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新しい社会での、新しい暮らし方、生き方の実験

今日は、先日紹介したEnjoyグループでやっているMさんのブログより、アズワン鈴鹿コミュニティで暮らしていて・・・を紹介したいと思います。

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朝の目覚め、体が重くもう少し寝ていたい。
でも、今日はインフォメーションを開ける日、そろそろ起きる時間だ。
どうしよう、、、
もう少し寝て、遅れて開けようかな、、、
ラインで流して誰かに開けてもらおうかな、、、
、、、ん~む、、でも、、やっぱ、起きようかな、、、
寝起きのぼんやりした頭で、自分に問うてみる、
寝ていたい? 起きて行きたい?

行ってもいいし、行かなくてもいいし、遅れて行くのもあり、と選択肢がいろいろあると、自分がどうしたいのかで動くことができる。自分に何ができるかを考えることもできる。

でも、「行かなくちゃあ、行くしかない」、となると、自分の気持ちにかかわらず決まったことで動くことになり、気持ちも頭も働かない。
結果的に同じようなことをしていても、心持ちはずいぶん違う。





「所有」を考える。
使いたい時にいつでも使えるように、他の人が勝手に使えないよう、自分のものにしておく。そこには、使いたい時に使えないのではないか、という「不安」があるのかな?

今、この車を使いたいのに使えないのは困る、、、本当に困る?
「今」は数時間後でも明日でもいいかもしれない、
「この車」じゃなくても他の車でもいいかもしれない、
車じゃなくても自転車でも電車でもいいかもしれない、
可能性をいろいろ考え、選択肢を増やすと、「不安」はずいぶん解消されるように思う。

「今」「この車」だけを思うと、「不安」「不自由」が出てくる。
「これだけ」「これしかない」と「これ」を握りしめていると、そこに縛られとどまってしまい動けなくなる。

握りしめている手をそっと放し「これ」をゆっくり見てみると、そのいろんな姿があらわれてくる。そこから「ああできないかな」「こうもできないかな」と可能性を探っていくことで、選択肢がふえ、さらに次へと広がっていく。
こんなふうな可能性の追求が、人類の進化を促してきたのかもしれない。

Kyoukoさんのことば「enjoyは実験部」、に反応して・・・
そうだ、これは、新しい社会での、新しい暮らし方、生き方の実験だあ!
「こうできるよ」、「あんなふうにもできるよ」と、いろんな可能性を追求しながらの実験。さて、この実験から何が生まれるか?

私たちの日々の暮らしの中の、試行錯誤のささやかな試みが、世界を動かす一端になるかも、と思えると、ちょっとワクワクするね!

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