『アズワンネットワーク、あるいは〈中空=円〉の可能性』熊倉敬聡さん

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10月度のアズワンセミナーに参加した熊倉敬聡さんが、春秋社のwebマガジン『はるとあき』の連載記事の中で、自身のセミナー体験を取り上げ論じています。『GEIJUTSU論――藝術2.0をさぐる思考の旅』、第八回「アズワンネットワーク、あるいは〈中空=円〉の可能性」というタイトルです。

熊倉さんの連載意図は、「藝術2.0の未だ朧な実相を思想的に追い詰め、少しでも明瞭な姿を浮かび上がらせたいと目論んでいる。それが本論に他ならない」とするもので、その中に、アズワンセミナーを位置づけ、ふれているようです。

その冒頭と、セミナーに関する部分を抜き出して、ここに紹介します。
全文は次のタイトルをクリックしてご覧ください。web春秋に飛びます。(編集:いわた)


アズワンネットワーク、あるいは〈中空=円〉の可能性

(1)あるセミナーに参加して

 秋の澄んだ夕日に映え、金色こんじきにきらめく、庭の葉叢。そのきらめきと響きあうように、こちら、暮れなずむ部屋のうちに円座する人たちの沈黙が、きらめく。そのきらめきを、皆、静かに味わい、深めている。一人が、言葉を発しはじめる。しかし、その言葉、心の奥底から発せられる言葉は、沈黙を乱すどころか、さらにそれを豊かに、神々しいものにさえしていく。そう、〈円〉の只中に、漠としているが、何か〈聖なるもの〉が降臨するかのよう。でも、あくまで沈黙として、沈黙のきらめきとして、ひしひしと満たしにくるにすぎない。
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「一つの世界」に出会う旅ーー10月度アズワンセミナー



10月3日から8日までアズワンセミナーが開催されました(写真は参加者)。このセミナーは当初、予定にないものでしたが、追加開催されたものです。今年のガイアエデュケーション(ユネスコ認証の教育プログラム)参加者からの声によって実現しました。
「ガイア」は地球全体を一つの生命体と捉える概念ですが、この地球に住む私たち人間も含めて、「アズワン(一つの世界)」に生きています。アズワンセミナーは、その世界に出会う旅! 参加者のインタビューをどうぞ!

◆言葉でなく、体感した『やさしい社会』
10月度アズワンセミナーに参加した静岡県のYさん。同じ参加者から「変わったね」と言われたそうです。セミナー中に使われる『やさしい社会』という資料の内容を体感したという話をしてくれました。ご視聴ください!




◆幸せってどこにある?
幸せって思うことはあっても何か満ち足りないものがあった。やりたいことをやったり、事柄を探していた。やっぱり、そこじゃない。セミナーで気づいた「幸せ」って「どこに」あるんだろう? 中島さんのインタビューをどうぞ!

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「物事が流れるには親しい人間関係が大事」―アズワンセミナー


9月度アズワンセミナー参加者たち

「心とつながる学びを体験」するセミナー、9月度アズワンセミナーが9月19日から24日まで開かれました。初めて会ったお互いが5泊6日、寝食を共にしながらテーマで探究していきます。その探究会と暮らしの場がお互いの心の囲いを解きほぐし、親しさや安心感が醸し出されていくようです。そこでの気づきや体験は、その人の人生に大きな財産をもたらすのかもしれません。

今回、大分県から参加したHさんに、セミナー受講後の感想を伺いました。ご主人が先回のセミナーに参加し、夫婦共にお医者さんです。

また、今回の参加者で、高知から来た山本さんにもインタビューしました。どんな変化があったのでしょう?ビデオを御覧ください。


常識は自分の思い込み?

