知り合うごとに親しさアップ!

韓国サンマウル高校一行が6日間のコミュニティ体験を終え、27日朝、
帰国の途につきました。
サンマウル高校生とコミュニティの人は初対面。言葉もほとんど通じない。
でも、子どもたちは、初めてなのに初めて会うような気がしない。
そして、知り合うごとに親しさアップ! そんな6日間でもあったようです。



そして26日夜の送り出し会では、今回のコミュニティ体験を振り返ってみました。

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韓国サンマウル高校生、コミュニティ体験中

ただ今、韓国サンマウル高校生3名がアズワンコミュニティ体験中。


2月22日(土)午後、交流生3人とアン校長・ハン先生の5人がアズワンコミュニテイ
鈴鹿にやってきました。27日まで、6日間滞在予定。
サンマウル高校とアズワンコミュニティの交流は、今回で5回目となります。
到着した日の夜は歓迎会が催され、和やかな雰囲気に包まれスタートしました。
次の日からは、コミュニティ参観、職場体験、SCS文化体験、青年交流会などの企画で進行。昨日は、それぞれコミュニティの各家庭へホームステイし、明日は奈良観光と、ぎっしり盛りだくさんなプランを満喫中です。

以下、歓迎会の様子を宮地さんのFacebookより抜粋し紹介します。

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自然と本音になってくる…、そこがおもしろい

1月15日~16日の探訪DAYやってみて
同行した宮地さんのfacebookページから抜粋、紹介ます。
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「探訪DAYは、懇談会が面白い」


2月の15日(土)~16日(日)、アズワンコミュニテイ鈴鹿の探訪DAYがあった。
参加したのは、
20代女性、鈴鹿市内の養護施設の栄養士さん。
30代男性、地元コンビニの店長さん。
50代男性、心理カウンセラーの仕事を自営する計画を立てている。彼は、マンスリーマンションを借りて、長野から鈴鹿にやって来た。3月末までその計画を練るそうだ。

今回の探訪DAYでは、3人の間合いがなんともいえない味があった。


 
【二日目の懇談会から】
50代のIさん
「街の中にあって、だれがコミュニテイの人か分からない。
 境がない、オープンな感じ」
 
30代のKくん
「あちこち見てきて、隔てという感じが消えた」

Iさん
「ここはどんな所って、見るんじゃないよね。
 どんな人たちがどんな間柄でいるか。
 コミュニテイって、そのエッセンスにあるともいえるのでは」

すると、若い2人は、「…??、それってどういうこと~??」
と目を皿のようにして、耳を傾けて聞いていた。
 
Kくん
「甘えちゃいけない、強くあらねばって思うんだ。
 仕事だって、自分に課してやっているよな」

20代のSさん
「自分でなんとかしなくっちゃ、でやってきた。
 甘えるったて、何をどう甘えていいか・・」

Iさん
「仕事のことを、先に考えると、自分を縛ってしまうんだ。
 ”どう生きるか”って考える前に、”なぜ生きるか”、ここが大事」

そして、
「一人でなんとかしていくのには、限界があるよね」という問いかけが…。 

Iさん
「そうだね、先ず人が安心して暮らせる社会をつくろうという発想がない。
そんなことできない、前例がないとあきらめてしまっているのかな?」
 
Kくん
「こんなこと職場じゃ、なかなか話せないよなあ」
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また、1月の探訪DAYに参加された30代女性の方が感想を寄せていただきました。以下に紹介させていただきます。
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日本と韓国、心と心の交流

2月8日、韓国から13名が来鈴、11日までアズワンコミュニティを探訪しました。


通訳・引率はユ・サンヨンさん、他のメンバーは、住むところ、活動、年齢など様々で、多彩な顔ぶれが集まり、新しいコミュニティづくりの可能性に触れたいという探訪団でした。 きっかけは、これまでアズワンを訪れた人たちから話を聞いたり、
韓国語で出版された「人間の本性に適した社会」を読んでなどです。
4日間、コミュニティの様々な人に触れ、話を聞き、質問を交えながら懇談、
目に見える活動の前の何かに気づいていたようでした。



最後の夜の懇談会での、感想です。
27歳の青年
「この3日間、はじめはアズワンの活動面を知りたいと回っていた。
そのうち、ここでは人と人の関係を大事にしているなと感じた。
今は、そこを大事にするには、それを願う自分がどんな自分かを知ることから始めることだと見えてきた。」

