三重の暮らしの情報誌『Simple』に「おふくろさん弁当」掲載

三重の暮らしの情報誌「Simple」 2016年2月号におふくろさん弁当」が採り上げられました。「プロフェッショナルファイル三重 2016」という特集の中で、いま三重県内で輝きを放つ企業、お店のひとつとして紹介されています。記事のタイトルは、「会社のための社員ではなく、社員のための会社を実現!」です。

雑誌掲載1

月刊simple 【命令しない、怒らない職場
   全国から見学や視察が続々】
 【人生の大部分を費やす仕事
   苦しいより楽しい方がいい】
 【失敗しても誰かがフォロー
   優しさのお返しで好循環を】
 【現実になってこその「理想」
   楽しく、そして儲かる会社】

掲載された文は、以下をご覧ください。
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【命令しない、怒らない職場 全国から見学や視察が続々】

 考えてみてほしい。「仕事はしたい時にする。休みたい時は遠慮なく休める。上司や部下もない。だから上下関係や命令がない」。こんな会社があったとしたら…。
 「そんな夢みたいな話、あるわけない」と誰もが思うだろう。しかし、現実にそれを実践している職場が存在する。三重県鈴鹿市の『アズワン株式会社』で運営している『おふくろさん弁当』がその会社だ。
 「私は、配達も調理もできないので社長をやっています。いわば『社長係』ですね」と柔和な笑顔を浮かべながら話すのは岸浪龍社長。その型破りでユニークな経営理念は全国でも評判となっており、ドイツの大学教授をはじめ2015年に視察や見学に訪れた団体は約50組に達するという。岸浪社長にも、各地から講演やセミナーへの講師依頼が相次いでいる。


【人生の大部分を費やす仕事 苦しいより楽しい方がいい】

 大学を卒業後、不動産会社に就職した岸浪社長。だが、そこに待っていたのは厳しい社会の現実だった。ノルマに追われ、売上金額が頭から離れない毎日。「ストレスが溜まりっ放しで、早く休日にならないかと、それだけを思って仕事をしていました。夜は酒場に繰り出し同僚と会社の不満を言いまくって…」。それは、どこの職場でも繰り広げられているごく当たり前の光景。ある意味、仕事とはそんなものだと割り切るのが普通の感覚かもしれない。だが岸浪社長は違った。
 「人は人生の大部分を仕事に費やします。ならば、働いてる時間は苦しいより楽しい方がいいじゃないですか」。


【失敗しても誰かがフォロー 優しさのお返しで好循環を】

 「会社でストレスを感じたことがないですね」と語るのは、事務担当の野崎ゆかりさん。
 「失敗しても怒る人はいないし、誰かがフォローしてくれる。だから、他でトラブルが起こったら今度は自分がフォローする側に回りたいという気持ちになります。私も忙しい時は配達もします」ということだ。職場でストレスを感じなければ、接客態度も自然に良くなり、サービスも向上する。評判が高まり、売上げも上昇していく。
 「人間は優しく扱って貰えれば、その優しさを誰かに返したい、役に立ちたいという心理が働きます。もちろん、まだ完璧とは言えずここまで試行錯誤を重ねましたが、八年経ってやっと進むべき方向性が見えてきたかなと思います」と岸浪社長も言う。


【現実になってこその「理想」 楽しく、そして儲かる会社】

 ここで再び疑問が湧く。確かに理想はその通りかもしれない。でもそれを現実とするのは簡単なことではない。第一、命令や強制がなく休みたい時に休んでいて会社という組織が成り立つのか…。
 この問いに対する岸浪社長の答えは明快だ。「現実にならない理想は意味がありません」。その言葉の通り八年前に20食から始まった『おふくろさん弁当』は、今は毎日千食を製造する勢い。配達エリアも鈴鹿市内から四日市、津へと拡大している。「競争の激しい外食業界において、手前味噌ですが利益率も高い水準を維持しています」と経営者としての視点も忘れていない。そう、働くのが楽しい会社は、儲かる会社でもあったのだ。
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