう思いになることが多い。
ここを訪問した人の話しを聞き、自分を振り返り、このコミュニティを振り返り、このコミュニティを思うとき、ジワッとくる。

懇談会でこういうことを言おうとか、
そういう何かを用意しているわけではない。

ここで暮らしているうちに、いつしか『人の心』に触れているようだ。
接っしているのは何人かなんだけど、その人の心を受けている。
そういう心の人がいる。
言葉で上手くいえないけれど、社会に生きている人なのかな~。
私は、そういう愛情が糧になって生きていけている、そんな感じがする。


(記事 中野敏美)
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