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韓国レポート Part4 小野雅司

3月26日(四日目)~27日帰国

校舎の横にある建物(下の写真)で寝ました。オンドルがあって暖かった。

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朝はゆっくりとした時間。
講演の打合せをしたり、
参加人数も当初の予想をはるかに超えて80人になるというので、急遽資料を増刷したり、
田舎道を散歩に行ったり。

何人もの人が、日本の震災のことを心配して声掛けてくれる。
講演の前にも義捐金を募ってくれたりした。
今回の震災で、韓国の人の日本に対する意識が変わったという声も何回も聞いた。今までは、日本に対する嫌悪感や対抗意識があったのが、隣人としての意識に変化したというような感じらしい。
講演の前に義捐金を募れるというのも、震災前だったらちょっと考えれないことだったらしい。
複雑な民族感情のようなものを感じる。

昼前から、車でどんどん人が集まってくる。三々五々、食堂で野菜ビビンバを食べる。この人文学講座は、夜まで続くので、昼ご飯、夕飯も共に食べる。そういう事も人の交流を大事に思ってやっているそうだ。


1時から3時40分が「アズワンコミュニティ鈴鹿の試み」という講演会。
若い人がたくさんいるのが印象的。
韓国全土から集まってきているそうだ。
2月のYMCSメンバーのハンヒョリムさんと キム・ヨンマンも鎭安という所から講演を聞きにきてくれた。
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最初に1時間15分間ほど、スライドを使いながら、講演。
壇上に上がって、ちょっと緊張。途中からは楽しんでやりました。
相涌さんの通訳なので、安心してやれました。
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熱心に聴いてくれているのが伝わる。
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10分の休憩を挟んで、質疑応答。
切れ間なく熱心な質問が続く。社会意識の高さを感じる。
日本とは全然異う熱気を感じるなぁ。この異いは何なんだろう?って思う。
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今回の訪問で100人以上の人が新たにアズワンコミュニティの事を知るキッカケになった。
これから、どういう動きや繋がりが展開するのか想像も出来ないくらい。

相涌さん達との話では、8月くらいには、韓国でのマイライフセミナーと自分を知るためのコースが具体化することになりそう。
いよいよ韓国でのサイエンズに基づく活動がスクール発足の方向へ進み出す感じかな。楽しみ。
声掛けたら、いくらでもセミナーでも自分を知るためのコースでも人は集まる情勢になっている。
それを準備できる人材がどう出てくるのか、その後、本質的な方向に繋いでいけるように準備していかないと、やる意味もないだろう。
韓国情勢、これからが大事なところだろう。
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