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アズワン株式会社の新展開

 アズワン㈱で、社員一人一人と「面談」をする機会が設けられた。

「面談します」と発表(?)したときの反応は、「えー何それ!?」といった感じの印象を受けた。

 「会社と面談」なんて、ちょっとイメージが湧かないし、契約更改交渉か入社時の面接か、解雇の通告か「会社からの何か」がある場合くらいしか、そんな機会もないだろう。

 とりあえず「仕事や仕事以外のことも含めて、話し合う機会」とだけ伝えた。

 今週から始めて、まだ2名だけれど、面談から帰ると「んで、どーだった??怖くなかった??」と他のメンバーが取り囲む。

「ちょー怖いよ~~~~!!!」(笑)

という感じが、何かちょっと肩の力が抜けてるというか、聞いてもらった満足感というか、なんとも表現しがたい「ほっくり」したような印象を受けた。

「何でも話を聞いてもらえる」ところって、あんまりないんだろうな。各家族単位で暮らしていたり、若い子は一人暮らしで、弁当屋から帰ってからは朝まで一言も声を発することもない人もいるんだろう。

 「面談」から帰った二人の感じが、他の人たちにも伝わるのか、まんざらでもなく、ちょっと楽しみに感じ始めている人もいるようだ。もちろん緊張感たっぷりの人もいるんだけれど。

 一度でなく、何回も繰り返していくことで、仕事をしてお金を稼ぐためだけの「仕事場」から、何でも相談できたり、聞いてもらうこともできる心の拠り所としての「会社」にしていけたらと思う。

 こういった試みから「労使対立」が当然の現行の会社組織ではなく、「ここが私の家」といった感覚の「会社」。 

 最近は、スタディライフを基調としている(?)人たちが弁当屋の他のメンバーにもたらしている影響も、かなり大きくなってきたんじゃないかな~と感じています。

 「セミナー行きなよ」と言われれば、必ず手を引っ込める若いメンバー達も、その人となりから感じ入るものがあるようです。関心も出てきているみたい。

 経済的なことで、セミナーには参加できないとなっていたり、二の足を踏んだりということも、こういった「面談」などの機会を通して、放して話してどういったものに進んでいけるか。

 アズワンコミュニティーの家業としての、弁当屋やアズワン㈱の今後の展開が、すごく楽しみだなあと思っています。
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おせち 2007

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