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韓国セリちゃん探訪団の感想

2月6日~9日、昨年韓国から長期交流していたセリちゃんに誘われてやってきた5人メンバーがコミュニティ探訪しました。その感想を紹介します。

ダンディ
ダンディ 2町。歩くことができる距離内に複数の家庭が一緒に集まって住む姿が良かった。近すぎても、あまり遠くもない適度な距離で、互いに一緒に連帯する方式が調和として感じられた。私の住む町もアズワンコミュニティのようにやって行けるだろうか、想像してみる。

経済。アズワンコミュニティの経済構造は、従来の資本主義方式とは大きな違いがあるようだ。しかし、これを短い探訪期間中に理解することは難しかった。

サイエンズ。アズワンコミュニティの核心だと思う。ここの人々の言葉、行動、表情を見て、サイエンズが気がかりだ。サイエンズを通してここの人々が穏やかになり、調和し成長していくように見えるからだ。


サイダ
私は今年で四十になった。2回目のはたちになったわけだ。それでもう一度いかに生きて行くべきかと、考える時間を持つことにした。その間慣れてきた自分の人生に対して別の局面を迎えようと、やってきた仕事をやめて最初の心に戻って人生を想像してみようと思った。この選択は、もうこれ以上は今までの生き方ではいけないような危機感から始まったのであり、ますます保守的になっていく自分への一種の警告のような意味でもあった。そう思っていた頃にアズワンコミュニティについての話をどこかから聞いた。優しい社会を試みているというのは耳寄りな話であった。おそらく慣性のままにしてきた事柄を、再び「人」を中心に置いて、「一緒に生きる」ということを考えてみることができるんじゃないだろうか?私に必要なのは「人生について研究する時間」だったことを理解し始めた。アズワンコミュニティを見回して人々に会い、一緒に試みていることと人との関係を察して見ながら、これまで私は何を逃していたのかに気づけるようになった。

それは「心」だった。人に良い事をしようと、良い社会を作ろうと言いながら、そして信念と正義を実現しようとしながら、円座してお互いの話に耳を澄ましたりお互いの心を見ようとする余裕もなく、ただ前だけを向いて急いて走ってきた感じがする。そういう風にやって来ながら守らなければならないことが多い保守的な人になり、すべてのことに経験を前面に出してこうするべきだという方式で関係を作ってきたことを振り返って見ることになった。

アズワンコミュニティのすべての人々は、人と人生を探求し、分かち合い、新しい社会を作っていく知恵を交わすことができる人だった。謙遜な心が、優しい関係を作っていく根本であったことを発見した。また韓国に戻ると、丁寧に人や世界を接することができる、小さな集まりを開きたいと思っている。アズワンが今ここでできることを実践していくように、私も帰ったら今ここでできることを見つけるために、まず円座してお互いの話に心を傾ける時間を設けてほしい。こんな大事な誓いを立てるように機会を作ってくれた縁に感謝の気持ちを伝える。終わり。


パク・フンミ
「As one」での3泊4日は、いつもどこでも「歓待」が満ち溢れました。本当に懐かしいお客さんのよう迎えていただいて、食事も、毎時間毎時間も、そして一緒に話を交わす瞬間も、おもてなしの温かさがあふれる時間でした。ひたすら私達に集中してくれる感じ。

そのような瞬間が不自然でなく、くつろいだ時間でした。 「As one」をうまく見せようというよりは、家族のように接してくれる感じかな。

3泊4日ですが、それぞれの人生も、複雑そうな社会の問題も、一緒にやっていくこと。そういう一緒にしていく社会を作ること。

今回はきっかけ。一緒に人間らしい暮らし、人間らしい社会を作っていく友人ができて、本当にうれしいです。
「As one」というところが世の中にあるということ。真剣に生き方を作って行っていることに真に感謝する気持ちです。ありがとうございます!


イ・サンファン
出会う人、環境が楽だからか、安らかで自然だ。心の中の問題がだんだん小さくなってくる。今日まで3日間過ごしただけだけど、一ヶ月は居てたような気がする。色褪せた宝石が再び澄んできれいになった感じだ。

無固定!安心!こういう言葉がますます心に定着された感じ。
・・・(中略)
ありがたく、充満した時間。自分を空けていく時間。もう一度知り得た時間。アリガトウゴザイマス!


ホン・ジオン

私がどんなことを思って、子供を育てたり修行したり人々に期待しながら生きてきたか、振り返ることができました。窟の中にいるような気分だったんですが、また少しずつ光が見えてくる感じです。世界の為の仕事をしているのに、もっと頑張るってもうできないのに、それを分かち合ったり、話し合える人もなく、走って行かなければならい道は果てしなく遠いし、座って休もうとしても休む方法が分からないし、泣いていたらこう考えを変えてみろと簡単に答えを提案するし。もっと自分自身が気に食わなくなりました。

何でも話せるし、そこから起こっている変化を感じて一緒に話しながら自分の状態を振り返れるし、一緒にして行きながら本性に合う社会を作っていく、アズワンコミュニティの試みに興味が湧いてきます。そして、私の人生も、自分の中にあるものや自分を成していることも知りたくなります。なぜうまくできなかったんだろう?なぜそうなったんだろう?もう一度考えられる力を得てから帰ります。よく食べて、よく眠れました。ぐっすり休みました。子供と一緒に幸せに生きられる世界を作って見たいですね。
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