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7月「研究所サロン」に参加して

今月の「研究所サロン」の前半は、鈴鹿カルチャーステーション(SCS)が出来てきた過程と、オープンしてからのいろいろな活動の紹介であった。

話を聞いていて、何か心地よかった。
あとで思ったのは、「その懐の深さ」ということだ。
今までも、いろいろなエピソードは聞いていたが、「カルチャーステーション」に対する僕の捉え方としては、そういう場所(建物)があるという感じが強かったようだ。
建物があるには違いない訳が、坂井さんの話を聞いて、そこにいる人(の活動)や、そこにある社会を感じた、というところか・・・?
(今になってこんな風に感じる自分の鈍感さにも少しあきれる・・・カルチャーステーションの目的や趣旨などについては、今までも、何度か聞いて理解しているつもりでいたわけだから・・・)
来る人を、先ず人として尊重しようとする姿勢
その人の話を聴こう(人を聴こう)とする姿勢
最初から条件や規則があって、相手がそれに従うなら受け入れましょう、というのではない・・・話し合いができる

今の公共機関や施設、その他民間の団体や組織も、ほとんど、そこには固く動かせない受け入れ条件や規則があって、それに従わなければ受け入れてもらえないようだ。団体や組織としては、それはそれで悪くはないと思うが、どの人にも開かれた社会(コミュニティ)とは言えないだろう。

「カルチャーステーション」の性格の一つとして「コミュニティのステーション」ということがあげられていた
場所(建物)というより、社会(コミュニティ)の縮図というイメージが自分の中に湧いてくる、僕の勝手な捉え方だが・・・
人の懐の深さ、人の活動の懐の深さ、社会(コミュニティ)の懐の深さ、それに尽きる・・・。
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