ウリさんの日記 --- その5

「友人達へのレター」 ---マイライフセミナー後一週間目 その1

ウリさん太鼓私は、物語や伝記を読むのが好きでした。
他の人の体験は、
自分自身についても考えられるからです。
また内観後は、
自分自身の物語を自分に語っています。
それは、自分についての
何か新しい発見でもあります。

旧友へ、そしてこれから出来つつある新しい友人達へ・・・
これから、「友人達へのレター」として、私の体験や思っていることを書きます。
今日は、マイライフセミナーを終えてその後・・・。

【E.T.のような感覚】
マイライフセミナーから帰り、私が最も感動したのは、
笑顔で私に「おかえり」と言って迎えてくれたことです。
セミナー

ここ数年は、多くのコースに参加しましたが、多くの場合、
何かまだ消化しきれないのか、不安定で、ふあふあ歩いているような感覚でした。
結局のところ、私はE.T.の様な感覚だったのでした。

私の深ーい体験を他の人に伝えるのは非常に難しいです。
一番強烈だったのが、一年前に私が内観から戻って来たときです。
平常に戻るに少なくとも一週間はかかりました。

でも、今回のマイライフセミナーの後は違いました。
誰かが私に言いました。「ここは皆E.T.だからだよ」と。
ここでは多くの人がマイライフセミナーを受けていました。
だから、今回は私は家に帰って来たのだと感じられたのだと思います。

【ウリ語の誕生】
ウリ語2
でも、私が ”E.T.” であるのは、
もしかしたら、私は日本語が話せないからかもしれません。
日本の言葉はいくつかわかり、文も、もう少しで作れそうです。
でもほとんどの場合、あせってしまうからか、
ポルトガル語と、英語と、日本語をミックスしてしまいます。
ポルトガル語は私が一番自由に自分を表現できる言葉、
英語は、ここのたいていの人が言える単語がある言葉。
そして、私の知っているいくつかの日本語。
この日常の例外性から、新しい言語を生み出しました。”ウリ語”です。

セミナーの後、言葉の壁に引っかかることは少なくなったように感じます。
ここの人達はウリ語をより理解してくれる様になったのかしら?
むしろ、ここの日常の中でできたウリ語を、楽しむようになりました。
そして、タイミングよくちょっとしたジェスチャーを加え、
いくつかのキーワードで、一緒に笑えるようになってきました。
これは、もしかしたら普遍性のあるユニバーサル語かもしれない。
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こんな社会になった方がよくはないでしょうか

アズワンコミュニティに暮らす宮地さん。
普段、何気なくふつーに暮らしている日々。
でも時々、『そんなこと、実際にあるの?』と何か戸惑ってしまうことがある。
『あれ?!、いったい、僕はどんな世界に暮らしているのだろうか?!』

自宅を開放し、食堂をしている佳子さん。
木曜日は、3家族がここで食事をする。みんな、我が家のように振舞っている。
中井宅で食事2

やりたいという気持ちの分で、やれるところでやってくれる「美容室らいふ」。
そこでは、お金は要らない。
らいふ美容室玄関らいふ美容室カット

贈りものだけのお店「ライフストア」。
今は、お弁当屋さんから惣菜、SUZUKAファームから野菜が贈られている。
素人野菜づくり有志(ベジコミくらぶ)も、できたものを贈っている。
レジはないけど、贈り物の紹介をしてくれる人がいて、
おしゃべりしながら、買い物ができる。
そこでは、お金が介在しない。
ストアの野菜ストアの野菜2

 「こんな社会になったほうがよくはないでしょうか?」

そこを願う人が、そうなるように、そうなれる人に成り合っていけるように・・・

 やりたい人がやりたいだけ、やればいい。
 やりたくない人はやらなくてもいい。
 それぞれ、その人のおもむくままでいい。
 いいというより、それしかない。

実際に、そのようにやりはじめた人たちのそばで、何か問われるもの・・・。

「あなたはなにを当たり前にして暮らしていますか?」

 ”お金の要る社会の中で、贈り物をしているのか?!”

 ”贈り合って暮らすのが人としてあたりまえの姿で、
   その世界に立って、やれるところからやっていくのか?!”

先日のある一日から、タダの世界を垣間見る・・・
宮地さんのブログ「かたつむり・つれづれ」をどうぞご覧ください!
   ↓  ↓  ↓
「こんな社会になった方がよくはないでしょうか」
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日本でのあたたかかった日々

今年2月、8日間のアズワンコミュニティ体験にやってきた韓国サンマウル高校生。
男子学生スミン君のコミュニティ体験感想です。
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パク.スミン
空港で4人

自由の森学園との交流に続いて、また一週間日本行くようになった。
今回も旅行ではなく、鈴鹿コミュニティというコミュニティを7泊8泊で体験する。

期待半分、不安半分で始まった。
僕一人が一年生で、他の三人は三年生のお姉さんたち。
男ひとりでもあり、僕一人の時間を過ごす工夫をした。
それでも結論から言うと、今回の旅は楽しかった。
思ったよりあたたかくていい街だったし、
お姉さんたちと仲良くなる機会ともなった。
スミンとヒジン

(中略)


