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第3回「経営カレッジ」開催される

第3回「経営カレッジ」が6月10日(金)~12日(日)で開催されました。今回は、九州、名古屋、東京、スペインなど、各地で長年経営や運営に携わってこられた方々が参加。この2泊3日、コミュニティの各所を参加したり、おふくろさん弁当での実践例を聞いたりしながら、「人のための会社」を探求していきました。
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先ずはスタディツアーへ。
街のはたけ公園では、SUZUKA FARM CEO係をしている稲垣さんがナビゲーターとして初登場、ゆる~い調子の稲ちゃん節で案内しました。




イナちゃんも以前は、「お金を儲けなくっちゃ」とか、「SUZUKA FARMは俺がやっている」と自分一人で背負ってたそうです。
でも、よく見てみると、本当は周りの人達にどれほど支えられていたことか!!
それに気づいてから自分の中がガラッと変化。今はとても楽になって、自分が本当にやりたかった社会づくりをしている…と語っていたそうです。
ちなみに、稲ちゃんは人が大好き!! だそうです。



コミュニティオフィスやスペースJOY、サイエンズスクール、おふくろさん弁当などを参観。そして、「人のための会社」を目指し実践している㈱アズワン社長係の岸浪龍さんのプレゼンを聞きました。「人の幸せのための会社とは?」「人と人の本来の関係性とは?」など、実際の事例を参考にしながら探求が深まっていきました。




プレゼンをした龍さんの感想
日本には、まだまだ「人が幸せになるため」を、目的にした会社や組織を作ることを、本気で考えている、優しい素敵な経営者の皆さんがいっぱいいました。

そして、それがストレスと無縁の働き方を実現し、働く人が幸せで楽しいから、頑張らなくても業績も上がり、人も会社も必ず繁栄する、そんな道筋が描けてきました。

環境問題、外交問題、どんな社会問題も、人と人の間柄が「話し合いのできる」間柄になりあうことで、問題を直接的に解決しようとしなくても、溶けてなくなっていく、解決の方法は「心」を大切に聴き合える間柄の実現にこそ、その解決策がある。

ご一緒させていただいた皆さん、本当に楽しい時間をありがとうございました!!

これからも、繋がって力を合わせて、手を携えて、本当に心から願う社会を、一緒に実現させていきましょうね。



参加者の感想を一部抜粋します。詳しくは、後日ホームページより紹介します。
(自分の中で)答えが出るまでしゃべらなくてもいい状態は緊張でもありましたが、心地よくもなってきました。つねに成果を求められてきた私には、非常に違和感でしたが、時が経つにつれて、逆に安心感もでてきました。

おふくろさん弁当のスタッフの方が、イベント出店をやりたくなかった時の経緯を語られた事に対して、社長係の龍さんが、“やりたくない”という気持ち、それ以上の理由は無い、それが理由にならないと思われるのが不思議と発言され事で、自分も何かを断る時に、相応の理由がないと“やめられない”と思っている事の気づきや、“ちゃんとする”ということへのしばり等、無意識に根強く持っている常識や、仕事観でどれ程、自分も他人も不自由にしているかに気づきました。

おふくろさん弁当の徹底した人重視の運営スタイル、その結果、働いている人達がイキイキと素敵な笑顔でいること。
自分の中から湧いてくる気持ちを、本当に大事にし合うことができれば、ルールや、仕組みが無くても、全体として調和がとれること。さらにルールや仕組みを減らしていく事ができること。
売上を上げるために、気持ちを聞くのではなく、その人、そのものを大切にするために、気持ちを聞く。

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