オンライン対話会の2回目を開催しました

202102252月対話会.png
オンライン対話会の2回目を開催しました

2月25日(木)19時半~21時半で、2回目のオンライン対話会を開催しました。
今年1月31日に第1回が開催されて、じっくりと深く対話する時間を持てたことが好評だったこともあり、韓国からの若い女性2人も含めて、20名近くの方たちが参加されました。
事前にアズワン鈴鹿コミュニティの紹介ビデオを見ていただいておいて、実際の鈴鹿コミュニティとアズワンネットワークについての紹介プレゼンをさせてもらいました。そして、1時間余りの対話の時間を持ちました。

初めて触れた方たちからは、こういう活動が日本で現実に行われていることに希望を感じたり、励みになったという声が寄せられました。そして、実際のコミュニティに触れてみて、体感してみないと分からないかもしれないとの発言もありました。また、アズワンセミナーやサイエンズスクールに参加した人たちにとって、日常に紛れて見失いがちな本質的な方向を確認できる場ともなったようでした。

このオンライン対話会は、今後も毎月1回開催していきたいと思います。
- | -

アズワン対話会 2月度を開催します

アズワン対話会210225.png
アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティ【2月度オンライン対話会】
 2001年から研究と試験を積み重ね、「誰もが本心で生きられる社会」を実現しつつあるアズワンネットワーク鈴鹿コミュニティ。
決まった境界もなく、ルールや義務もなく、メンバーの規定もない中で、それぞれが自由な意志でつながり合い、調和しながら、一つのコミュニティを形成しています。
そして、
・安心して本心で生きられる社会
・すべて話し合いで営まれる運営
・上下や命令のない「人が満たされる会社」
・お金を介在しない経済
・やらせる、叱るなどの心理的圧迫のない子育て環境
・・などが試みられています。
 そういうアズワンネットワークと鈴鹿コミュニティについて、オンラインでの対話会を開催します。
コミュニティの実際、これまでの研究と試験の経緯や成り立つベースとなるサイエンズメソッドについての紹介の後に、質問や感想などを出し合いながら、じっくり対話する時間をとります。
対話を通じて理解を深められたらと思いますので、聞くだけではない方を対象とさせていただきます。
関心を持たれた方、どうぞご参加ください。

日 時: 2月25日(木)19:30~21:30
 スケジュール(予定)
19:15 ZOOM使い方案内、スタンバイ
19:30 開会
19:40 紹介のお話し
20:20 対話の時間
21:20 まとめとお知らせ
21:30 閉会

事前に、アズワン鈴鹿コミュニティの紹介ビデオをご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=ISw34Ud99Ek

参加費:無料
申込先:https://asone20210225.peatix.com/

★各自のパソコン・タブレット・スマートフォンなどでの参加になります。(パソコンはカメラ機能+マイク機能が追加で必要となります)
★「ZOOM」というビデオ会議システムを使いますが、申し込んだ方に送るURLをクリックしてもらうと、アクセスできます。スマホの場合は、事前にZoomアプリをダウンロードしてもらう必要があります。

【お話する人】
 北川 道雄(ミッチー)
 アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティ在住。2016年より、アズワンネットワーク活動事務局。
 持続可能なコミュニティづくりが展開していけるように、アズワン鈴鹿コミュニティを拠点に活動をしている。
 ユネスコ認証の教育プログラム「ガイアエデュケーション」のスタッフもしている。
- | -

「本当に自由な社会を求めて」

「本当に自由な社会を求めて」

アズワンネットワークメンバーの三木卓さんの投稿「本当に自由な社会を求めて」を、このブログにも紹介します。

現状の社会の中で多くの人が苦痛を感じているのは、社会が「人にやらせる」「人にやめさせる」という強制力の上に成立しているからではないでしょうか。
この強制力は、教育によって個人の意識に内面化され、善/悪、正しい/間違い、するべき/やめるべき等の社会規範となって内面から働き、さらに社会制度として共有されている「法律」「金」「所有」「権利」「義務」「責任」「交換」などの集合的なフィクションが外側から働き、さらには刑罰などの物理的強制力が背後に控え、常に一人一人に圧力をかけており、これらの一連の強制力が人を内面と外面から規制することで社会秩序が維持されているようにみえます。
この強制力の働いている社会の中で、個人的な「自由」の領域を少しでも広げようとして活動しているというのが、現状の社会の中の個人の姿ではないでしょうか。