――参加してみて今思うことは

Hさん 気づきがたくさんあって、いろんな学びがありました。
自分が話したくない時でも話さなければいけないと思っていたんですが、自分が話したくなければ別に話さなくてもいい、ということ。
会話はスムーズに滞ることなく進むものと思っていましたが、考える時間が会話の中にあっても、それはそれでいいのかな、と思ったことです。
今まで常識だと思っていたことが、それは常識ではなく、自分の思い込みなんだと気づきました。
この二つのことが大きかった。話をするときは、返事を早くしなくちゃいけない、沈黙はよくない、そういう常識、思い込みがあったんですね。

――そんな、「こうしなくちゃいけない」っていう思い込みに気づけたのは大きいことですね。他にはありますか?
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安心・満足・分かち合う・幸せへの道を歩む

人は人と人の中に産まれ育ち、人の中で一生を過ごします。
人は、人の中にいてこそ、安心出来る存在ではないでしょうか?
もし、人に対して、警戒や不安を感じるものがあるとしたら、
それはどこかに原因があり、取り除くことが出来るはずです。

人に見守られ、人にやってもらいながら、心も満たされ、自らの内に、人に何かしてあげたい、役に立ちたいという欲求が湧き、人と共に仲良く暮らしたいという願いが自然と溢れてくるでしょう。

アズワンセミナーは、その本来の人を知る機会です。
8月10日から開催されたセミナー参加者の感想の一部を紹介します。



◆在りのまま受容する
正悪の判断無く、自分の話を聞いてもらえることで、得られる安心感を久し振りに味わわせてもらった。
また、人の話を自分も聞くことで、自分にも変化が生まれるのを実感できた。
自分を在りのまま受容したい
子どもを在りのまま受容したい
親と和解したい
妻と友人とも、これからも話し合って行きたい(40代男性)
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「本当に生きたい世界」って? 8月度アズワンセミナー参加者インタビュー②


5泊6日のアズワンセミナーは、参加者、スタッフが共に生活しながらテーマを探究していきます。その暮らしそのものが一つの社会とも言えるようです。暮らしの中で、親しさが深まり、安心が安心を生み、心が開放され、何かに気づいていく… 
「本当に生きたい世界」って、どんな世界だったのか、インタビュー後編をどうぞ。片岡さんと山上さんの二人に聞いてみました。




佐賀から参加した山上さんの場合――感動のインタビューです!



岡山から参加した片岡さんの場合――
「それは一人一人が本来持っているものが発揮される社会」だそうです。それってどんな社会? どう実現できるの?
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「本当に生きたい世界」って? 8月度アズワンセミナー参加者インタビュー① 



「あ!虹だ!」 5泊6日のアズワンセミナー最終日、記念撮影後、空を見上げると遠くに虹が。思わず見上げて嬉しそう…

アズワンセミナーは、人間らしく生きられる社会を実現するためのメソッド(=サイエンズメソッド)を体験しながら学ぶ機会です。人間なのに、人間らしく生きてないってちょっとへんですね。こうしなければいけない、こうするのがいい…と、そんなキメツケに縛られていることはありませんか? 自分の本心に気づかずに…。

セミナーでは、本当の自分を知り、人を知り、知っていくことで、そのものが現れてくるようです。自分らしさやその人らしさがイキイキと現れて、発揮されていく。そんな自分になって新たな人生がはじまっていきます。

今回、セミナーに参加した人たちに「どんな世界に出会えたのか」インタビューしてみました。
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アズワンセミナーで出会った「生きたい世界」《後編》

セミナー最終日に、セミナーに参加してどうでしたか?とインタビューしてみました。
感想を言葉で語る以上に、表現出来ていない、心の変化や状態があるような…。一言一言の奥にあるものが何か漂ってくるようでした。アズワンセミナーで出会った「生きたい世界」《後編》をどうぞ!(取材:いわた)
《前編》はこちらから




▲佐賀県から参加した山上さん。
自分の殻に気づけたことが大きかったようです。
「殻が取れたわけではない」と話していますが、本人には意識出来ないところでだいぶ取れたような印象を受けました。
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アズワンセミナーで出会った「生きたい世界」《前編》

7月度アズワンセミナーが7月14日から19日で開催されました。

「ホントに生きたい世界に出会う」ためのセミナーです。

あなたは、今どんな世界に生きていますか?

