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初めてのオンライン対談を開催しました

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オンライン対談「次の社会への扉を開く」を開催
10月25日10時~12時で、オンライン上の初めての対談「次の社会への扉を開く~21世紀の禅?!サイエンズメソッド」が開催されました。
対談したのは、サイエンズ研究所の小野雅司さんと元大手出版社の編集者でアズワンネットワーク活動に関わっている三木卓さんです。昨年のガイアエデュケーションに参加して以来、サイエンズメソッドの大きな可能性を感じている三木さんが、率直に訊きたいことを訊いて、それに小野さんが答えるというかたちで進められました。
当日は、50名近くの参加者でしたが、サイエンズメソッドについて、もっと分かりやすく深く知りたいという人たちに、とても好評でした。このような対談を楽しみにしているという声も寄せられていて、次の展開が楽しみです。

対談の録画をYouTubeで公開していますので、以下からご覧ください。
https://youtu.be/pqCM5PseOPw

また、三木卓さんが今回やってみてを書いてくれました。

小野さんと対談をやってみて  2020/10/27
対談に向けて
 サイエンズ研究所の小野さんにサイエンズメソッドについて話を聞くという企画を、ミッチーや弘子さんから声をかけてもらったのが、先月だったか、先々月だったか。去年の10月にアズワンセミナーを受けてから今年の8月に最後のコース「一つを実現する」を終えるまで、面白い、深い、これはすごいぞという確信が深まっていったから、そのありがたい申し出を喜んで引き受けた。

 同時に、アズワンネットワークのメンバーとしてネットワーク活動にも関わるようになって、アズワン鈴鹿コミュニティの人たちが、活動の前後によく「検討する」ことも知るようになっていて、割と出たとこ勝負で、適当な自分としては、ちょっと舞台裏をみる感じで、へーと感心しているところがあった。しかしいざ、対談前の打ち合わせを呼びかけられた時には、かつての会社員時代、会議の前ごとにけっこうな時間とエネルギーをかけて「それっぽい」資料作りをしなくてはならず、その割に、あんまり活用されるわけでもない「日本の会社の会議形式」の小さな悪夢を思い出してと、打ち合わせ? めんどくさいかもとちょっと暗い気持ちがよぎってしまった。
 だから打ち合わせに出て、「それっぽい」ことを言わないとあかんかなと思っていたら、弘子さんの「三木さんの好きなようにやってくれればいいのよ」という一言に、はっと、大げさにいうと主体性を取り戻したというか(笑)、ホッとして、結局、みんなと楽しくおしゃべりしたという記憶しかない。
 対談前日、小野さん、ミッチーと3人での、最後の打ち合わせの時も、またしても「それっぽく段取りを決めなくちゃならないのかな」という自発的服従的態度が出てきて、メモに慌てて走り書きし、準備をしてきたかのような態度で臨もうとしたけれど、実際には、サイエンズメソッドを巡る楽しい雑談、放談の2時間に終始し、結論(?)として、1回目は、どんな風になるか全くわからないので、ヒットもホームランも目指さず、三振してもいいから二人で話したいように話してみようということになって、のびのびとした気持ちになった。

対談をやってみて
特に印象に残ったのは、冒頭で、サイエンズメソッドはどのようにして生まれてきたのか、そのあたりを質問したところだろうか、小野さんが、ヤマギシでの体験を通してサイエンズメソッドが生まれてきたプロセスを語ってくれたところ。アズワンを初めて知った人が、ネットで検索して、アズワンがヤマギシにいた人たちによって作られたことや、ヤマギシがかつて社会的に問題になり、カルトのようなレッテルを貼られたことなどの情報に触れて、アズワンやサイエンズメソッドを色眼鏡で見ることが少なからずあるという話を、個人的には、非常に残念に思っていた。だから小野さんが語ったヤマギシとの関係は重要な部分であり、多くの人に知ってもらいたい部分だ。
 理想の社会を目指してヤマギシに参加したのに、どこか不自由さを感じた有志の仲間が、ヤマギシを飛び出し、そこでの失敗の体験を踏まえて、ゼロベースから理想の社会を作ろうとしたのに、うまくいかないという現実に直面した。理想と情熱と反省だけではだめだというところから、なぜだめなのかという理由の探究が始まり、そこからサイエンズメソッドが生まれ、それを実践する中からアズワンという実際のコミュニティが生まれてきたという20年の積み重ね。

 対談中は、わからないと思ったところは小野さんに率直に質問をしていったら、あっという間に時間がきた感じ。1時間20分の少々長い対談だけど、いまの社会に疑問を持っている人、本気で新しい社会を作っていきたい人、人生ってなんだろう、生きるってなんだろう、そんなふうに真剣に探求している人、そんな人たちに観てもらえたら、この上なく光栄です。
 観てくれた人が楽しんでくれたかどうか、そこも気になるかな。感想も聞いてみたい。対談を通して一人でも多くの人が少しでも楽になったり、楽しくなったり、面白くなったりしたらいいなという願い、そして何より、一人でも多くの人がアズワンやサイエンズメソッドに触れるきっかけになるといいなという願いがある。

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