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PIESS NETWORK South Korea Now

青年ハブの講演会前後で、柳相涌さんと共に、色々な人に出会ったり、研究機会を設けたりしながら、韓国でのPIESS NETWORKの活動を共にしてきました。
その一端を紹介したいと思います。(小野)

★サンマウル高校
アズワンコミュニティと国際交流協定を結んでいるサンマウル高校の校長先生が、ユンさんからアンさんに替わりました。新校長のアンさんに会ってきました。
冬休み、サンマウル高校から鈴鹿に来たい学生はたくさん居るようですが、原発の汚染のことが韓国では大きく報じられて、親が心配で送り出せるかどうか微妙な状態のようです。
日本交流担当のハン先生、アン校長が来年2月に鈴鹿に来れるように調整中です。
サンマウル高校 新校長アンさんと
(右端が、アン校長先生) ★写真はクリックすると拡大します。

★ウドンサの青年達
マンションの2室に、12人の青年達が共同生活を営むウドンサ。その輪が拡がり、同じマンションにもう1室を借りて、新たに5人が加わろうとしています。
彼らが核になって、青年の協同組合方式のカフェも二つ運営しています。江華島などに田や畑も借りて農業も営み、暮しも仕事も含めた総合的な新しいコミュニティづくりとして韓国の青年活動の中で注目を集めています。
形としては拡がっていますが、人間関係で様々なテーマが吹き出してきていて、そこを考える必要性が高まっています。人との関係性や社会運営について、アズワンコミュニティから学びたいと意欲的なメンバーがたくさんいます。2月に4人が韓国のマイライフセミナーを受講、11月17日からのセミナーに3~4名が参加予定です。
アズワンコミュニティに3か月の交流を希望するメンバーもいて、SCIENZの考え方を学びながら、新しいコミュニティづくりを進めたいと希望しています。
ウドンサの青年達
(ウドンサのマンションにて)

★集中研究会
9日(土)~10日(日)江華島の柳相涌さんのペンションに併設されたセミナーハウスで、8月の自分を知るためのコースに参加したメンバーが集い、集中研究会をやりました。
自分の実例を通して、自覚を培いながら、実際はどうか、そして本質は・・・?と探っていく、SCIENZに基づくミーティングを体験する機会になりました。
今抱えている問題を出している時は、涙を流す人もいましたが、問題と見えていたことも、客観的に調べていくと、その実際が明らかになり、原因も発見され、明るく前向きな心の状態に転換していく…、そんな体験ができたようです。自然に、各自が次に進んでいく道筋が描けてきたようです。
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(秋晴れの江華島で、集中研究会参加者と)

★17日~は韓国での第5回マイライフセミナー開催
20~30代の人達ばかりの若い参加者達です。ウンドンサ関連の人達と、8月にコミュニティに滞在していたイムさんが参加予定です。
皆、アズワンコミュニティに対して非常に高い関心を持っての参加です。親しさで繋がるとはどういうことか?自分の進む路は?… 考えたいことがいっぱいあるそうです。
どんなセミナーになるのか、そして彼らからどんなものが生まれてくるのか、楽しみです。

★鈴鹿への交流に続々と
カンファレンスでは、来年2月のアズワンコミュニティスタディツアーの計画が発表されました。
2回鈴鹿に来ているYMCA総連のイ・ピルグさんも仲間を連れて来たいそうです。イムさんの友人も来たい人が何人かいるそうです。カンファレンス以外の繋がりからも希望者がいるので、たくさんの人がツアーに参加する事になりそうですね。
柳相涌さん一家も家族で2月に2週間ほど来たいという希望があるそうです。
3か月コミュニティに滞在していたヒジンちゃんも、日本語の塾に通い、又の滞在を目指して勉強中です。
ウドンサのメンバーで日本語のできるパク・ジンスンちゃん、キム・セリちゃんの二人も、3か月の滞在とスクールのコースの参加を希望しています。また今回のカンファレンスの企画の中心的な役をしたチョさん夫妻も3か月の滞在を希望していて、日本語の勉強を始めています。ウドンサが「やさしい社会」の方向に向かっていく可能性が出てきていますね。
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(日本交流を希望しているウドンサのメンバー達)

来年は、ますます韓国の人達との交流が深まり、そして韓国での「やさしい社会」づくりの活動が、いよいよ本格的に始まっていく年になりそうです。
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