「ガイア公開講座」水城雄さんの非暴力コミュニケーション



5月18日、アズワン鈴鹿コミュニティを1会場に、Gen-Japan主催のユネスコ認証の教育プログラム「ガイアエデュケーション」の公開講座が鈴鹿カルチャーステーションで開かれました。先回の辻信一さん(明治学院大学教授)の講座に引き続き今回が2回目で、講師は水城雄さん。ピアニストであり小説家で、非暴力コミュニケーション(NVC)の講師をしています。そのNVCの講座と後半は身体を使ったワークショップがありました。



私たちの日常会話は、相手の話を聞くことよりも自分の意見を言うことの方が多いでしょうか。それが案外相手にとって暴力的になっているかもしれません。
水城さんが最近電車で見かけた女子高生の会話を例題に解説しました。

A子がスマホを見せながら「この服、チョーかわいくない?」
B子は「え! ダサー! やめときなよ」

というやりとりだったそうです。

「友達同士で、相手のことを否定しても喧嘩にならない仲良い関係なのでしょうね。B子が正直な気持ちを言ってもつながりが切れない関係…」と水城さん。
ただ、A子にとっては、ちょっとショックなリアクションです。
B子の評価やアドバイスの言葉は、A子にとって暴力的ではないでしょうか。
そういうつながりではなく、相手にとって非暴力なつながりを求めていくとしたらどんなリアクションがよいか、と問いかけられました。

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「ひとつ」の空気感をインストール


緑輝く季節です。連休中もアズワン鈴鹿コミュニティに各地から訪れていました。北は岩手県盛岡から、南は九州宮崎からと、参加者どうしも交流し合って、アズワンの空気を味わっていかれました。宮崎から参加した林順子さんがフェイスブックで写真と記事を発信しているので、ここに紹介させていただきます。(IWATA)


◆「誰もが安心できる社会は実現できる」  林 順子さん

三重県鈴鹿市にあるアズワンコミュニティに来ています。

普通の街の中で、たくさんの人が大きな家族のように暮らしている、「ひとつ」として暮らしているのを子どもたちと一緒に体験させてもらっています。

おふくろさん弁当、鈴鹿ファームなどの経済活動も社会的に事業として行いながら、みんなの里山を作ったり、子どもたちの保育事業もしたり、みんなの台所、買い物係的な役割があったり。

ひたすら穏やかで、心地がいいです。
「ひとつ」の空気感をインストールしています笑
そしてすでに自分の中でベーシックになりつつあるのを感じています。

本来の人の姿、社会の姿はこういうものだろうと思うから。
誰もが安心できる社会は実現できる。

強制や上下のない、お金に縛られない、誰もが本心で、その人らしく暮らせる社会。
暮らしのすべてが繋がっていて、心から安心できる暮らしがここにはあります。


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すずかの里山NOW!

春の「すずかの里山」では、「未来の里山プロジェクト」の活動が活発です。地域のみなさんとタケノコ堀り! ツリーハウスも完成!しました。活動を通して、人と人のつながりや間柄が変わってきているとか。里山様子を写真でどうぞ!


◆タケノコ堀り
4月21日(日)、満足度100(パーセント)のタケノコ掘りイベントでした。約40人参加。(Takasaki)



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「介護×演劇」で人に寄り添う体験


理想の暮らしを語る会4月度公開講座

理想の暮らしを語る会と三重県総合文化会館のコラボで開催された「介護に寄り添う演技体験講座」が4月20日、鈴鹿カルチャーステーションでありました。講師は「老いと演劇」OiBokkeShi主宰の菅原直樹さん。後半のトークセッションでは、サイエンズスクールの福田博也さんも登壇しました。介護関係者も多数集まり、賑やかな会になったようです。理想の暮らしを語る会のフェイスブックに公開されているレポートを紹介します。



講師の菅原直樹さん

心の内を物語としてとらえなおすコミュニケーションへ
(今井亜子・理想の暮らしを語る会)

介護×演劇から、人間らしい本来の姿を体験する菅原直樹さんのワークショップを、三重県総合文化会館とのコラボで開催しました。
前半は演劇体験する人達と見学者に分かれて、身体を動かして遊ぶ大切さを見せてもらいました。
見学者より、体験者の方が人数が多い会場は、爆笑に次ぐ爆笑で、思わずそれぞれの素の部分が溢れて来るといった愉快な時間でした。

後半は菅原さんと同年代の福田博也さん(NPO法人サイエンズスクール代表)と、韓国から人間の本質を学ぶためにサイエンズスクールに通っているパク・ジンスンさんとのトークセッションが行われた。
介護現場での規則や時間に追われて、「~しなければならない」「~してはいけない」といったものからでは、相手(認知症)の世界に飛び込めないのではないだろうか、、など自分の内面と相手の内面を、「物語」として捉え直すコミュニケーションの話に会場は深く引き込まれて行きました。

