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「人類の未来!私たちがワールドシフト出来るかどうか」谷崎テトラさん講座


9月16日、ガイアエデュケーション公開講座で講演する谷崎テトラさん(京都造形芸術大学創造学習センター教授、放送作家。音楽プロデューサー。ワールドシフトネットワークジャパン代表理事)

「人類は分かち合えば100億人が地球で暮らせる」

4月に開講したユネスコ認証の教育プログラム「Gaia education2018」が半年間の締めくくりを迎え、最終回は、9月14日から3泊4日でアズワン鈴鹿コミュニティを会場に開催されました。16日は公開講座として、谷崎テトラさんによるワールドシフトの講座が行われ、多くの参加者と共に、深く示唆に富んだ話に刺激を受けました。



今年2018年は、アポロ8号が月面から地球の姿を撮影した1968年から50年目を迎えています。人類10万年の歴史の中で、地球の姿を見ることが出来たのは、この50年間を生きている人たちだけです。「地球の出」と言われるこの映像は人類に多大な影響を与えているのです。とテトラさんが強調しました。

現在70億を超える人々が同じ地球で暮らしています。貧国や格差、紛争など多くの問題がありますが、食料も分け合えば十分に足りるだけのものが生産されているそうです。この先20年間で、分かち合える社会へシフトチェンジ出来るかどうか、出来なければ2040年にブレイクダウンしてしまう。それは、今の私たちにかかっているのではないか、ということでした。

テトラさんから、熱いメッセージが会場に送られ、目に涙する人たちもいました。

講座に参加した柴田浩久さんのレポートを一部紹介します。



気づいた人が創造していくこと
            柴田浩久さん

「ワールドシフト・私の一歩で世界がつながる」と題して、谷崎テトラさまの公開講座を受講させていただきました。

すべての世界は変化を遂げている。このことは、それぞれの人が変化することによってなされる。言葉とアート、社会活動が融合して未来を創っていくためには、2つの変革が必要である。すなわち、文明・社会の変革(ワールドシフト)と価値観の転換(パラダイムシフト)である。次の時代の価値観を見つけたら、それは仕事になる、として、予見することが大切で、自分の仕事を通じて変えていくという共同創造の考え方を提示されました。

あなたはどんな世界を望んでいますか?という問いかけるNGOとして、アーヴィン・ラズロ博士(ローマクラブ スイスのシンクタンク)により始まったムーブメントは、環境や経済、社会に問題があったときに、ポジティブに変わっていくよう、次のヒントになるものに気付いて次の価値観につなげて、気付いた人が創造していくものという考えを示されました。





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