余市エコカレッジで「人が人らしく働ける会社」を考える

「持続可能な暮らしと社会」の推進を目的に、コミュニティモデルの創造および普及啓発の活動を行う "北海道エコビレッジ推進プロジェクト"があります。その企画で「第7回余市エコカレッジ」に、「おふくろさん弁当」の岸浪龍さんが招かれ講演会や講座などが開かれました。その様子を北海道エコビレッジ推進プロジェクトのFacebookから紹介します。

このプロジェクトを進めている一人がアズワンネットワーク北海道の及川修司さんです。「みんなが幸せになる会社づくりのカタチ」講演会は、NPO法人北海道エコビレッジ推進プロジェクトとアズワンネットワーク北海道の共催で開催されました。2日目は北海道エコビレッジ推進プロジェクト主催の講座が開かれました。



常識が壊されたワークショップだった?

10/28(土)~29(日)第7回余市エコカレッジが終了しました

今回のカレッジも豪華な講師をお招きしました!
三重県で、新しい都市型エコビレッジとして注目されるアズワンネットワーク鈴鹿コミュニティから、「おふくろさん弁当」というお弁当屋さんで「社長係」を務める、岸浪 龍さん。
上司も規則も命令もない会社!?そんな会社あり得ない!と、誰しもが思うでしょう。。。
しかし、実在しているのです!
「人が人らしく働ける会社」を目指して、企業されたという岸浪さん。「人の気持ち」を大切にすることで、誰しもがのびのびと能力を発揮しながら働くことができ、結果として、業績も上がったと言います。
目から鱗が出るような講演の後は、コミュニケーションに関するワークショップへ。
テーマは「怒り」。
「最近、苛々したこと」「怒ったこと」を一つ挙げて、「なぜ、怒ったのか?」、「実際に起きた出来事」と「自分の中で起きたこと」を整理し、掘り下げていきます。
怒ったり、苛々する原因が実は「〇〇だから△△に違いない」「普通は〇〇であるべき」(でもその「普通」の基準は自分で決めたもの)など、実は自分の中だけで価値を決めたり、思い込みしていることなのです。
普段と全く違う思考回路を使ったため、ワークショップが終わった後は皆さんぐったり。自分の中の常識が壊されていく瞬間でした。
持続可能なコミュニティは、持続可能なコミュニケーションから。今回のカレッジで学んだことを肝に銘じて、今後の活動にも活かしていきたいです。
皆さん、お疲れ様でした!(北海道エコビレッジ推進プロジェクトさん)
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