「世界」ってなんのことでしょうね。

セミナーでは、その世界をつくっている「自分を知る」ことから始まります。
自分のことは自分がよく分かっている、と思っている反面、
本当はどうなんだろう、と思うからこそ、知りたくなるのでしょう。
自分の知識や経験にとらわれずに、ゼロから「実際はどうだろう?」
とみんなの知性と感性で探究していく機会です。

理想を実現するための方式、「サイエンズメソッド」の学びと体験の場でもあるセミナー。参加者のみなさんにインタビューしてみました。


▲1か月ほど、鈴鹿コミュニティの農場でジャガイモ収穫などをしながら暮らしていた宮崎さん夫婦。車で移動しながら生活しているちょっと変わったお二人に聞いてみました。


▲最近、茨城県から鈴鹿市に移住してきた鈴木さんです。旦那さんは6月度のセミナーに参加し、今回はその奥さんが受講しました。



▲八ヶ岳の麓でシェアハウスを運営している岩崎さん。ご自身の活動に活かしたいとセミナーに参加したそうです。

インタビューは後編に続きます。
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科学の目から見たサイエンズメソッドの可能性



ゴールデンウイーク中に開催された「アズワンセミナー」に参加した入澤さんがその感想をフェイスブックで発信しています。サイエンズメソッドの体験を科学の観点から、パーマカルチャーや量子論との親和性など、比較分析し、その可能性を感じているようです。
人間関係や心の問題は科学では扱えない領域に思われていますが、人の本質を探究する「サイエンズ」を科学の様々なアナロジーで読み取っています。その推論をお読みください。


科学から見る人間関係

以前から興味のあったアズワンサイエンズセミナーに参加しました! 同じ方向を向いた同士でもちょっとした考え方の違いで仲違いしたりして運営が上手く行かなかったりすることが多く、また、思ったことが言い難いなど人間関係やコミュニケーションの難しさを日頃からも感じてきましたし、今後、共に生き繋がりを持つコミュニティを考える上でも大切と思いこのGW期間中に鈴鹿アズワンサイエンズセミナーに参加させて頂きました。
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ホントに生きたい世界に出会う「アズワンセミナー」



最近のアズワンスタディツアーや鈴鹿コミュニティに触れた人たちが、「サイエンズメソッド」や「アズワンセミナー」へ関心を持ち、今日4月30日から開催されるアズワンセミナーに参加する人たちもいます。

セミナーは「自分を知り、人間を知り、人間らしく生きられる社会を実現する「サイエンズメソッド」を実際に体験しながら学べる機会」ですが、チラシもリニューアルされ、開催に向けてスタッフメンバーも力が入っています。今、どんなセミナーを創ろうとしているのか、サイエンズスクールの岡部さんと福田さんに話を聞いてみました。


Q1 チラシのキャッチコピーが新しくなりましたが、「ホントに生きたい世界に出会う」とはどんなことでしょうか?

 岡部 自分の問題を何とかしたいと思っても、その問題だと思われることも、自分一人が原因で起きた訳ではなく、多くの人との関係の中、つまり「社会」の中で起きてくることがほとんどでしょう。「自分らしく生きる」ためには、「社会」にそして「世界」に意識を向けることが欠かせません。
自分独自の「世界」のイメージは、これまでの知識や経験、価値観などから作り上げられてきたものでしょう。一旦それらを外してみた時、どんな「自分」に、どんな「社会」に、そしてどんな「世界」に出会うのか。これを体験できるセミナーです。

Q2 「ホント」とはどういうことですか?

 岡部 今の世界の人と人との関係は、権利・義務や契約そして何より「お金」が支配しているかのようです。お金を払ったからやってもらって当然。自分の物になって当然。まるで心ない行為の連続のようです。でもそれは虚構(フィクション)に過ぎません。
「ホントの世界は?」と探っていくと、どんな「世界」が見えてくるのでしょう。。
自分の「ホントの気持ちは?」と探っていくと、心の奥底に何を見つけるのでしょう。表層の意識上のものではない、実際にある本心に出会えると思います。
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