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【メルマガ 伯宮幸明】アズワンコミュニティ鈴鹿を訪問して

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    危機をチャンスに!「大恐慌を生き抜くサバイバル術」

    第56号 アズワンコミュニティ鈴鹿を訪問して

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    ●目次●

    ■サバイバル・コーチ

    ■ロハス英会話コース

    ■『幸せの経済学』上映会・in・東近江市

    ■インテンショナル・コミュニティ

    ■アズワンコミュニティ鈴鹿

    ■働きやすい職場づくりを目指している

    ■みながアズワンカンパニーに所属しているわけではない

    ■様々な活動

    ■自由で開放的

    ■サイエンズ

    ■サイエンズスクール

    ■サイエンズ研究所

    ■訪問も可能

    ■脱原発世界会議

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    ★サバイバル・コーチ★

    こんにちは。伯宮幸明(たかみや さちあき)です。

    このたびはメルマガへご登録いただきありがとうございます。

    3・11以降社会が大きく変わりつつあります。
    エネルギー政策をはじめ、あらゆるものを見直す時が来ました。

    震災後の社会を創造するには、従来の枠組みではうまくいきません。
    新しい枠組みに基づいた包括的なパラダイム・シフトが必要なのです。

    私は震災が起きるちょうど一ヶ月前に『百姓レボリューション』という小説を発売しました。 小説では、関東に大震災が起き、その後貨幣経済も崩壊し、 日本は無政府状態となります。主人公たちは百姓ビレッジというエコビレッジ を建設し、そこが新しい社会のひな型になっていきます。

    そしてこの度、震災後の社会で生き残るための手引書『大変動時代を生き抜く 完全サバイバル・マニュアル2』を書き上げました。

    『大変動時代を生き抜く完全サバイバル・マニュアル2』
               

    現在、サバイバル・コーチと名乗り、大変動を生き抜くためのサバイバル情報
    を発信しています。

    田舎暮らし、有機農法や自然農などの農法、パーマカルチャー、地域通貨や物 々交換、エコビレッジや地域コミュニティ、トランジション・タウン、自然エ ネルギーなど、震災後の社会を生き抜く上で必要な情報を中心に発信していき ます。

    よろしくお願い致します。
    Zen・クエスト

    伯宮幸明ロハスピ・コラム

    twitter

    『百姓レボリューション』

    震災後の社会をそうぞうする
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    ★ロハス英会話コース★

    現金収入を得るXの活動の準備も進めているといいましたが、ようやく準備が整いまし た。滋賀県東近江市の八日市町で英会話教室を始めます。Kenglish Shoolといって、 一般英会話コース、TOEICコースだけでなく、ロハス英会話コースも設けます。
    Kenglish Shool(ケングリッシュ・スクール)

    ロハス英会話コース

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    ★『幸せの経済学』上映会・in・東近江市★

    その東近江市で1月15日に『幸せの経済学』の上映会があります。ワールド カフェとセットのイベントです。八日市図書館や五個荘図書館が主催している 所がさらに面白いです。

    ちなみに東近江市では、東近江市の将来像を描く市民会議が複数回実施され、 そのイメージ図が描かれたそうです。
    東近江市内で事業を営む立場として、今後の展開が楽しみです。

    ●タイトル:「いあわせる」は「しあわせる」
          −みて・たべて・かんじて みんなでつくるしあわせの時間−
    ●日時:2012年1月15日(日) 13:00 会場  13:30 開演
    ●鑑賞料金:無料
    ●会場:てんびんの里文化学習センター (滋賀県東近江市五個荘竜田町583番地)
    ●お申し込み:電話又はファックスでお問い合わせ下さい。
    ●申し込み先:
    東近江市立五個荘図書館 TEL 0748-48-2030  FAX  0748-48-6445
    東近江市立八日市図書館 TEL 0718-24-1515  FAX  0748-24-1323

    ●内容:第1部  「幸せの経済学」上映会
            「幸せの経済学」HP 
       第2部  カフェでほっこり(ワールドカフェ風)
       その他  身近なしあわせを集めた「幸せの木」の展示や地元のこだ     わりのお店に集まっていただいてマーケットも開催します。 http://www.shiawaseno.net/archives/2648

