<< RINKAやってみて(第2回) | main | コミュニティハウス活用状況あれこれと予定 >>

『おふくろさん弁当物語』

おふくろさん弁当物語

文章は以下です。続きをクリックしてください。
育ったころのおふくろの味 体と地域の元気の源「おふくろさん弁当」

 鈴鹿で始めて三年半が経ちました。一日30食の小さなお弁当屋からスタートした「おふくろさん弁当」も、ご利用いただいている地域の方や、地元の農業者の方々に支えていただきながら、今日まで育ってきました。

「地元の素材で、手作りにこだわる」開店当時に、心に決めたこの取り組みは、三年半が経過し、たくさんの方々へお届けできるようになった今でも、一貫して変わらずに「おふくろさん弁当の心」として、息づいています。
 今のように、多くのご注文をいただけるようになったのも、「おふくろさん弁当」の取り組みが、味を通して人を通して伝わり、人がまた人を呼んで下さったおかげです。「○○さんの紹介なんですよ」というお声を本当にたくさんいただきました。

「まずは自家産のお米を」と始めた稲作も、昨年度で三作目を終え、来年の準備に取り掛かっています。田んぼも、化学肥料に頼らず、堆肥を施し、本当に美味しい地元産のお米を自分達で栽培し、お弁当の主食として定着してきました。
 自家産で足りない分は、地域の農業者の方々とも連携し、一年を通して、地元鈴鹿産米でお弁当を作れるようになりました。

 昨年からは、野菜作りにも着手。農業担当の「アズワンファーム」を立ち上げ、お弁当素材も直接自分たちの手で、手がけ始めています。朝運ばれてきた野菜が、その日のお弁当になる。そんな夢のように描いてきたことが、現実のものとなりつつあります。この冬は、有機栽培・低農薬で育てた、ほうれん草・小松菜などが、お弁当を彩ってくれています。じゃがいもや玉ねぎ、人参などにも挑戦中です。
 最近では、地元の方々からも、「うちの野菜を使わないか」とお声をかけていただけるようになってきました。顔の見える方からのお野菜やお米は、自分達の見えるところで作られ、安心して皆さんにお届けできる食材です。
それを調理し、お弁当として送り出す私達も、素材の面からも自信を持って、安心・安全な美味しさをお届けしたいのです。
「この○○は、地元の何処の誰さんのだよ」と云える素材で、お弁当がいっぱいになるように、そのことを通して、地域の農業も産業も元気に、利用していただいているお客様の活力と元気に、そして笑顔をいただける私達も元気に、お弁当を通して「鈴鹿元気いっぱいプロジェクト」まだまだこれから「おふくろさん弁当」の挑戦は続きます。
- | trackbacks (0)

Trackbacks