サイエンズメソッドで「次の社会へ」インターナショナルミーティング開催!



今年で2回目となる「アズワンネットワーク インターナショナル ミーティング」が、1月19日・20日で、ブラジル、韓国からと日本各地のメンバーが集い、鈴鹿コミュニティを会場にして、1泊2日で開催されました。

私たちが創くりたい社会、それは「争いのない幸せな世界」です。人間が作り出したフィクションに縛られる社会ではなく、実際に即し、人間本来の姿に根差した社会(「次の社会」)を指向しています。

それには、「サイエンズメソッド」という実現方式があります。それは、一人の中に起きる内なる革命が、みんなの中に広がり、響き合い、現実に現れてくるのです。「みんなで決めたことをみんなでしよう」という活動とはちがって、わたしから始まっていく“理”があります。

今回のミーティングでは、そんな一人一人の中に起きている“変化”を聴き合いながら、「なぜ、アズワンに集まってくるんだろう?」「私は何を願い、何をしようとしているんだろう?」などを見つめながら、これからを描いていきました。
「なぜ、サイエンズメソッドなのか」が、よりクリアになった探究会だったと思います。その中で、一昨年のガイアエディケーションから関わりはじめたYさんの発言が印象に残りました。

自分が正直になれたとき夫が…

最近サイエンズスクールの内観コースに参加したYさん。ご主人との対話が変わったそうです。これまで夫に相談もなく海外にも出かける、わが道を行く!タイプだったのが、自分を内観し、ごまかしていた自分に気づき、素直になれたと話していました。内観後、夫から思いがけない言葉が返ってきたと驚いていました。それ以前、夫をそうさせていたのは自分だったと気づいたそうです。

「20代のころはキャリアウーマンで、鎧を着て、こうあるべきだと強がってた人間だった。その根源的なものはなかなか崩せない。それをこの歳にして、気づけて、脱げる。貴重です」とも漏らしていました。

なぜ、サイエンズメソッドなのか、Yさんはこんなふうに話しています。
- | -

「家の掃除をしたら人でいっぱいになった!」ーリッチーのセミナー体験!

家の掃除ってしますよね。やっぱり、快適に気持ちよく住みたいからでしょうか。その家の中が物でいっぱになって住みにくくなっているとしたら…。その状態を当たり前にしていると、それさえも気づかないかもしれません。物を片づけて掃除したら・・そこに人が入ってきた、そんなたとえ話で、アズワンセミナーの体験を語ってくれました。1月のセミナーに参加したリッチーさんの感想文です。



ブラジルから日本に留学中のリッチーさん(京都大学大学院2年)


「家の掃除」
      リッチー

家の掃除をすることにした。

まずはガラクタから解放することを始めた。
何故買ったのかもわからないようなものから。

次に服を捨てることにした。
冬を越すのになぜ5つも上着がいる? 
夏の日差しから守る帽子と春のシャツと秋のズボン。
そしてこれらの四季を楽しめるように、もちろん私の「眼鏡」も。

次は家電を捨てた。
これもあれもする電化製品。
ボタンを押す時間の長さの話より、お湯が沸く時間の長さの話をもっとしたい。

それからテーブル、クローゼット、引き出し…
買ったけれど読みもしないし、読みたくもない本たちも。
自分が大事にしていた、あるいは金持ちな人間に見せる食器や額も捨てた。
壁に飾ってあるものより、私を見に家に来てほしい。

いらないものをすべてどけてから本当の家が見えてきた。
カーペットの下や家具の裏に隠れていたものが。

掃除を始めた、それは私や両親や祖父母から何世代も受け継いできた「埃」になったものから、いまだ掃除を続けている、いつの日に終わるかもわからないけれど…

大事なのは掃除を続けることだ。
掃除の時間はとてもいい、このため、考えるため。

家がきれいになったので靴も靴下もスリッパもなしで入れる。
地面に足を付けて入れる。

何も無くなるものもないのでドアーもずっと開いている。
この家の掃除は大変だった(一時も止まらず6日間もかかった)、
でも少なくとも9人手伝う人がいた。
そしてさらに一生の中で数えられない人たちも。