8日間、用意されたさまざまな日程。
僕がここから得たものは、「目には見えないあたたかさ」だった。
鈴鹿が望む社会は、人と人が親しい社会、あたたかい社会である。
僕はそれを感じて帰ってきた。

お茶会にて

昔、共同体社会の営みで、お客をもてなすということは大きな意味があったと思う。
でも、「ホスピタリティ」という言葉は、今では少し衰退している。
今の時代は、お金がおもてなしの条件になったんじゃないだろうか。
しかし、僕は、ここで「歓待」をもらった。

奈良公園で

アズワンコミュニティの皆さんが、
僕達を心から受け入れ、
僕達と親しくなろうとしてくれた。
僕たちも、鈴鹿の方々も、お互い溶け合おうとした。
また、僕たちに対しての心配りを感じた。

「お客さんを歓待する(もてなす)」ということを形式的にではなく、
心から僕達を歓待してくれていると感じた。

植菌植菌3

人の気持ちをあたたかいと感じるのには、理由はない。
僕が鈴鹿で感じたあたたかさは、文書では表現できない。
僕たちに会って喜んくれる姿。
日本語がしゃべれない僕たちに、職場体験の時も、
いつでも考えてくれる姿。
言語の壁があっても、僕たちと話そうとしている姿は、
文章ですぐ書けることではない。
物質化したり、数値化できない、でも、人間だからこそ感じられる。

伊与田さん

そして最終日、僕達が船に乗って鈴鹿を去る時、
伊与田さんも目頭が赤くなって、
お姉さんたちも僕も泣きそうな顔になったということだ。
その前日のお別れ会の時は、そのまま泣いた。
さみしさが感じられた。

伊与田夫妻

韓国を離れて一週間、もう家に戻りたいと思う頃なのに、
さみしいさがこみあ上げてくる。
来年もまた行こうと約束した。
とても楽しかった。
集中
また行く時は、日本語の勉強一所懸命して、
自分の言葉でここの人々と交わっていきたい。
あたたかさは感じたが、その人の思いはよく聞けなかった。
日本語で自分の考えを言って、相手の考えを聞くことができるようになったら、
必ずまたいくつもりだ。
そして鈴鹿のことは一生忘れない。お茶席前で
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コミュニティハウスえぐち繁盛記

春うらら、新しく始まるこの季節。
コミュニティハウスえぐちは、大繁盛。
最近の様子をどうぞご覧ください。
  ↓  ↓  ↓
コミュニティハウス繁盛記
打ち上げ会



関連記事:コミュニティ食堂”ふぁみーゆSuzuka”のブログ
  ↓  ↓  ↓
”ふぁみーゆSuzuka”のブログ
よしこさん
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春休み てっらこや

鈴鹿カルチャーステーション(SCS)も新学期がスタート。
一日体験てっらこやに、たくさんの子どもたちがやってきました。
はたけ、里山、公園、桜、お弁当・・・、春を満喫した一日になったようです。
その様子をSCSのHPから紹介します。
  ↓  ↓  ↓
「てっらこや始業式&夏野菜のはたけ作り」の巻さくら種まき
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ふだん着で探訪DAY Newパンフ!

表紙
『ふだん着で探訪DAY』の2013年版パンフレットができました。
今年12月までの開催予定がのっています。

ふだん着の暮らしに触れてみる機会です。
アズワンコミュニティに興味関心のある人へ、
『ふだん着の暮らしってどんな?』と思っている人へ、
いろいろに活用ください。

「ふだん着で探訪DAY」について、
詳しくは、
探訪DAYNewバナー
をクリックください。

表裏
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3月マイライフセミナー参加者の感想から

3月20日~25日に開催された「マイライフセミナー」
今回は、ブラジル、韓国、ドイツ、日本から参加し、国際的なセミナーとなりました。
その参加者の感想からのレポートがサイエンズスクールのHPで紹介されています。
どうぞご覧ください。

  ↓  ↓  ↓

「“マイライフ”セミナー 感想のレポートから」
マイライフセミナー
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ふぁみーゆSuzukaで”結婚披露パーティ”

アズワンマンションⅥに住んでいる、中井佳子さん。
自宅を開放して、コミュティー食堂をしています。
地域で、食事を通して、拠り所になればと思って活動中。
先日は、結婚披露パーティをやってみました。
その様子をご覧ください。
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昨日は、友人の娘さんが神社で結婚式を挙げ、その後、
両家の親族で食事したいとのことで、用意させてもらいました。

ゆっくりできたらと個室で
ふぁみーゆ鈴鹿個室

料理
会席料理
赤飯とお吸い物
てんぷら
これに米山さんから差し入れの牛肉の握りずし
(写真撮るの忘れちゃった。おすそわけ頂きましたがとても美味しかったです)

デザート
手作りのケーキ 助っ人の絵里ちゃんの見事な飾りつけ
ケーキ

ケーキカット
ケーキカット

ケーキカットして欲しくて、デザートはケーキを焼こうと決めていました。
お嫁さん、サプライズのケーキで大喜びでした。
昔は、近所の人が手伝って冠婚葬祭も家でやってたな。
手作りの披露宴用意して楽しかったです。
またいつでも声かけてくださいね。

ふぁみーゆSuzukaのホームページはここをクリックください。
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