その中で、一部の人は、上から下へと働いている強制力の上流へとできるだけ這い上がり、できるだけ多くの個人的な「自由」を得ようとし、一部の人は、この上から下へと働いている強制力を人々が結集することで跳ね返し、集団として「自由」を得ようとしている。そして残りほとんどの人はこの強制力を仕方がないとあきらめて自分なりの「自由」で折り合いをつけて暮らしている。
いずれの場合でも、社会の強制力をめぐっての獲得、対立、妥協の活動のように見えます。

しかし本当の自由な社会とは、この強制力によって成立している社会の構造自体を解体することではないでしょうか。
この強制力を基盤とする社会構造の核心は、ノヴァル・ハラリがいうところのフィクションを共有することで大規模な社会的集団になり得た人類の認知革命ではないでしょうか。
フィクションの共有といいますが、実際は、一人一人の人間が社会の中に生まれ落ちた瞬間から、この共有されたフィクションをあらゆる人たちから陰に陽に教え込まれます。
共有すれば褒められ、共有しなければ叱られたり、仲間外れにされたり、罰を受けたりという飴と鞭の中で一人一人が育てられます。しかも強制力は、ほとんどの場合が、社会の中で不都合なく暮らしていけるようにという「善意」によって親から子へ、子から孫へと世代的に繼承されてきているところが、問題をさらに見えにくくしています。「善意」にカモフラージュされているがゆえに子供たちは飴と鞭を自分のためなのだと受け入れざるえないところがあるでしょう。
その結果、集合的なフィクション、概念、人間の考えによって人間の言動ばかりか心までが規制、抑圧されているのが、現状の社会の姿であり、それが、社会の基底を貫く強制力の正体であり、社会での息苦しさの原因ではないでしょうか。

であるならば、集合的なフィクション、概念、人間の考えによって、自分の言動や心が規制、抑圧されていることから一人一人の人が解放されることが、本当に自由な社会のための最初の一歩であり、多分、最後の一歩でもあるのではないでしょうか。
ではどのようにして解放されるのか。
集合的なフィクション、概念、人間の考えによって自分の言動や心が規制、抑圧されている有り様を観察してみると、自分が自発的に服従している姿がみえてきます。
飴と鞭、さらに同調圧力を受け続ける中で、社会で常識とされること、考え方、社会制度、法律、ルールなどに自発的に服従して自分を守ろうとする心の動き、あるいはもっと積極的に服従して自分を有利にしようとする心の動きがあることがみえてきます。
良い悪い、責任、義務、権利、自由、成功、失敗、努力、正義、不正義、平等、自立、依存などの社会的観念や社会心理的なものから、お金、所有、等価交換、利益、利子、時間、などなどの社会的フィクション、あるいは人生の目標、生きがいなども社会から与えられたものに、自発的に服従しているのではないでしょうか。
いかに自発的であっても服従していること、これがわたしたちが内面で感じている強制力の正体であり、強制力の源泉、息苦しさの原因ではないでしょうか。
これが見えた時、つまり社会的フィクションによって自縄自縛になっているという自分の姿が見えた時、人は自由になっているのではないでしょうか。
自らの生まれてきたままの自然状態を再び発見しているのではないでしょうか。