私は人が入れるように物をどけたんだと説明する。

物は空っぽだけれど、人でいっぱいだ。

そして最後にこう言うーー

「あなたはいつ私に会いに来るの?」

- | -

1/29(火) 新時代の働きかたと暮らしかた。あたらしい組織のかたちの勉強会。

2019-1-29.jpg

■日時:2019年1月29日(火)
    10時30分〜12時 お話会/12時〜13時 ランチシェアタイム
■場所:たいよう https://taiyoutaiyoutaiyou.jimdo.com/


アズワンネットワーク鈴鹿コミュニュティ北川さんのお話会
~新時代の働きかたと暮らしかた。あたらしい組織のかたちの勉強会~
「人と人とのパートナーシップで創り上げる新時代社会」

あなたにとって「仕事」とはどんなものですか?
「会社」とはどんなものでしょう?

三重県鈴鹿市におふくろさん弁当という事業をしている会社があります。

人が幸せになるための会社をつくりたい、という想いで創られた会社です。

人が人らしく働けるように、
自由に伸び伸びやれるように
毎日行くのが楽しみで、みんなと遊ぶように仕事ができるように、
という想いで会社を創ったら

規則も命令も上司も責任も、なくなりました。
大切にしているのは、それぞれの「気持ち」。

ミスをすることもある。

休みたいときだってある。

それがそのまま受け入れてもらえる、
認めてもらえる、

どんな気持ちや思いも受けとめてもらえて、
一緒に考え歩んでもらえる。

そんな会社があるのです。



そうした場所で人は

伸び伸びと、個性を発揮し
次々と創造的なものを生み
楽しいからこそ効率もあがり、
それがまた余裕を生みだし、

満たされた心は、お弁当の味や、配達時の表情や、電話口のその一声に現れ、
お客さんからも愛され、「売ろう」としなくても業績も上がり、またそれが社員の余裕にも還元されていく。

こんな好循環が生み出されて、働く人は社長も社員も、みな段々と幸せな方向へと向かう。

その幸せは社員に留まらずに、お弁当を利用してくださるお客様や、地域社会にも還元され、また幸せを生んでいく。


〜「本当にあった!こんな会社
規則も命令も上司も責任もない!幸せを運ぶ会社おふくろさん弁当」
アズワンネットワーク編集部 刊〜より


人間が人間らしく、当たり前でいられる会社、
会社の為の人ではなく、人のための会社。

そんな会社を中心に、鈴鹿には
アズワン鈴鹿コミュニティがあります。

「誰もが本心で生きられる社会」

2001年から始まった、オープンでありながら地域に根ざし、経済も循環させている全く新しいスタイルの都市型エココミュニティです。
http://as-one.main.jp/HP/index.html

アズワン(as one)とは、「一つの世界」。

ジョン・レノンが''imagine''の中で「The world will be as one」「国境も所有もない」とうたっているように、世界はもともと一つ。

すべてと調和する、その世界を空想で終わらせず、日々、現実的に地域社会の中で実現しているコミュニティ。

そんなアズワンの取組みを全国でお話されている北川道雄さんのお話会。


【ゲスト紹介】

北川 道雄さん(みっちーさん)
アズワン鈴鹿コミュニティ在住。

2016年より、アズワンネットワーク活動全国事務局。

持続可能なコミュニティづくりが展開していけるように、
アズワン鈴鹿コミュニティを拠点に活動をしている。

全国各地に出かけて、アズワンを紹介するお話会を精力的に展開中。

NPO法人トランジションジャパン理事
持続可能な社会づくりカレッジ運営委員
ユネスコ認証の教育プログラム「ガイアエデュケーション」スタッフ


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

◯日時:2019年1月29日(火曜日)

10時30分〜12時 お話会。
12時〜13時 ランチシェアタイム。(ランチ代別途。1000円〜1500円)(ランチシェアタイムの参加は任意)

◯場所:たいよう
https://taiyoutaiyoutaiyou.jimdo.com/

◯参加費:2000円(お茶付)

◯申込み:こちらのページの参加ボタンを押して頂き、お電話またはメール、このページへの書込みなどでお申込みください。

◯定員:20名

◯お子様連れ参加可能。他のお客様の迷惑になる場合は席を外す等のご配慮をお願いします。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
- | -
1