北海道札幌でアズワン鈴鹿コミュニティ初講演会

昨日15日(土)、北海道エコビレッジ推進プロジェクトにお招きいただき、アズワン鈴鹿コミュニティの事例を発表させてもらいました。
その様子をお招きして下さった及川さんのfacebookより紹介します。
昨日、待ちに待った小野雅司さん(アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティ・サイエンズ研究所)の講演会が北海道札幌で開催されました。22名が参加し、札幌や余市を中心に、遠くは伊達から来られた方もいました。

今回は偶然にも小野さんの全国講演ツアーの初日であり、2時間に渡って、アズワンのこれまでの実践と研究の展開プロセスを中心に、「持続可能な都市型エココミュニティ」の実際について、色々な視点からお話頂きました(途中途中でテーマを参加者に問いかけ、参加者と一体となって問題意識を共有していく等、小野さんの真摯で熱い思いが溢れる講演でもありました)

質疑応答の時間はたっぷりと50分以上取りましたが、会場からは次から次へと色々な質問が湧きだす感じでした。関心の高さと同時に、なぜそのようなことが成り立つのか、本質には何があるのか等、アズワンが実現している世界観の真相に少しでも迫ろうと、多くの方が熱心に質問され、「目から鱗」の瞬間が何度も訪れました。

その後の懇親会でも余市のスタッフやボランティアを中心に小野さんへの質問だけでなく、それぞれの思いや価値観を伝え合う等、実りある交流と問題意識を分かち合う、充実した時間を過ごすことができました(小野さんもお疲れの中、一人一人に丁寧に向き合って頂き、本当にありがとうございました)

そして、今日はいよいよ余市のエコビレッジに来訪されます。引き続きよろしくお願い致します!


(北海道エコビレッジ推進プロジェクトの及川さんと代表の坂本純科さん)

以下、小野さんの講演会の感想文から一部抜粋したものを記載します。

・お金と力への執着とか、悪感情から解放された人たちの関係の楽さ、シンプルさに魅かれました。

・“意欲ある人が集まれば何とかなる”と思っていましたが、やはりそれだけでは物事は上手く進まないことが少し理解できました。自分の身の回りから始めていきたいと思います。

・都市の中で大きなエココミュニティを行っているという事で、とても興味深く聞かせて頂きました。まずは自分達の心を大事にすると、循環型社会がまわるというお話は為になりました。今までの経験での失敗談も楽しく為になりました。

・不思議で面白いなあと思いました。ゼロにしないとすっと入ってこないのかなと思いました。

・大きな家族で自営業をされているような印象を受けました。家族の枠を広げることで、様々な負担やロスを減らす試みが上手くいっているのは素敵だと思いました。

・自分の暮らしも仕事も、しなければならないとか、こうでなくてはならないという、義務と責任の塊だらけだと気が付いてはっとしました。自分の会社も人のための会社でありたいし、働いている人、関わっている人がみんな幸せであって欲しいと思います。

・みんなで決めたことだから、従わないといけないという固定観念を問い直し、一人一人が納得できることを探していく、という関係が素敵だと思いました。

・社会の発展を目指すための研究やコミュニティづくりというストーリーには非常に共感を覚えました。日本の地方においても、このような社会の発展の仕組は価値があると思いました。


発表した小野さん(サイエンズ研究所)のコメント。
北海道エコビレッジ推進プロジェクトのお招きで、札幌で講演会。
写真は、代表の坂本純科さんと、アズワンに何度も訪れたことのある及川さん。
2時間も、アズワンコ鈴鹿コミュニティでの研究と実践のプロセスをお話させてもらった。
及川修司さんも、アズワン鈴鹿コミュニティでの体験を、わかりやすくまとめて発表してくれました。
意識の高い人たちばかりの集まりで、熱い話し合い、質疑に展開していき、本来的なものを求める意欲の高さに感動を覚えました。
北海道での試みも、これから一緒に進んで行きたいと強く思いました。
また、純粋な気持ちの若い人たち集って来る動きに、余市エコカレッジの可能性を感じました。
心動かされるものがある一日でした。
本当にありがとう。
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10月のお出かけ耳より情報

この10月は、日本各地でアズワン鈴鹿コミュニティの事例紹介を紹介させてもらう機会がたくさんあります。



●10月14日~16日
 「土と平和の祭典」へアズワンネットワークが出店。
 場所:東京日比谷公園

●10月15日(土)
 自分達で創る 『持続可能な都市型エココミュニティ』
 場所:北海道札幌市生涯学習センターちえりあ

●10月17日(月)
 自分たちで創る、自分たちの持続可能な社会!
  ―人の心・環境・科学技術の関係性の新たな展開―

 場所:九州大学西新プラザ

●10月18日(火)14:00~17:15
 やさしい社会国際フォーラム2016@福岡・「結い村」
 場所:直方市 序庵舘(じょあんかん)

●10月25日(火)13:25~16:30
 「やさしい社会国際フォーラム2016」
 場所:神奈川県戸塚 明治学院大学戸塚校舎

●10月25日(火) 18:30~20:30
 「やさしい社会国際フォーラム2016」
 場所:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル1F

●10月29日(土) 13:30~17:00
 「やさしい社会国際フォーラム2016」
 場所:鈴鹿市鈴鹿カルチャーステーション

●10月30日(日)13:30~17:30
 ないのなら自分達で創ってみよう!
自分達の循環する社会「つながる縁会」

 場所:京都市 浄土宗竹谷山 長栄寺

●10月31日(月)
 森里海連環学セミナー
 場所 京都大学 理学研究科セミナーハウス

えこびれっじネット日本(GEN-JAPAN)のイベント、自分達で創る自分達の持続可能な社会「やさしい社会国際フォーラム2016」(東京~九州14か所で開催)など全国各地で開催される講演会に、2001年からここ鈴鹿で全く新しい社会づくりを試みている小野さん(サイエンズ研究所)も参加させてもらい、アズワン鈴鹿コミュニティの事例紹介をします。この機会にぜひお立ち寄りください。


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総合誌「BIOCITY」に掲載される

環境から地域創造を考える総合誌「ビオシティ」2016 No.68に、アズワン鈴鹿コミュニティの試みが「都市型・開放型エコビレッジ」として掲載されました。

*ホームページ → 「環境から地域創造を考える総合誌 Bio City」のHP
*Facebookページ → 「環境から地域創造を考える総合誌 Bio City」





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その人のやりがいや幸福感はどこから来るのだろう?