サイエンズメソッドは、一連の問いかけを、グループで自由にオープンに探求していく中で、この自縄自縛になっている自分の姿に気づいていく探求プロセスです。
問答によって悟りに至る道を開発してきた禅にならって、ぼくがサイエンズメソッドを21世紀の禅と呼ぶ所以です。
とはいえ、社会的なフィクションの自縄自縛から目覚めても、現状の社会は、社会的フィクションへの自発的服従状態に戻そうとする力が常に働いています。
その中で本当に自由な社会を作っていくには、自発的服従をしようと長年訓練されてきた心の動きに自覚的な人たちが集まり、本当に自発的に自主的にともに暮らしていくプロセスが必要です。
そのプロセスから20年間の試行錯誤を繰り返しながら成長してきたコミュニティが、20万都市、鈴鹿の中で、自発的な人のオープンな繋がりをによって暮らしているアズワンです。
これも禅の例えていうならば、21世紀のサンガ(僧の集団)とも呼べるかもしれません。
しかし21世紀のサンガは、一定の信仰も戒律も決まりもメンバーシップもありません。外との境界もなく、人の出入りも自由で、リーダーもなく、意思決定機關もありません。
コミュニティを経済的に支えている「おふくろさん弁当」という社員50名ほどの弁当宅配会社と農業法人「鈴鹿ファーム」も上下や決まりもなく、すべてが話し合いで運営されています。
何も特別なことのない、力の抜けた自然で普通な人間らしい暮らしです。
この地味でありふれた日常の中で豊かに幸せに伸び伸びと暮らしている150人ほどの生活こそが新しい社会の雛形ではないかと感じています。
抽象的な表現になってしまいましたが、アズワンにブラジル、韓国から留学している若い人たちが作った動画を見ていただくともっと具体的に感じが掴めると思います。
アズワンスタイル:「青年」Part 1 伸びやかなチャレンジ
https://www.youtube.com/watch?v=2DBmVDgFqw8

自分の暮らしはもちろんのこと、現状の社会を何とかよくしたいと思っている人は多いと思います。
サイエンズメソッドとアズワンコミュニティという21世紀の禅とそのサンガとも言える新しい社会作りのアプローチは、現状の社会の喫緊のさまざまな問題に直接取り組むものではなく歯痒い感じを持たれるかもしれませんが、人類が認知革命を通して、150人というような小規模な集団からグローバルな社会にまで繋がりを広げてきたところでぶつかっている現代社会の行き詰まりを、その根本原因から乗り越えようとしている実験的アプローチとして重要で面白い試みだと思っています。
ぜひ、一つの非常にユニークな社会実験として多くの方にさまざまな観点から研究してもらえるといいなと思っていますし、関心のある方は、サイエンズメソッドを体験してみると面白いと思います。
アズワンセミナー
http://as-one.main.jp/HP/seminar.html

一見は百聞にしかずということで、関心を持たれた方には、ぜひ、実際にアズワンコミュニティを訪れていただきたいと思います。定期的に体験ツアーというのも開催されています。
アズワン体験ツアー
http://as-one.main.jp/HP/tour.html
- | -

2月度アズワンセミナーを開催しました

セミナー2102.jpg

2月度アズワンセミナーを開催しました

コロナ感染対策を万全にしながら、2月度アズワンセミナーが、7日(日)~13日(土)まで開催されました。
各地から集まった、それぞれに違う背景のもとに人生を歩んできた初対面の人たちが、日常から離れた一週間の合宿生活をする中で、次第に何でも話せるようになっていきました。
そして、安心の空気に包まれながら、実際にセミナー中に起こったことを事例に話したりしながら、感情や思考がひもとかれていき、気持ちと気持ちが溶け合うようになっていったようです。

参加された方の感想文の一部ですが、紹介したいと思います。

セミナーを通して、一番衝撃だったのは、自分が「こうであるべき」と思っている世界観「人は出来るだけ全体に対して善であろうとしなければいけない」というのが、「絶対にそう」とは言い切れなかった時、自分が拠って立っている地面を崩される感じがして、「だってそうじゃなかったら、成り立たないじゃん」という気持ちが湧いて来た。

今のところ辿り着いたのは、人間の本心を信じて、みんな感情から言動をするのでなく、みんな本心から言動できるような世界につくり直すこと。

そのためのヒントは、このセミナーの間にたくさんあった「間」にあるのかなと思った。
「間」があるから、その間を埋めるように本心がこぼれたり、人と人との間柄が生まれていく。
「間」があるから、それぞれの個性がのびあって、互いに助け合うことができる。
「間」があったかいもので、満たされて、自分と他人との境がなくなり、他の人の感情も自分のことのように感じられる。
そんな一つになった世界のことを想いました。

