8月8日、9日で愛媛県から6人がアズワンスタディツアーに来られました。
みなさんは、同じ地域に住み、それぞれが百姓、経営者、加工製造者、販売業に従事しているメンバーでした。
参加の動機や関心は――、
「どのような人達が、どのようなコミュニケーションを取り合ってるのか?
その運営方法は? どんな役割や担当が必要なのか?」
「意見や目指すところが違う場合、どのように折り合いをつけるのか?」
「ものやお金の行き交いが、どうなってるのか? お金だけでないやりとりの仕組みは?」……と、アンケートに答えていました。
コミュニティの作り方やそのシステムなどに関心があったようです。
そして、鈴鹿コミュニティの職場やコミュニティの運営の仕組み、暮らしている人たちの実際に触れていかれました。
出発する間際に、インタビューしてみました。
山に囲まれた集落で農業をしながら暮らしているというKさん夫婦とお子さんです。
インタビューの内容は
――今回参加してみてどうでしたか?
ご主人 コミュニティとか村づくりとかやりたいことがあったので、学びが色々あって、参考にしたいことだらけでした。
お話しを聞いた一人ひとりの心とか、考えていること、感じていることががすごく伝わってきました。何が印象かっていうと、人に印象が残る感じが強かったです。それが人とふれたなっーていう実感でした。
最初は仕組みとか考えていましたが、人と触れ合うっていう根本的なところが最終的には、そこなんだなーって感じました。
二日間短かったんですけど、盛りだくさんで楽しかったです。
奥さん それぞれの思いとかが知れたのが、印象的でした。
子育てについても、幼稚園とか小学校に通わないとか、そういう選択肢が出来るシステムをつくっているというのを聴けて参考になりました。
以上のようにインタビューに応えています。
鈴鹿コミュニティでは「人のための社会」とか「本心で生きられる社会」を目指し、日々その試みの中で進んでいます。Kさんが触れられた「人」とは、どんな中身だったのでしょう? 改めて、Kさんも、その大事さ、大切さを実感されたようでした。
私たちも今、サイエンズ研究所の本『次の社会へ 人知革命』(サイエンズNo.6)をいろんな場で輪読しながら、人って何だろう?とその本質を探っています。その理解が深まれば深まるほど、何か人の温かさで心が満ち足りてくるように感じます。たぶん、人が人から受けたり、応えたり、求めたりしていることが見えてくるからでしょうか…
人の心は何によって満たされるのか? 何を求めているのか? ぜひ、これを読まれている皆さんとも、一緒に探ってみたいです。(アズワンスタディツアー事務局 岩田)

人って何だろう?心が満たされる社会って?
次の社会への試みに触れてみませんか?
アズワン スタディツアー >>>
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