『次の社会へ 人知革命』(サイエンズNo.6)発刊



「人を幸せにするものは何?」

人と社会を科学するサイエンズ研究所による書籍『SCIENZ』シリーズ第6号『次の社会へ 人知革命』が2月22日に出版されました。

17年間の研究と試験の積み重ねの中から誕生した本といってもいいでしょう。

人とはどんな生き物か。人と人との関係性に生まれる心の状態とは。
人と人が心地よく生きるには? 人間らしく生きられる社会とは?
その社会を実現する方法は? サイエンズメソッドによる方式とは? 
といった観点で、既成の学問や専門的な視点からではなく、ゼロ地点から、人と社会の本質を明らかにした内容です。

折しも、ハーバード大学の研究では、「人を幸せにするものは何か?」を、75年にわたって724人への調査研究から明らかにしています。それによると、人を幸せにするものは、富でも名声でも無我夢中で働くことでもなく、"良い人間関係に尽きる"のだそうです。大勢の友達がいるかどうかではなく、人間関係の深さがどのくらいあるのか?お互いがどれだけ安心できる関係か?そうした質が問題で「良い人生は良い人間関係で出来ている」と述べています。

その研究内容の詳細は分かりませんが、サイエンズ研究所の研究とも重なるものを感じます。本来の人と人とはどういうものか?

人間が作り出した「フィクション」
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アズワン スタディ ツアー始まる!知性を伸ばそう!



研究と試験を重ねて17年、「次の社会の試み」を見てみよう!
そんなキャッチコピーで「アズワン スタディ ツアー」が始まります。
1DAYコースも出来ました。舞台は鈴鹿コミュニティ。
これまで「探訪デー」と呼んでいた企画でしたが、なぜ名称が変わったのか、内容はどうなるのか? 企画窓口の坂井和貴さんにインタビューしてみました。

最高の研究者は子ども?

 ――「探訪DAY」という名称でしたが、「アズワンスタディツアー」と名称を変えたのは、どうしてですか?

 坂井 ここでの study というのは、「勉強」ではなく「研究」という意味です。
 17年間、研究と実験を積み重ねてきたアズワンネットワーク鈴鹿コミュニティ、その「次の社会への試み」を是非、見学し研究対象にしてもらいたいのです。

 ――勉強ではなく、研究という意味はどういうことでしょうか。研究者や専門家の方に来てもらいたい、ということですか? 一般の方はあまり意味がないとか?

 坂井 そうですね、確かに「研究」というと、学者や研究者の専売特許のように思われがちで、一般の人には縁遠い印象があるかもしれません。
 しかし、本当にそうでしょうか?
 私は、最高の科学者は実は子ども達ではないかと考えています。
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