人が人らしく生きられる豊かな「間」をつくっていきたいと思います。
- | -

第3回オンライン対談の録画をYoutubeに公開しました

2021-2-11youtubeヘッダー用.jpg
第3回オンライン対談の録画をYoutubeに公開
2月11日に開催された、オンライン対談
「本当に自由な社会とは~サイエンズメソッドで見えてきた人と社会の姿」
の動画をYoutubeに公開しました。
どうぞご覧ください。

https://youtu.be/1IKtXMaTauY
- | -

オンライン対談の第3回を開催しました

2021-2-11-1.png
オンライン対談の第3回を開催しました
2月11日(木)夜、オンライン対談の第3回「本当に自由な社会とは~サイエンズメソッドで見えてきた人と社会の姿」が開かれました。
今回も、サイエンズ研究所の小野雅司さんが、元出版社編集者の三木卓さんの問いかけに答えるというかたちでした。昨年10月の第1回「次の社会への扉を開く」、12月の第2回「分裂と対立の社会から、『ひとつ』の社会へ」を受けて、その核心とも言える「自由な社会とは」をテーマに、掘り下げられた内容の対談となりました。

参加された方からは、「縛るフィクションと縛らないフィクションと言うコメントがあったけど、具体的に縛らないフィクションとは?」「なにもしなくていい。と言うのは、働かなくてもお弁当を食べさせてもらえる。というようなことなんですか?」などの質問が出されて、それらに答えることでより深まった内容になったように思います。
また、グループセッションでも活発に意見が出されるなど、本当に自由な社会とはどういうものか、もっと知りたい、考えたいというみなさんの関心の高さが感じられました。

この対談の録画は、編集した上で後日公開予定です。どうぞご覧ください。

2021-2-11-2.png
- | -

アズワンオンライン対談第3回を開催します

オンライン対談20210211.png
アズワンオンライン対談第3回を開催します
【オンライン対談】本当に自由な社会とは?~サイエンズメソッドで見えてきた人間と社会の姿

昨年10月25日に第1回、12月9日に第2回を開催して好評だったアズワンネットワークのオンライン対談、その第3回を2月11日(木・祝日)夜に開催します。
 対談するのは、元大手出版社の編集者で、個人の意識の覚醒と社会変革を求め続けて、一昨年アズワンに出会った三木卓さんと、アズワン初期からのメンバの一人でもある、サイエンズ研究所の小野雅司さんです。
関心を持たれた方、どうぞご参加ください。

今回の対談に当たって、三木さんの思いが届いています。
「コロナ感染によって、私たちの暮らしは先が見通せず、不安や不満が社会に広がり続けています。
海の向こうでは、「自由」と「民主主義」を追求し、世界をリードしてきたはずのアメリカが、大統領選挙で、激しい対立と憎悪によって混乱しているようです。
私たち人間、そして社会は、一体何を目指しているのか、わからなくなっているのかもしれません。
サイエンズ研究所の小野さんとの3回目の対談では、人間と社会を科学的に探究していくサイエンズメソッド という方法と、アズワンという実際のコミュニティの20年に及ぶ研究と試験の中で、見えてきた本当に自由な社会について聴いてみたいと思います。
いまこそ立ち止まり、人間の本質、社会の本質に基づく、次の社会をつくっていく道筋をみんなで探り、見出したいと思います。」

なお、これまでの対談の録画をYouTubeで公開していますので、以下からご覧ください。
第1回:https://youtu.be/pqCM5PseOPw

第2回:https://youtu.be/EI4PMYRDoy8

【聞く人:三木卓(みきたかし)】
東大文学部社会学科卒、元編集者、医療社団法人理事、公共貨幣フォーラム理事、縮小社会研究会会員、共和党メンバー。インドでOSHOの弟子になって以来、インド、ヨーロッパ、アメリカ、日本の様々覚者の元で瞑想、呼吸法、ヨガ、アドヴァイタ哲学、自己啓発などを学び、意識の覚醒、悟りの世界を探求。昨年Gaia Educationで初めてアズワンを訪問。
【答える人:小野雅司】
東大教育学部卒、サイエンズ研究所研究員、アズワン鈴鹿コミュニティ在住。
人と社会の本来の姿を明らかにする研究活動と同時に、コミュニティづくりの実践を続けてきた。それに関する教育プログラムの開発と、日本、韓国、ブラジル、スイスなどコミュニティづくりのサポートを進める。

