「おふくろさん弁当」が三重テレビで放送されました。
12月5日、「おふくろさん弁当」が三重テレビ「とってもワクドキ」で放送されました。
撮影当日は、「今からテレビ撮影があるよー」と15分位前にお知らせされたそうです。飾らないそのままの雰囲気をどうぞ!
撮影当日は、「今からテレビ撮影があるよー」と15分位前にお知らせされたそうです。飾らないそのままの雰囲気をどうぞ!
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コミュニティの暮らし はたけ公園
野菜の出荷 日替わりで誰かが助っ人にやってくる
ガラスハウスでは炭セラピーの実験台
交替でアロマホイール焼きに誰かが入って、いいゆかげん?になっている
公園入口の皇帝ダリアが高く伸びて 草刈りあとにネコが寝ている
街路樹も色づいてきた。
(Itikawaさんのfacebookより)
三重県鈴鹿市に「おふくろさん弁当」という、社員60名ほどの会社があります。毎日1000食近いお弁当を製造し、300軒前後のお客さんに配達しています。
しかしこの会社には、名目上の社長はいますが、本人も周りも社長という認識はなく、その他役職も一切ありません。会社の規則もなく、命令や罰則もありません。
みんな責任を負わされることなく、伸び伸びと働いています。しかも売り上げは毎年前年比を上回っているという経営状態なのです。
そんな不思議な会社がどのように運営されているのか?会社立ち上げから、運営に関わり現在代表取締役(社長係)岸浪龍氏が、会社の歴史や考え方のベース、運営方法を明らかにします。
そして長年経営コンサルタントという立場から数多くの会社経営を見てきた吉岡和弘氏は、実際「おふくろさん弁当」で職場体験をし、実際働く人たちの本音を探るべく何度も訪問し、インタビューを行い、生に近いレポートを書き上げています。
米田量氏は、おふくろさん弁当で働く人の心に焦点をあてて、インタビューを通して、この会社がどうして成り立っているのかを解き明かしています。
会社を経営する人も、そこで働く人も、幸せになること、幸せな社会を願っていることでしょう。そんな会社づくりのヒントになる本です。
出退勤も自由、規則はない、給料も話し合いで決める…とても型破りなことをしていると感じ驚いたが、社員の皆さんによれば「決めていないからその都度臨機応変に必要な役割を皆が果たせる」「失敗を責めるより、失敗してもみんなで知恵を出し合って乗り越えられるという経験があるからモチベーションが高まる」と。「社員第一主義」は、実は自然に「お客様第一主義」につながる、合理的な方法なのかもしれないと感じた。(CSRコミュニティ事務局)
参加経営者の方々と交流させていただいて、多くの経営者が同じような課題を抱えているんだということを知りました。
「安心できる関係で無理に強いることもなく楽しく経営を成り立たせたい・・・」
しかしながら、これまで上下関係の上での指示や命令で従業員をコントロールすることでしか経営されてこなかったし、できなかった。なぜなら世界ではそれが当たり前だしそれ以外の方法でやっている人なんていないから。
このカレッジに参加している人のそういった葛藤を強く感じましたし、新しい世界への道へ進む勇気も感じました。
幸いにもおふくろさん弁当がその道筋を創ってくれたので、私たちはその道筋をより太く、より着実なものにしつつ、次に歩きたい人が歩いていけるように、何より自分たちが幸せであるためにみんなで一緒に進んでいきたい。
そう思える経験をさせて頂きました。ありがとうございます。(Y.W. 30代男性)