先日紹介した北海道大学大学院のインターンシップで6日間鈴鹿コミュニティに来訪していた及川さんの報告レポートを紹介します(彼のFacebookより抜粋)。
本当にわずかな「見る・聞く・学ぶ・働く」の経験しかなく、現時点での私の理解に過ぎませんが、アズワンコミュニティの持続可能性(サスティナビリティ)の構成要素を分析すると、
①【サイエンズに基づく学び合い】
②【責めの無い・気持ちを聴き合うコミュニケーション】
③【一人一人の暮らし(生活や経済を含む)を支える社会機構】
が大きな柱だと思いました。
さらに今後を見据え、持続可能性の要素を追加すると、
④【来訪者との価値共創】があると感じました。
特にコミュニティに留学生として深い学びのある暮らしと労働を体験するライフスタイルは、本人の学びはもちろんのこと、各地域で同じ思いをもった人たちが連帯していくきっかけにもなると感じました。

 ↓ ↓ ↓ (全文は以下をご覧ください)
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型破りな経営でつくる理想の会社

一般社団法人CRSコミュニティ「CSR見学会ニュース」7月号で、『働く人の幸せが第一!型破りな経営でつくる理想の会社』と題して、「おふくろさん弁当」の試みを紹介していただきました。また、ホームページの「CSRな企業紹介」でも、『社員の働きやすさをつくるプロセスを、幸せな社会づくりに繋げたい』という題で、紹介されています。

出退勤も自由、規則はない、給料も話し合いで決める…とても型破りなことをしていると感じ驚いたが、社員の皆さんによれば「決めていないからその都度臨機応変に必要な役割を皆が果たせる」「失敗を責めるより、失敗してもみんなで知恵を出し合って乗り越えられるという経験があるからモチベーションが高まる」と。「社員第一主義」は、実は自然に「お客様第一主義」につながる、合理的な方法なのかもしれないと感じた。(CSRコミュニティ事務局)

詳しくはこちらをご覧ください。
  ↓↓↓


*関連記事*
「人の幸せ」を真ん中に置いた会社経営。
「やりたくないことはやらないという勇気」
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中日環境netの「Viva地球」に掲載!

先月(6月22日)の中日新聞で、持続可能な社会のモデルとして、
アズワンコミュニティが紹介されました。
その記事が、中日環境netの「Viva地球」のインタビューページにも掲載してもらっています。
『三重県鈴鹿市のアズワンコミュニティ鈴鹿』
~ルールに縛られず、自由に働き、お金の心配なく暮らす


中日環境net Viva地球
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こんにちは!わがまちの社長さん

鈴鹿CNSテレビで、「おふくろさん弁当の試み」を取り上げていただきました。
社長係の岸浪龍さんが「わがまちの社長さん」として登場、どうぞご覧ください。



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ルールに縛られず、自由に働き、お金の心配なく暮らす

6月22日(水)、中日新聞朝刊の環境面『Viva地球(地球の上で共に生きる)』で、持続可能な社会のモデルとしてアズワンコミュニティ鈴鹿の試みが紹介されました。


ジョン・レノンの名曲 imagin(イマジン)の一節「The world will be as(アズ) one(ワン)(世界は一つになる)」から名付けたアズワンコミュニティ鈴鹿(三重県鈴鹿市)。理想の世界を歌ったこの歌のように、一人一人がストレスなく働き、お金の心配をせず幸せに暮らせる「やさしい社会」のモデルを、十五年の試行錯誤の末に生み出し、注目を集めている。

新聞記事はこちらから読めます。↓↓↓
(画像をクリックして、左上のマークをクリックすると拡大します。)
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「ゆっくりずむ」 Beな人々で紹介される

会社経営で一番大事なのはなんだろう?
おふくろさん弁当の経営を通して見えてきたものは…?
経営者の人達に、その試みへの関心が高まっているようです。

先月は、名古屋在住の鶴田夫妻のお招きにより、その試みの一端を東海地域の中小企業経営者の会、「ABCフォーラム」で紹介させていただきました。そして今度は、Eco-Branch通信「ゆっくりずむ」Beな人々でも紹介していただきました。


今週末(6月10~12日)は、「経営カレッジ」が開催されます。鶴田夫妻を始め、九州、東京、名古屋から、そしてスペイン在住で現在一時帰国中の方など、経営に携わる多彩なメンバーで、「人のための会社」を探っていきます。

以下は、「ゆっくりずむ」に掲載された文章です。
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「名古屋ABCフォーラムで「人のための会社」、経営者に共感!」

昨年末、コミュニティ探訪に参加された名古屋市在住の鶴田社長夫妻にお招きいただき、5月13日(金)、「ABCフォーラム」と言う東海地域の中小企業経営者の会でおふくろさん弁当とアズワンコミュニティの紹介をさせていただきました。
以下、同行した記者によるレポート&感想を紹介します。
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「名古屋ABCフォーラムで「人のための会社」、経営者に共感!」
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