    この映画はヘレナ・ノーバーグ・ホッジさんが作った映画で、ローカリゼー ションをテーマにしています。昨年2月に横浜で試写会があった時私は取材 し、動画レポートをアップしています。

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    ★インテンショナル・コミュニティ★

    『アネモネ』1月号の記事でインテンショナル・コミュニティのひとつとして アズワンコミュニティ鈴鹿を紹介しました。インテンショナル・コミュニティ というのは、ある目的を持って意図的につくられるコミュニティを指し、エコ ビレッジと非常に近いものです。正確に分類すると、エコビレッジが環境をひ とつの軸にしたコミュニティであるのに対してインテンショナル・コミュニティ は必ずしも環境を軸にしているわけではないという違いや、エコビレッジがエ コ建築の分譲住宅地のようなものも含むのに対してインテンショナル・コミュ ニティには集団としてのつながりの強いより共同体的な要素がある違いなどが あります。

    インテンショナル・コミュニティとは

    定義からみると『百姓レボリューション』に登場する百姓ビレッジはインテン ショナル・コミュニティですし、かつては共同体と呼ばれていた、ユートピア を目指したコミュニティづくり、これがより反映されているのもインテンショ ナル・コミュニティのほうだと思います。

    以前、エコビレッジ研究の第一人者として知られる糸長浩司さんをインタビュ ーした時に、日本においてインテンショナル性の強いコミュニティはまだまだ 少ないと言っていました。
    インタビュー動画

    私自身も、山岸会を除くと、大きい所は木の花ファミリーぐらいしか知りませ んでしたので、事例として紹介する時に少なすぎると常々思っていたのです。

    ところが、インテンショナル・コミュニティの定義に当てはまるもうひとつの 場所が最近新たに注目されてきたのです。

    アズワンコミュニティ鈴鹿です。

    そこで、11月にここを訪問してきました。

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    ★アズワンコミュニティ鈴鹿★
    三重県の鈴鹿市にあるアズワンコミュニティ鈴鹿には約100人の人たちが暮 らしています。世帯はそれぞれ別ですが、みな歩いて行き来できるぐらいの界 隈に住み、家族のような付き合いをしています。

    メンバーの多くは同じ職場に勤務しているので、日々顔を合わせています。

    アズワンカンパニーという会社で、お弁当屋さん、農場、工務店、不動産屋、 人材派遣業など様々な事業を行っています。

    アズワンカンパニー

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    ★働きやすい職場づくりを目指している★

    アズワンカンパニーは、職員が心地よい状態で働ける職場をつくろうというこ とで生まれたそうです。当初はコミュニティのメンバーの多くが外に働きに行 かなければならず、みなが共に過ごす時間があまり取れませんでした。そこで、 自分たちが理想とする概念をまずは職場に反映させようとすることになったそ うです。

    ここにはルールのようなものがありません。遅れてきても誰も咎められない。 みなが仲良く、心地よい雰囲気で働けることを目指しているようで、上下関係 も存在しないといいます。何でも話し合える空間にしています。給料も各自異 なり、会社と話し合って決めるのだそうです。休日もそうです。週休3日の人 もいれば2日の人もいれば1日の人もいます。それぞれの希望や必要に応じて 決めるそうです。もちろん会社の必要もあるので、双方の希望や条件を出し合 い、話し合ってお互いにとってベストな状況を選ぶのだといいます。

    職員に話を聞くとみな仕事が楽しいといいます。フィンドホーンもそうでした が、楽しい職場環境で働けるというところがいいです。半農半Xの生活をして いても、農は理想的な環境でできても現金収入を得るためのXでは必ずしもそ うなりません。エコビレッジで職場も提供できることが最も理想的な状態です。

    ここでは、その職場が農に限らず多岐に渡っていることで、様々なスキルが活 かせます。

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    ★みながアズワンカンパニーに所属しているわけではない★

    コミュニティのメンバー全員がアズワンカンパニーに所属しているわけではあ りません。また、アズワンパンパニーの職員もコミュニティのメンバーだけで 構成されているわけではありません。外部の人がパートのスタッフとして働い ていることもあるそうです。ここがこのコミュニティを開かれた場所にしてい て、インテンショナル・コミュニティにありがちな閉鎖性をなくしています。

