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インドからイネスさんが戻って来た

月曜日、インドに行っていたイネスが戻って来るというので節子と一緒に津のフェりー乗り場に迎えに行った。2ヶ月半ぶりの再会だった。降りて来るお客さんの一番最後に一杯の荷物を台車に乗っけてやって来たのがイネスだった。
とても元気そうに見えたが場違いに思えるような薄着だった。寒いので急いで車に乗って暖房を入れて一呼吸入れながらゲストハウスに向かった。
ハウスに着くまでの間、早速車の中でインドでの暮らしをいろいろと聞かせてもらった。
インドでは北部から南の方まで3箇所場所を変えたことや、北部では35度ぐらいで、南の方では40度近くまで温度が上がって熱かったことや、インドでは (自分のまわりでは)皆素足だったことや、町全体がゴミゴミしていたことや、道路は車も人も自転車もバイクも牛も歩いていてとか音がヒッキリなしにブーブー鳴っているとか、そして久ぶりに見る日本は静かで清潔だみたいな感想を聞かせてもらった。
いろいろ聞かせてもらったその後で僕は思った。
僕はインドに行った経験がない、テレビや本では見たり聞いたりしている程度だ、インドの暑さとか雑踏の雰囲気とか匂いとか景色とかは経験した事もないし、ましてインドの人というのは殆ど見たことが無いに等しい、そんな僕が話しを聞いて立ち上がる意識は日本の暮らしの中で身につけた感覚を頼りに聞いているなと思った。
それと同時にイネスさんはイネスさんの感覚でインドを捉えたんだなと思った。イネスさんのインドでの暮らしの感想だったがイネスさんの感覚を聞かせてもらっているようで、それも又楽しいものだと思った。
イネスさんがインドの人たちは日頃の暮らしを当然のように或いはそういう物として受け入れて生活しているみたい、と言っているのを聞いて僕は僕で日々の暮らしを漠然とではあるがこんなものと受け入れて暮らしているような気もするなと思ったり、インドよりは日本の方が暮らしやすいかなと思ったり
こんな回路の思考で生きている現状かなと思った。
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