日時: 2月11日(木・祝) 19:30~21:30
 スケジュール(予定)
19:15 ZOOM使い方案内
19:30 開会
19:40 対談
20:45 グループセッション
21:10 まとめとお知らせ
21:30 閉会

参加費:無料
申込先→ https://asone20210211.peatix.com/

★各自のパソコン・タブレット・スマートフォンなどでの参加になります。(パソコンはカメラ機能+マイク機能が追加で必要となります)
★「ZOOM」というビデオ会議システムを使いますが、申し込んだ方に送るURLをクリックしてもらうと、アクセスできます。スマホの場合は、事前にZoomアプリをダウンロードしてもらう必要があります。
- | -

アズワン鈴鹿ツアー2月6日~7日で開催

38BA8BF3-8830-4A5C-B7AF-1798566F6019.jpg
アズワン鈴鹿ツアー(2月6日~7日)開催
《コロナ感染予防に万全を期して開催していきます。》

【本心で生きられる社会】の実際に触れてみませんか!
アズワン鈴鹿ツアーは、2001年から20年近く研究と試験を積み重ねてきた、鈴鹿コミュニティの人や暮らしに触れる機会です。
人が満たされる会社の試み「おふくろさん弁当」や、地域と共に栄えていく農業の会社「SUZUKA FARM」、 家族のような親しい関係から生まれるお金を介在しない経済の試み「コミュニティスペースJOY」、一切の圧力・圧迫のない環境での子育て「キンダーハウス・チェリッシュ」、などに触れることができます。 自家製の野菜を使った料理を味わい、コミュニティの人と交流する機会もあります。そして、その成り立ちのベースとなっている「サイエンズメソッド」にも触れてもらうことができます。
家族でも、友達同士で来ても、本心で安心して生きられる「次の社会」を考えるキッカケになるでしょう。
最新のアズワン鈴鹿コミュニティを訪ねてみませんか!
これまでの参加者の様子や声などはこちらからどうぞ!
http://as-one.main.jp/sb/sb.cgi?cid=29
★日程
 2月6日(土)12時15分集合
   7日(日)15時解散

*今後の開催予定は、以下のようになります。
2月20日(土)~21日(日)
3月13日(土)~14日(日)
3月27日(土)~28日(日)
*3名以上で参加希望の場合は、別日程も可能です。

★参加費(税込、宿泊・食事含む)
大人 12,000円
学生 10,000円
子ども6,000円(2歳未満は無料)

★申込み・問い合せ
●申込みの〆切は開催初日の5日前です。
以下のリンクからお願いします。
申し込み http://as-one.main.jp/HP/t_contact.html#b 
問い合せ http://as-one.main.jp/HP/t_contact.html#a
- | -

アズワンネットワークニュースvol.53 2月号

ブログ用.jpg
「あたかも私とあなたが別々に、独力で存在しているかのような捉え方が当たり前の現代、そこに広大な「あいだ」が存在していることが忘れられようとしている」――1月15日に開催されたGEN-Japanのオンライン企画の中で、辻信一さんから問いかけがありました。かかわりや関係性、場や空気とも呼べるもの、例えば体内や空気中に何百兆といる細菌や微生物などの小さな命にも相互のやりとりがあり、さらに「あいだ」を育みながら新たな存在を生み出していきます。そのベースに私たちもまた「立ち現れた存在の一つ」なのでしょうか。その圧倒的な「分からなさ」を丸ごと受け止められる装置にもなっていたのが文化やコミュニティーだったのです。アズワンネットワークで培おうとしているのは、そんな世界が見える目ともいえるでしょう。このメールニュースも、物理的に離れていても、心行きかう「あいだ」を育てる存在なのかもしれないと、その役割を改めて感じています。
全文はこちらから⇒ https://mailchi.mp/b7e96fbfee20/news-vol53-hp
- | -

