アズワン㈱事務所

今週から、アズワン㈱の事務所に、一般公募して採用した事務員さんを受け入れてやっています。

 派遣部門では、ハローワークの求人広告やチラシをまいたりして、問い合わせてくる人を採用して、工場などに派遣したりしてきましたが、本社事務所?に所謂「コネ」でなく、全く一般的に採用するのは、初めてのケースです。
 自分も今はそういう人を受け入れて、気が張りすぎるくらい張っていて、何も知らない人が、この会社をどういう会社と受け取り、その人もなじんでいって、この事務所の空気の一部となっていくかということを考えると、自分の言動なども自然と意識される感じになっています。良い緊張感なのかもしれません。

 そういうことから考えると、今までは「気心知れた」間柄で「気楽に」やってたかもしれませんが、あまりにも 無目的な言動をたくさんたくさんしていたように反省されます。

 「話し合い」で動いていく会社になるには、「話し合い」を体得する、しようとする人達があつまればそうなると言えるし、そこを外せば、いくら気心知れてても、楽しくても、便利でも、気楽でも、いつまでたっても そうならないということかと思う。

 もっと自分の中と、構成する人の中の「話し合い」に敏感になることが大事かと思う。
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ベース変革

「実際はどうか分からない」
「すべて自分が思っていること」
このことの捉え方が今までと違うように思う。

研修生の暮らしの中のリアルタイムで、知覚した瞬間と自分の感覚が立ち上がっていく分岐点を捉えていた。

三人で話をしていた時のこと、他の二人のやりとりを聞いていて、それぞれの感じていることを、「伝わる」「分かる」という自分のくせが立ち上がる。
「見た」「聞いた」・・・・・→「分かる」と発展していく瞬間がある。

後でその人に「実際はどうだったの?」と聞いてみて、「こうだった」と
返事を聞いてもどこまで行っても、自分が「ああ、そうだったのか」と
頭の中で判断していく。

その状態で「自分が思っている」と貼り付けていっても、ベースは
変わらない。

「無いもの」を「あるもの」としているベースでは操作しているに過ぎないようなものだろう。

「場所」でも「人」でも、どのように使ってもいいし、何を思ってもいいわけで、それを私が自分の都合の良いように「決め付けて」いた。
自分の納得のいくものを選択して、選り分けていた。

これこそ、私の中で大きな間違いだったのだ。
その人は何をどう思ってもいいし、私はその人の思ったことなど、
分かり得ようもないのだ。

その一瞬一瞬で自分も人も変化するだろうし、その一瞬を捉えて「こうだ」とするものなんて何もない。
「こうだ」としているのはすべて立ち上がったこちら側の頭の中のもの。

日常生活でどれだけ、人の分野を侵していたか・・・と
今更ながら遅まきながらの実態の観察だったなと思う。
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ベーシックコース研修生 1日目

 夜の検討会からの参加。自分の脳が立ち上がっていくような感じがした。使わないスリッパや、邪魔な自転車が実際の世界にあって、そのまわりで右往左往している自分がみえた。研修会場の玄関で、「スリッパは、靴箱にあるよ」といわれたら、目の前にあるでているスリッパは、使わないスリッパに 自分の中で瞬時になっている。検討会の中で、みんなの話をきいたり、検べたりする中で 自分の脳の中でおこっているんだという回路に立ち上がっていく感覚をおぼえた。日常の中では、どうもこの回路が、眠っているような感じかな
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目的を見据え、次の展開を想う

 アズワンで派遣を始めた工場「冨士」。いずれは請負って目指す職場作りをと思い3月にスタートして半年ちょっと、8月からは請負もスタートした。

 T さん、U さん、E さんの3人でスタートしてここまできた。昨日で U さんを送り出しました。暑い夏を工場で乗り切って本当に「お疲れ様」。U さんたちのおかげで、ここまで(まだまだまだまだではありますが・・)きました。
 でも、「辞める」みたいな感じはまったくないね。アズワンコミュニティへと、今考えられる適所へ引越しって感じに思います。

 工場が、弁当が、仕事が目的でないから、本当に目指すものへ形を変える事は何の問題もなく、検討して検討されて自由に次の場を得ていく気風が頼もしいなと思います。

 請負の場も、U さんを送り出して「アズワン」も全く知らない人を受け入れています。その人も巻き込んでの運営の練習・実践かなとも。

 アズワン事務所もハローワークで事務員の一般募集開始。これが意外に反響大で、毎日数人の希望者が面接に来ています。いろんな人がいるんだなあ~と再確認。採用基準は?少なくとも「スキルがあって、仕事がよく出来る」ということとではないようです、この会社は(笑)
 これから広がってくれば、全員がスタディライフの会員で、というわけにもいかないし、それでは面白くもないですし。

 変な用語(?)(笑)が飛び交う事務所に受け入れて、仕事をしに来た人が、仕事が目的じゃなくなるような事務所に・・・・やったことないからなあ、これも練習練習で楽しみ。

 そろそろ手狭になってきた事務所。こちらも次の場の検討がいるなあ。
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