会場からも介護施設運営者から、施設側の時間に利用者が合わせるのではなく、利用者の世界の時間に合わせるといった新たな試みをしているという発言もありました。
その方が介護者もゆったりとした心境を得られ、どちらも満ち足りるという働きかた改革にも話が及びました。
参加された方は介護関係者が多く、介護から見る人間関係の本来の姿を考える機会になったのではないでしょうか。

菅原直樹さん、堤佳奈さん、福田博也さん、パク・ジンスンさん、そして参加してくださった皆さん、ありがとうございました。


遊びを取り入れたワークショップ
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「お金に縛られてるな~」アズワンツアー



4月4日、5日の一泊でアズワン鈴鹿ツアーに参加した京都のHiroe Abeさん(シンガーソングライター)が、コミュニティに触れた感想をフェイスブックで発信しています。ここにも転載させて頂きました。「ねばならない」「国境」「お金」…というフィクションに気づかれていったようです。






待望の鈴鹿アズワン・ネットワーク・コミュニティーに1泊で行って来ました。
 京都で話を聞いてから注目していた、おふくろさん弁当。規則がなく、話し合いで決める。給料は家族構成などで希望を出す。個人を責めないなど。
 今の社会の弊害ってグローバル資本主義によるところが大きいと思うんだけど、それを変えるにはどうしたらいいか。こういう協同の働き方をふやすとか、日々の買い物を何処でするか、ということだろう。



 ファームは、コミュニティースペースJOYに、お金を介さないで米や野菜を贈り届けているが、スーパーにも出荷しているため、慣行農法。でも土からは、いい気が感じられた。
 コミュニティーハブでは、それぞれがどんな暮らしをしているのか、それぞれの家族で抱え込まないように互いに支え合っている。現在も進行形で、結局はひとりひとりとの出会い、つながりなんだな、と思った。わたしは今、何を持っているだろう。



 サイエンズメソッドについての話もお聞きした。わたしは「ねばならない」という思い込み、今は、かなりはずれている、と思っていたが「所有」という観念は、かなり強いことを自覚した。
 「国境」「お金」などはフィクション。これはわかる。しかしお金には縛られているなあ。「自然」「宇宙」「物質」は、こうあるべき、これが本当だ、とは思わない。自然はあるがままなので、わたしは自然の中に居ることで、ニュートラルになれるんやろうなあ。意識している部分よりも無意識の領域が、はるかに大きく、この領域を健康にしないと、真に健康にはならない、ということ。
 自分の周囲で、ある人を認めない、ということは、その人を締め出す、ということ。





 看取りの話では面白いと思ったのは「老いボケ死」という劇団があること。
 帰り、注目の岡田屋さんに連れて行って貰いました。店の至る所から強い気が立ち昇っていました。昨日、今日と、あちこち沿線の満開の桜を見ながらの旅でした。(写真と記事:Hiroe Abeさんより)

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「今いる場所で出来ることを始めたい」アズワンツアー



八ヶ岳でシェアハウス「リングリンク」を営む平川浩之さんの声かけで、4月1日~2日にアズワン鈴鹿コミュニティへグループでやってきました。その中の一人、木下ほづみさんがフェイスブックに感想を発信しています。その記事をここにも紹介させて頂きます。



4月2日、八ヶ岳から参加したメンバーとスタッフで

【アズワンコミュニティ見学】

三重県鈴鹿市に拠点をもつ
「アズワンコミュニティ」の見学に、
子ども3人連れ
仲間たちとともに行ってきました。
穏やかな皆さんに笑顔で迎えてもらいました。



「コミュニティ」には
一つの区画に集まって共同生活する
・・というイメージがあったのですが、
みなさん普通に町の中にそれぞれで住んでいて
コミュニティへの関わり方・つながり方も
自由に選択できるところが魅力で



お互いの得意を出し合って
お任せするところはお任せする
「安心して委ねられる社会で、自分らしく生きる」
という願いの実現のための
「仕組み」が素晴らしくて感心しました。


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スペースJOYで夕食がはじまった《3》

アズワン鈴鹿コミュニティの暮らし
コミュニティの食を担う弁当屋




JOYの夕食の話を2回に渡ってレポートしてきました。3回目は、その奥にある背景や実現経過を取材してみました。コミュニティの中で、一つのことがどんなふうに実現していくのか、そのベースになっているものは何か、理想を実現する方式「サイエンズメソッド」がどのように働いているのか、探ってみたいと思います。

JOYで夕食を出したいと言い出した弁当屋のTさんに聞いてみました。


◆社会の中の弁当屋をもっと生かすには

 ――どうして、夕食を出したいって思ったの?

