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お金がなくても生きていけるのだろうか?!

    お金や仕事がなくても、生きていけるのだろうか?
    やること何もなくても、生きていけるのだろうか?
    朝、目が覚めて、『さて何しようかな~』と一日が始まる、
    そんな暮らしはどうですか?栗のアイコン

今回、話を聞いた栗屋さん、イモちゃんには、そんなことを考えながら、そしてそれを自分で試しながら暮らしているように見えました。
自分はお金をそんなに持っているわけではない、また決まった仕事もない。
誰かから声がかかり、気が向いたらやろうかな~、そんな暮らし。
そして、何もないというのはどういう状態なのか?秋空
決まったものがないと生きていけないのだろうか?
仕事って何?などなど考えながら暮らしている。
こう書いてみると、なんかすごーい哲学者みたいですが、イモちゃんからみたら自然のことをいろいろ知っている、やさしいふつーのおじさんって感じです。

栗屋さん花壇作ってくれない?布団運んでくれない?ベランダの排水溝のつまりを見てくれない?今日○○さん休みだから野菜出荷入ってくれない?このごみ捨てに行ってくれない?、ここの片付けしてくれない?などなど。

以前はそんなに声がかからなかったけど、最近はよく声がかかるそうです。アルバイトとして月に3~4万円、あとはアズワンコミュニティ地域通貨RINKA(詳しくはこちら)で暮らしています。

以前は、工場に行ったり、公園の管理の仕事をしたりしたこともありました。でもそうなると、工場だったり公園だったり、そこの何かに合わせようとして、制約ができてしまう。でも、自分はどうしたいんだろう?正直自分はそうしたいの?などと疑問がわいてきて・・・。で、『制約がなかったらどうなるんだろう?』と試しに今のような暮らしになってきました。自分の心に正直に生きていきたいというのがあって、いろいろ考えたりやりながらそうなってきたのかな~。落ち葉

また、サイエンズスクールの各コースに参加しながら暮らしてもいます。中でも、自分を見る、自分を知るという実践応用編として、毎月研修生コースに参加してます。もっとしらべたい、人の中でしらべるのが楽しい。そんな気持ちにどうしてなってくっるんだろうな~?ここで暮らす中で何か実感するものがあるのかなー?そして、自分の中にわだかまっていたものがなくなってきて、だいぶ楽になってきたとか。
自分を見て、自分を知り・・・、自分の奥にあるものがあらわれてきて・・・。
そうしていく中で、次々毎日が新しく感じる、おもしろい!
そうです。

でも、そういう栗屋さん、一人では生きていけないのかも。そういう栗屋さんに声をかける人がいる。周りに、栗屋さんを気にかている人がいるってことかな~。9月に試験運用が始まったRINKAが暮らしに反映されて、より豊かに。RINKAがあることで、「こんなのやってくれない?」とますます声がかかったり、お金ではやれなかった自分のやれることを、RINKAでやれたり。ますます栗屋さんという人があらわれてきているようです。お金をそんなに持ってなくてもRINKAがまわることで、実質豊かになってきたのかな~?

自分の心に正直に生きていきたいと思って、いろいろ試しながらやっている栗屋さんと、その周りにいる人たちと、そしてRINKA、サイエンズスクール、cocoroセンターなど、このコミュニティの試みとあいまって、なにやら展開しているようです。
どんぐり

(記事 中野敏美)
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