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美しき緑の星はすぐそこにある!!

5月にFMKITAQでアズワンコミュニティを、『日本のエコビレッジ 「アズワン」』と紹介してくれた吉岡さんが、8月のマイライフセミナーに参加しました。
その放送では、パラダイムチェンジ(根本的転換)の必要性を唱えていました。
さて、このセミナーに参加してみての感想は!?
原因である、人とそのこころの平和を取り戻すことこそ、
原点であり、解決ですね。
それが解決すれば、環境問題なんて、特に努力しなくても、
蛇口がしまればあたりまえですが、漏水はなくなるように、
環境問題も、そう平和問題も、自動的になくなるでしょう。
順番を間違えていた!

・・・・・
それは、言葉では言えないし、1日や2日ではできないけど、6日あれば、すばらしいコミュニティとはどんなものかが体験できるのです。
初対面の他人同志でも。
簡単なんだ、作れるんだということも体で、理解させてくれるものでした。

美しき緑の星はすぐそこにある!!

以下、吉岡さんのfacebookより紹介します。
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アズワンコミュニティのマイライフセミナーに6日間参加してきました。

[アズワンコミュニティとは」
環境団体、エココミュニティに限らずですが、平和を目指してスタートしたものが、なぜか自分たち自身が平和になれず、分裂や争いを起こしてしまう。
なんという悲しい情けないことか。
アズワンも、そんな歴史をいやというほど経験し、それに焦点をあて、人のこころと争いを探求し、争いのない真に安心できるコミュニティのしくみを作り出してきて、いま真に平和のコミュニティを実現し、実験を重ねている、三重県鈴鹿にあるコミュニティ。



[マイライフセミナー」
そのアズワンコミュニティの、平和なこころとコミュをつくるキーが、スクールと呼ばれるもの、今回、その中のひとつのコース「マイライフセミナー6日間」に参加してきました。
何も教えない、指導しない。みんな、各自に、自分で考え、自問自答させるだけ。
人間とは、自分とは、コミュニティとは、コミュニケーションとは、あるいは、争いの原因になる嫌いという感情とは、等。
朝から晩まで、自分と向き合い、自問自答したり、それを発表しあい、お互いに気づきを得たりしあうワークがただ続く。
携帯なし、本なし、酒なし。とても健康にいい6日間を過ごしました。
よく笑い、よく眠った。

[気づき」
コースに参加して、自分自身大きな気づきとしては、自分というような確固としたものは実はなく、自分で生きていると思っていたけど、本当は、全てのものに他人により生かされていたに過ぎないということ。自分のものと思っていた所有物は、実は自分のものではなく自分が預からさせていただいているものに過ぎないということ。
これは改めて深く認識されました。
帰っても、ずっと認識を継続できればと願う。
他の人からの学びも実に大きい。
特にアズワンに何年も10年以上も住んでいるスタッフが話す中で、ときどき、本人はあたりまえと思って話していることが、世間ズレしているわれわれからみると、驚異のことであったりすることがある。
給料をもらえないからといって来なくなるような社員とは一緒に仕事やってられないよな、とあたりまえに語る社長係さん。
眠たいのに起こされるなんてイヤですよね、と語る人。
(セミナー中も、寝たい人は寝ている。それを誰も咎めも気にもしない。)
約束事を破られたら、責めていいという大変な思い込みが自分の中にあったことに気づいた。と70過ぎて、まだ継続的に参加しているセミナーで大きな気づきを得て、人間が変わった、といわれる人。
どれも世間の常識からは驚くほかない。



[心の平和とエコ]
そのような個別の気づきよりも、もっと大きく認識させられたこと。
人間は近代に入って、外の世界、事象面ばかりに目をやるようになり、内なるものを置き去りにしてきました。
そしてわれわれ及び私自身は、環境が問題になっても、外形的、事象面での、環境を改善、回復することを。やろうとしてきました。
しかし、世界の環境は悪化する一方で、終末的状況に迫っています。
なぜか?
環境を悪化させた原因の方をほったらかしにして、現象面だけに目を奪われ、対処しているからに他ならないのですね。
人が環境を悪化させているのであり、人のこころが、不平と争いがあるから、戦争も環境破壊もなくらなないのですよね。
人のこころの方をそのままにして、事象面の戦争や環境だけ対処しようとしても、それは、穴のあいたバケツに水を入れようとしているようなものでしょう。
結果は、世界を見てのとおりです。
原因である、人とそのこころの平和を取り戻すことこそ、原点であり、解決ですね。
それが解決すれば、環境問題なんて、特に努力しなくても、蛇口がしまればあたりまえですが、漏水はなくなるように、環境問題も、そう平和問題も、自動的になくなるでしょう。
順番を間違えていた!
人、そのこころ、コミュニケーションの平和を取り戻すことこそ、根本課題であること、重要であることを、ここアズワンを4ヶ月体験して学んだ、最も重要なことでした。



[美しき緑の星の人]
そして最大の体験は、、、、
6日間、今回参加者12名、スタッフ4名で、
毎日、テーマを与えられ向き合う。
スタッフ、司会者は、我々がテーマに向き合い、自分なりの答えを出し、発表するときになり、誰も遠慮して言わなくても、そして時間がたっても、決して時間がもったいないからと指名することすら決してしない。いかなる強制も制約もしないというとおり。誰も発表しなければ、誰かが発表するまで、黙っていつまでも見守ってくれている。
ゆったりとした時間が流れる。
そんな向き合いや、発表、シェアをしながら、6日間すごすと、最初は硬いところや、心にいろんな抵抗やもやもやがあったものが、だんだんと消えていき、かつ、その仲間たちと、だんだん、何でも話せる、まったく安心できるコミュニティになりあっていっている。
そして4~5日もすると、腹の底から笑いあえ、泣きあるようになる。
笑い声があきらかに、日数を経るに従って、大きく、多くなっていく。
6日目になるころには、気づいてみると、あの、今話題の映画「美しき緑の星」のラストシーン、美しき星の住人たちがみんなで沈黙の瞑想をし、あるとき突然一斉に笑いだす。
そう、まさにあのシーンを体験していたのです。
それは、外形だけではなく、内面的にも、恐れも不安も争いもない、コミュニティで、何でも話せる間になって、そう、進化した惑星のすばらしいコミュニティを、6日間かけて作って体験させてもらう、それがこのコースといえるでしょう。
それは、言葉では言えないし、1日や2日ではできないけど、6日あれば、すばらしいコミュニティとはどんなものかが体験できるのです。
初対面の他人同志でも。
簡単なんだ、作れるんだということも体で、理解させてくれるものでした。

美しき緑の星はすぐそこにある!!
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*2月には、同じくFM北九州「エココロWind」という番組で現在サイエンズ留学中のあまなん(鶴島夕子さん)をゲストに迎え、「アズワン特集」を放送してくれました。
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