
イモちゃん、
7月のマイライフセミナーに参加してきました。
イモちゃん自身、初体験でもあります。
「マイライフセミナーって何?!」
そこは「やさしい社会だったー」って感じでしょうか。
参加者が気づいていようがいまいが、
「やさしい社会」だったと思います。
一人一人には、
未解決なこと、抱えること、理解していないことなどなど、
いろいろあっても、
初対面の人達が、たった6日間で、
あんなにも溶け合えるのだなー。
守るものが無くなってくると、飾らなくなってくる。
自分を飾る要がなくなってくると、
自然と人間らしくというか、自分に素直になってくるみたい。
だんだんに、その人らしく、その人が際立ってくるような・・・
縛るものが無い自由な中では、自然とそうなってくるのかな。
マイライフセミナーはそういう空間だったと思います。
参加者は、沖縄、東京、鈴鹿、韓国からやってきました。
年齢も10代~60代と幅広く、これまでの経歴も様々です。
ほとんど初対面。
そんな面々で、6日間、検討会をしながら、暮らします。
検討会では、何言ってもいい、言わなくてもいい。
考えてもいい、考えなくてもいい。
一人一人が、尊重されている。
人(自分)や社会についての理解も、
深まることもあるけれど、
ちんぷんかんぷんな場合もある。
でも、共に過ごすうち、
自分を出し、お互い知り合い、知ると心動くのか、
だんだん人と人の垣根が低くなってくるようです。
そして隔たりがなくなってくると、
だんだんに人間らしく、その人らしくなってくるみたいです。
なぜだろう?!
普段とどこが違うのだろう?!
でも、確実に、何かちがう。
このマイライフセミナーの空間ってなんなんだろう?!
カリスマ的な人、特別な人、指導者などいません。
セミナーでは、決まったものはありません。
「こうしなさい!、これはダメ!」もありません。
暮らしについて、テーマなど、用意するものはあるけれど。

「人と人」って、おもしろい!!
「人」って、すごいと思う。
縛りや束縛の無い、自由な空気の中では、
教えや道徳的なものなくても、
なにか指導されなくても、
人と人が寄ると、心が発揮されるみたい。
「人」は、「人」に対し、やさしい。
愛情が自然と発揮されるみたい。
相手をやりこめよう、やっつけようなんて、働かない。
「人」は「愛」でいっぱいなのかも。
だから、人に触れると、「愛」が出てきてしまうのかもしれない。
ただやりたいだけ・・・
恩着せがましさは無い、タダやりたいだけ。
イモちゃんは、今回参加してみて、そんなふうに感じました。
今回は、50代の障害を持つ女性も参加しました。
この6日間で、人生が幸福な方向へ進んでいったようです。
感想をどうぞ!

あっという間の6日間でした。
初日は、少し不安もありましたが、
自分のことをみなさんの前で
話していくうちに、
みなさんが自分のことを少しずつ受け入れてくれる感じがあって、
自分も次第に心が開けていくのを感じました。
毎日、いろいろなテーマをみんなで掘り下げていく中で、
今まで自分に見えなかったものがたくさん見えてきたり、
新しい発見があったり、とても驚きました。
ふと気がつくと、相手に対する物事の考え方が
今までと変わっていることに気づいて、
さらに驚きました。
今まで、自分が相手の意見と衝突したりする原因の一端が、
自分の中にあったという事が次々と見えてきて、
これから生きていく上で関わっていく人達と接する時々に
活かしていける気がします。
それと共に将来への希望が湧いてきました。
受講者の皆さんとの出逢いも必然性を感じましたし、
共に6日間を過ごした事で、
忘れかけていた人間(家族)の思いやりの温かさに接する事ができて、
ふと気付くと自分の心が満たされているのを感じました。
マイライフセミナーは、やさしい社会の実現試みの一つなのだなー
(記事 中野敏美)