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短期内観に参加して

日曜月曜の二日間内観に参加、
今回は、前に録音を聞いたときから興味のあった「嘘と盗み」のテーマでやってみました。
参考資料に、その時代にかかわりのあったすべての人に、、とあって
小学校3年まで、、から現在までの自分を年代に区切り二日かけて調べてみました。

ある年代にかかわりあった人を思い出し
その人に対して、嘘と盗みという観点でどうであったかと
一人ずつに対しての自分を点検するというような感じで調べてみました

こそこそしていたり、隠そうとしていたり、気持ちにないことを言ったり、聞きたくないのに聞こうとしている自分が見えて、面接のときは恥ずかしい気持ちでしたが、そのことを出して聞いてもらうと安心し、また次を調べようと意欲につながるのは、どういう作用なのかと思いました

その時代にかかわりあった全ての人を思い出そうとすると
20年前の暮らしの場、職場、周囲の景色、毎日接していた人の姿、表情、名前、その人の印象などがありありと思い出され、記憶というものはどうなっているのかと驚きでした。

今回やってみて
人に対して立ち入ったり、自分の気持ちをごまかそうとしたことが記憶に残っていること
調べない限りはそのことを持ち続ける
見よう見ようとすることで自分の嘘に気づける、、心の不思議さを思いました

二日間でしたが  けっこうみっちり、、という感じでした
自分を観察する、そこに集中するには訓練が要ると思うし
少しづつだけど、短期内観など機会を得ながら自分を観察する能力が
開発されていくように思いました。
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