YMCAで長年活動している女性。
「社会を良くしようとしている組織のなかで、人と人が不信感で苦しんできた。これまで、やるべきこと、目の前にある事柄だけを見てやってきた。
それをやろうという自分を見て来なかった。自分の中に自分がいなかった。
親しい関係ができてきたら、そこには無限の可能性が現れる。
村づくりがやれる人をつくる活動をしていきたい。そのため、『自分を見る』というところから始めたい。」


以下、この探訪に同行した宮地さんのfacebookページより抜粋し紹介します。
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「ギフトエコノミーの世界へ」

アズワンコミュニティを2度訪れたことがあり、コミュニティのメンバーとも親しく交流している熊倉敬聡さん(京都造形芸術大学教授、Impact Hub Kyoto世話役)の新著 『瞑想とギフトエコノミー』に、「世界でも類まれなコミュニティづくりの試み」として、アズワンコミュニティ が紹介されています。
この本は、資本主義を乗り越える新しい経済・社会の在り方としての「ギフトエコノミー」とそれを根付かせる精神性について、熊倉さんのこれまでの研究や実践、瞑想の体験、国内外の哲学者や思想家たちの論考、Art of Living、そして Impact Hub Kyotoでの実践にいたるまでが記されています。
経済、文学、芸術、社会、精神、社会変革と、一見バラバラに観える分野の話が、一つひとつの論を積み重ねる中で統合されて、次の社会への道筋が提示されています。これらの諸分野を、自らの体験も含めて研究・実践してきた熊倉さんならではの論考だと思います。

これからの展開として、アズワンコミュニティと共に研究し、学び、協働する可能性にも言及しています。




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アズワンの一番の魅力は、人間関係

2月1日~2日、奥様と息子さんを連れてアズワンコミュニティを再訪問された小説家の伯宮さん。3度目の訪問となる今回の感想は、
「改めて感じるアズワンの一番の魅力は、人間関係だろう」。


詳しくは、伯宮幸明さんのブログ 「伯宮幸明 ロハスピ・コラム」をどうぞご覧ください。
     ↓   ↓   ↓
     「アズワン再訪問」
SCS玄関前にて③
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アズワンと韓国のパイプ、ますます太く

この2月は、韓国からもたくさんの人達が、アズワンコミュニティを訪れます。
またアズワンコミュニティからも韓国への交流にも。
人が行き来する中で、親しい繋がりが生まれ、
「やさしい社会」の種が韓国にも拡がっていくのでしょう。


1月末、江華島の柳相涌さん達が、家族4人で鈴鹿に交流。
子供達も、楽に楽しく、鈴鹿での暮しを味わいました。
奥さんのゆきさんは、サイエンズスクールの「人生を知るためのコース」と「人を聴くためのコース」に連続で入り、「その人が何を言おうとしているのか心を 寄せて聴こうとすることで、あったかい社会づくりをしていきたいなと思う」と 2月5日に韓国へ出発しました。


2月8日から11日で、アズワンコミュニティスタディツアーの一行13人が来訪しま す。1月29日に韓国に帰った柳相涌さんが通訳で再訪です。
YMCA関係の人や、各地の市民活動家や、大学の先生、青年活動家など、社会意識 の高い人達です。「やさしい社会」の実態に直に触れて、探りたいということです。



14日から10日間、サイエンズ研究所の小野さんが、韓国へ。16日から「自分を知 るためのコース」が開催されます。その前後でウドンサの青年達や、これまでア ズワンに触れた人達との交流をしながら、柳相涌さん達と、これからの活動を描 いてきます。

22日~27日で、アズワンコミュニティと国際交流協定を結んでいるサンマウル高校の学生3名と、先生2人が来訪・交流します。学生達は、コミュニティの職場体 験や鈴鹿カルチャーステーションでの文化体験、ホームスティ、若者交流、観光 など、盛りだくさんの内容で、アズワンコミュニティの暮しを満喫します。


25日には、青年共同体ウドンサから、セリちゃんが3か月の交流でやってきます。
日本語学科を卒業しているセリちゃんは、コミュニティの暮しを体験しながら、できるだけサイエンズスクールのコースに参加して、自分自身を調べて、人 として成長していきたいということです。

27日から11日間、中野晃一君(16歳)と諌山友輝君(15歳)が、サンマウル高校へ の短期留学・交流へ出発です。学校生活・寮での暮しを体験したり、江華島での暮しや職場体験、ウドンサ交流など、いっぱい用意してもらっています。

3月1日には、1年間コミュニティの暮しを満喫してきた
ソリちゃんが、一時帰国 します。

どんな出会いがあるのでしょうか?
新しい心の繋がりが生まれることが、本当に楽しみです。
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