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研究所サロンに参加して

「社会=万人に開かれた広場」というような表現があった
社会というものが、もしそういうものなら
もし本当に現に実在する万人に開かれたものなら
こうすべきだとかああすべきだとかいう考えや
こうあるべきだという考え(あり方)を持ち込む余地はないな

そんなことをしたら、それに合わない人がどんどん排除されてしまいそう
「万人に開かれた広場」とは、なんと壮大な描きだろう!
社会というと、すぐルールや制度(決まりや規則)を考えようとする
いかにも狭くて姑息な行き方だ

組織や会社の中で、「こうした方がいいああした方がいい(こうすべきだああすべきだ)、こうあったらいい」というような言葉を自分が口にする時、何か組織や会社のことを言っているつもりでいたけど、その実、自分の心のうちの不満(気に入らないこと)の表明であったかな

もしかしてルールやら規則やらあり方やら、そういうもの全部、人に対する不信・不満・悪感情からのものかもしれない
不信・不満・悪感情が自分を縛り、人を縛り、社会を縛る
ルールや規則というのは人をまとめて一網打尽に縛る方式だ
そんなんで人にとって住みよい感じのいい社会が生まれるはずはないな

まずは不信・不満・悪感情のもとに潜む自分の中の縛る観念を直視するところからの出直しかな
そうして初めて、自分の中から自発的自由意志が出てくるのだな
社会に依存しないで、ルールや規則に頼らないで、好き勝手に気ままに、自発的自由意志で動く人たちが構成する社会、何か想像を絶する!

研究所サロンに参加して何か残るものがあるなと思い、書き始めてみたら自分の中も思わぬ展開になってきたようだ。
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