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    ★様々な活動★

    アズワンカンパニーの事業以外にも様々な活動が行われています。里山を再生 するプロジェクトや、市民や子供たちが農作業を体験できる場を提供する街の はたけ公園などのボランティア活動で、コミュニティとして行っているという より、メンバーがそれぞれ自主的に行っているもののようです。

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    ★自由で開放的★

    閉鎖的でないといいましたが、自由な雰囲気が至るところで感じ取れました。 決まりや規則というものがほとんどないようで、みな自由に活動しているよう です。そうした活動も、やりたい人が手を挙げて始め、興味のある人が手伝う という形で、コミュニティとしてみなで検討し、足並みをそろえるというよう なことはないようです。

    また、内外の境界線がはっきりしておらず、そうした活動にはメンバー、外部 の人に限らず誰でも参加できるようです。つまり、コミュニティの関わり方に も様々な形があるようです。中心的に関わっている人もいれば、イベント等に 時々参加するだけの人もいると。

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    ★サイエンズ★

    かといって、ここには共通の思想なり哲学がないかといえばそんなこともなく、 みなを結びつけているグルー(接着剤)があります。

    サイエンズというものらしいです。

    サイエンズとは何か。

    サイエンズ研究所のホームページには以下のような説明が書かれています。

    ………………………………………………………
     SCIENZ という言葉は、Scientific Investigation of Essential Nature(科 学的本質の探究)の頭文字 SCIEN と Zero(零・無・空・・・)の Z によるもので す。
     「科学的本質の探究」をやさしく言うと、どこまでも「分かった」「できた」 等結論づけない営みとも言えます。
     人の言動や、あらゆる事象について、固定・停滞なく、ゼロから、その背景や 元にある内面・真相・原理を知ろうとする考え方を「サイエンズ」と呼んでいま す。
     サイエンズは、人間の知能を最大に活かして、科学的に本質を探求しながら、 実現をはかる考え方を表しています。
    ………………………………………………………

    つまり、答えを出すことなく、常に探究し続けるということでしょうか。

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    ★サイエンズスクール★

    その考え方が、サイエンズスクールでセミナーとして共有されています。サイエ ンズスクールというのは人としての成長をサポートする教育機関で、マイライフ セミナー、内観コース、自分を知るためのコース、自分を見るためのコース、人 生を知るためのコース、社会を知るためのコースなどが開かれているそうです。

    もっとも、これも受けなければならないものではなく、受けたい人だけが受けれ ばいいことになっているようです。

    サイエンズスクール鈴鹿

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    ★サイエンズ研究所★

    さらに、ここにはサイエンズ研究所というものがあります。ここはサイエンズと いう考え方を基に人と社会を研究する場所で、スクールで開講するセミナーも、 それ自体が完成版ということではなく、参加者のフィードバックを基に研究し、 改善すべきところは改善していくそうです。

    コミュニティの生活から見えてくること、アズワンカンパニーという職場で見え てくることも研究材料になり、そこでも改善が行われていくそうです。

    つまり、研究所というのは、コミュニティを停滞させることなく、常に進化し続 ける場にするために重要な役割を果たしているようです。

    サイエンズ研究所

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    ★訪問も可能★

    今回の滞在は1泊2日で、コミュニティのほんの一部分しか見れまでんでした。 ブログのほうに画像付きでもう少し詳しく紹介しましたが、いずれにしても実像 の10分の1も掴めていないと思います。他にも地域通貨の取り組みや地域の人 たちとの関わりなど興味深い部分がたくさんありますので、直接訪れ、自分の目 で確認してみるのが一番いいでしょう。訪問者も受け付けているそうです。
    「アズワンコミュニティ鈴鹿を訪問して」

    アズワンコミュニティ鈴鹿

    鈴鹿カルチャーステーション

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    ★脱原発世界会議★

    最初にローカルなイベントの案内をしましたが、最後はグローバルなイベント のご案内。1月14日と15日にパシフィコ横浜で脱原発世界会議が開かれま す。

    Think globally, act locallyといいますが、地球規模に意識を持ち、でも活動 は身の丈レベルでローカルに行うのがベストですね。原発問題などは一地域で 何とかなるものではないので、国レベル、世界レベルでの活動が重要です。
    詳細はこちら

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    ■危機をチャンスに!「大恐慌を生き抜くサバイバル術」■
     配信責任者 伯宮幸明   まぐまぐID 0000280562
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