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それどころではない???

昨日、初めてトマトの選果、箱詰めをした。トマトの形、大きさ、キズなどで、等級、サイズに分類、箱に並べるという作業だ。まずは「おヘソ」(何と言う名前だったか忘れた。)が中心にあるか、上から見て丸いか、いびつなら、それが1ヶ所だとこう、とか、幾つかの基準がある。「おヘソ」もゴマ粒より小さいのが「秀」、米粒なら「優」という具合。

トマトを1個1個、手に取って、眺め、目からの情報を処理する。全神経を集中させて、決められないことを決めていく感じだ。
サイズを揃えて、箱に並べて行くのだが、箱は1種類で、トマトはマチマチ。
作業自体はジグソーパズルのような面白さがあるが、MにSを入れてクレームがきた、という話を聞いて、間違えないように、失敗のないようにと思っていたようだ。

L、M、Sとかの分類も自分の見え方だし、クレームの話もあとでもう一度、聞き直したら、違って聞こえた。
今、思うと難しいとしてやっていたようにも思う。
夜の検討会の時、どうだったか振り返ってみようとしても、ぼう?っとしていた。
「自分を観察する」なんて、それどころではなかった、と話す。
それは、どいうことかと聞かれても、「???」という状態。

朝、布団の中で、その言葉を思い返し、昨日のことをもう一度、振り返ってみた。トマトの観察にいっぱいいっぱいで、自分の実際はどうかなんて、今は観察しているどころではない、と、私が自分でそれを止めたとしていた。
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