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研修生活に参加してみて

楽しかったな、面白かったなという印象がある。
「自分の感覚」というのはどういうことなんだろうかとゆっくり見てみた。
見たり聞いたり、におったり味わったりとやったことで、私の中に出てくるものがある。出てくるまでに私の中で起こっていることは、とらえたときの私にしかない感覚によるものらしい。
流しの桶につけてある食器を見たら「汚れているもの」と受け取って「あらいものがある」となる。使った食器は「汚れている」との私の感覚。
検討会の中でも、人の話を聞いていて、その人の発した言葉から私の中のその言葉の意味を持ってきて、私なりの解釈をしているのかと思う。出て来る思い方も人それぞれ、私の中でもその時その時、違っているんだろうな。
そうやって考えていくと、「私が思う」も何か感じたことを、それに合うような言葉を捜して「こう思う」と表現しているに過ぎず、私の感じたことそのものとは「別のもの」のようだ。とこれがまた「そうなんだ」と分かったかのようになる。自覚がないとどこまでもそれを繰り返すようだ。
今、思っていることは今の時点で「そうかな」と思ったこと。それだけのこと。「思っている」だけのこと。私の頭の中にあるもの。
日常の中でこういう検討機会を朝・夜、持ちながらやれることが贅沢なことにも思う。今の私に合っているかなと思う。来週からはレッスンを通して自分観察をしてみたい。
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