 Tさん きっかけはサイエンズスクールのコースの一つ、「社会を知るためのコース」で、そこにいた人たちから、「JOYで夕食が食べられないかな」って何気なく出た。
「夕食があると便利だな」とか、「一人暮らしの人だったら、出来たてのご飯があったらいいな」という声があって、そこから発展した。

社会の中のおふくろさん弁当とはどういうものだろう? 何を求められているのか? どういう役割が出来るのか? もっと発揮できるものは何か? 弁当屋をもっと生かせるものとはどういうものだろうか?考えた。

広い厨房があって、一回に何十キロと揚げられフライヤーや、釜やオーブンがあって、設備もある。でも夕方は一通り調理が終わって、機材は使ってなかった。それってもったいない。その一方で各家庭で、ガス、水道、電気を使って、それぞれで調理している。それだったら、一カ所でそういう場所があったら、そこで作って、それぞれの生活スタイルに合わせて活用してもらえる。

ゆくゆくは、コミュニティの家から台所をなくして、家から包丁をなくして、全部おふくろさん弁当でやるくらい、そこまでいったら面白いのかなーー、なんて。
なんかそういう国もあるみたいで、家にキッチンがなくって屋台で食べてる国とか文化がね。そこまで描いてやれたら面白いなー。

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スペースJOYで夕食がはじまった《2》

アズワン鈴鹿コミュニティの暮らし
自分らしく、その人らしく




「その人がもっとその人らしく暮らせるように…」
そんな願いがあって実現してきたJOYの夕食。関わる人たちの中にある気持ちです。

毎日の夕食づくりは主婦の悩みの一つとも言います。「今日の夕飯は何にしよう?」と考えるところから、買い物、調理、後片付けまで、かなりの仕事です。

「そういう時間を、その人がもっと本心でやれることをやってほしい」
と、みゆきさんが話していましたが(前の記事参照)、本当にそれが実現できれば、主婦は解放されるでしょう。

というわけで、JOYの夕食に来ているお母さんたちに話を聞いてみました。

子どももお母さんもゆったり

舞子さんは1歳半の子を持つお母さん、岸上拓也さんとの3人暮らしです。夕食がある日はほとんど利用しています。

「うん、すごく助かる。子どもが一緒だから家で作るときは、子どもの世話もしながらだから、同時にはなかなかできなくて。片づけもあるしね。ここに来ると、ご飯食べ終わっても、子どもは遊んでたり、他の人が見てくれてたりして、ゆっくり出来る」

ご主人の拓也さんも―
「夕食作っているときは、子どもを俺に見てって言われるけど、子どもの方は、スーッとお母さんの方にいっちゃうしね。舞子さんも、毎日作るのが得意じゃないみたいだから、JOYの夕食があるときは、ここで食べるのがいいなって思ってる」

ご飯づくりが得意な人とそうでない人、確かにそういのはありますね。
舞子さんは、最近、職場がサイエンズスクール事務局になり、夕方5時まで職場に専念しているそうです。それも、JOYの夕食のお陰だとか。

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スペースJOYで夕食がはじまった《1》

アズワン鈴鹿コミュニティの暮らし


コミュニティスペースJOYでの夕食風景

◆温かいご飯と味噌汁と

「今日から夕食始めます、メニューはチキンライス、肉団子と白菜スープ、ブロッコリーです。どうぞ」

LINEグループにそんなコメントが流れたのは1月28日のこと。コミュニティスペースJOYで夕食を用意してくれるというのです。昨年、JOYのスペースが広くなり、昼食で賑わうようになりましたが、今度はそのテーブルを囲んで夕食も。今のところ週4回ペース。(スペースJOYの説明と前回の記事はこちらをクリック

その場を直接用意しているのは、おふくろさん弁当のみゆきさん。弁当屋で調理した料理を運び、テーブルに並べ、みんなが来るのを待っています。6時になると人が来はじめ、一人ひとりに声をかけては、ご飯や味噌汁、時にはおかずをよそってくれます。熱々出来立てです。(接待してくれるのは、同じ弁当屋の絵里ちゃんやJOYのマミーが入ったりしています)

アカデミー生が食べに来たり、家族で、夫婦で、子ども連れで、独身の人も、コミュニティの滞在者がいることもあります。年配の人から、若者から、子どもまで、世代の違いも感じず、食べながらよく喋っています。会話が弾んで、とても賑やか。
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「サイエンズを学びたい」ブラジルから来た青年


「人間社会の問題を根本から解決できるんじゃなか」、そんな思いではるばるブラジルからやってきた青年がいます。フェリックス君、20歳。サイエンズアカデミー生としてこれから鈴鹿コミュニティで暮らしながら、サイエンズを学び深めていきたいそうです。その最初に、先日、アズワン鈴鹿ツアーに参加しました。



3月15日ー16日アズワン鈴鹿ツアーで。フェリックスとお母さんのマルセリン

 ――ツアーに参加してどうだった?

 フェリックス みんな心からオープンで、温かい気持ちが伝わって、安心していられるのが気持ちいいです。
コミュニティのことは、ブラジルのみんなに聞いていたので、だいたい想像はついていましたが、やっぱり実際に来ると、すごい違う感じです。
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