コミュニティをつくって生き抜こう!第一弾参加者の感想

無題.jpg
「あいだ」と「わからない」

不寛容、自己責任、監視、分離。今の社会を表すために用いた、とても重苦しい言葉の羅列からはじまった、辻さんの話は、だんだんと熱を帯びながらも、愛情と願いを乗せたような言葉の連続により、それはまるで「自」と「他」の分離がなくなり、「あいだ」を心地よく佇むことのできる「スロー」でやさしい時間となっていった。
そのとても温かい場でのことを記したいと思う。

いつからか人間は、「あいだ」を破壊してきた。また「わからない」を許さなくしてきた。
そのことで、今の社会の諸問題が起こっていると、辻さんは指摘する。
わからないことをよくないとし、わかることを評価にしたゆえに、コロナウイルスのように本来はわからないことまみれの世界に生きているのに、社会としてわからなさに耐える能力(ネガティブ・ケイパビリティ)も失っている。
「わかる」とは、「分かる」であり、二元性であり、分離そのものであり、「自分が正しい」状態ともいえるだろう。
「自」と「他」。主体と客体。「与える側」と「いただく側」。それらを明確に二分化させたことで、分けることのできない間柄や問題を、こじらせてきたのではないか。
本当に分けられるものなのだろうか。
各大陸の先住民をはじめ、西洋科学文明以外では共有されてきた人間の本来在る姿に生きようとする人々の間では、「わからない・分けられない」領域を、重要視してきたのではないか。

「文化」がそうだろう。
文化とは、劇場や美術館にあるものだけでなく、そもそもは人の営み・生き方そのものである。
人と人との関係性や間柄から、ありとあらゆる場所で、その場に応じて、何千年と育まれ、綾なされてきた、「あいだ」そのものである。
そして「わからなさ」の知恵でもあった。
例えば、誰から誰に物を送られたかをわからないようにすることで、そこに必要外の上下を生み出したりしない工夫がなされていた。
画一化されなかったとき、もともと世界はとても多様だったのだ。

私達は、自分を「知っている」と思いがちだけど、本当には何もわかっていないのかもしれない。
最新の研究では、ウイルスや菌類などの微生物が体内や細胞内に無数に存在し、更には、それらのウイルスや微生物無くして人は生きられない。更にはそれらの存在は、細胞内外や空気をなどを媒介し、他者と呼ばれるものと「乗り入れ」し合うという。
もはやどこからがウイルスで、微生物で。どこからが自分で、あなたで、といえるのだろうか。
能動態と受動態というが、世界中の言葉にはその「あいだ」である「中道態」とよばれる言語体系があるのだ。
もはや分けることなどできないのではないか。したとしてもその「あいだ」を持っていたのでなかったか。

しかし「わかる」を基にした、科学技術至上主義と資本主義・自由主義などのマインドセットで、「あいだ」を無くし、「0」か「1」かの世界観になってしまっている。
それらにより「自」と「他」を分けたままにしたことで、かの相模原事件で話題ともなる、生産性のない、イコール「生きる意味のない人」という考えも生まれてしまった。

「二者性」という最首悟さんの言葉を引用して、辻さんは語る。
そもそも「わたし」というものは、「最初から」与えられているのではない。「我思う。ゆえに我あり」的な利己的態度でみる分離の「わたし」ではなく、「わたし」とは、「あなたのあなた」なのだ。
どこまでもつながっている存在なのだ。
自他未分で、不可分なのだ。

そして僕らを勇気づけるようにメッセージをくれた。
「主」と「客」だけでない「あいだ」を取り戻そう。
わたしとあなたは一体で、つながっているのだ。
わからないを怖れずに「あいだ」に入って行こう。
そしてコミュニティを作っていこう!

とてもやる気がでてきたよ。

記事 倭翔輝
- | -
1 2 >>