【サイエンズアカデミー】世界各地から新入生が続々入学!

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「争いのない幸せな世界」を現わし、実現できる人材を育成する為に、アズワンネットワークでは【サイエンズアカデミー】を設けています。

【サイエンズアカデミー】についての詳細はこちらから


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アズワン鈴鹿コミュニティの協力のもと、人と人とが親しい間柄で営む暮らしや職場を体験しています。

S__18792464.jpg「韓国から来た5名の新入生と、卒業生のフンミさん」

3月で2名のアカデミー生が卒業し、次の社会づくりへと進んでいきました。

そして今年の4月以降、韓国から5名、スイスから1名、日本から2名の新入生を迎えて、また新しい【サイエンズアカデミー】がスタートしています。
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「スイスから入学したユリアさんと、大阪府出身の環さん」

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「静岡県出身の新入生 戸塚爽太さん」

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「現在、新入生を含めて16名がサイエンズアカデミーで学んでいます。」

「全ての人が、本当に幸せに生きられる社会を作っていきたい」という若者たちがサイエンズアカデミーへ続々集まり、共に学び合いながら、すべてを学びの機会として生かし、人として成長し、サイエンズメソッドを学び会得し、次の社会を創れる人材として世界に飛び立っていきます。

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連載第8回【アズワンネットワークメンバーの近況】

連載第8回【アズワンネットワークメンバーの近況】

2021年11月号から連載が始まった【アズワンネットワークメンバーの近況】
各地で活動するネットワークメンバーの今に焦点を当てて、紹介していきたいと思います。今回はその第8回です。

第8回は、兵庫県神戸市在住の井上考史さん(いのじさん)です。

(紹介してほしい人や、サイエンズスクールのコースで、一緒だったあの人どうしてるかな? また私の近況をお知らせしたい!など、是非お寄せください。)

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初めまして。
神戸で和楽居(わらい)という ”街中エココミュニティ” をやってるいのじです。

アズワン鈴鹿コミュニティに通い始め6年目になります。
普段は、
賃貸物件(シェアハウス5軒・一戸建て賃貸9軒)の運営や、
地域のお祭り・イベント・話し合いの場作り、
トランジションタウン神戸の活動など携わっています。

最近の趣味は、畑・ギター弾き語り・自転車・海・食べ物探し+収穫かな。

僕の生い立ちをほんの少し。
4歳の頃に、両親が離婚をして、母の実家
神戸市垂水区 で生まれ育ちました。

母は、僕が生まれるよりずっと前、学生時代から
精神疾患 躁鬱 を患っていて、入退院を繰り返していたので、
僕自身はおばあちゃんに育ててもらいました。

大好きなお母さんが、
人のことを責めたり、落ち込んで寝たきりになったり、
気持ちの振れ幅が大きくって、
もっと一緒に過ごしたいのに、どんな風に接していいのか分からない。
好きやけど、 大切に想ってるねんけど。 怖い、、、

そんな複雑な思いを抱えつつ、
おばあちゃんからの愛情をシャワーのように浴びながら、
海辺の町、垂水で育ちました。

知らない世界に触れることが面白くって、
学生時代は、よくバックパッカーしてました。
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2007年、そんな僕に転機が訪れます。
おばあちゃんが脳梗塞で緊急入院、
お母さんの躁鬱は激しさを増すばかり。

二人の入院先、老人ホームが見つかり、僕自身の人生を考えるようになったのが
2008年、僕が26歳の時でした。

・二人の入院費、施設代はどうしよう?
・家の維持費もかかってくるぞ。

色々と思案する中、ぶっちゃけお金のために、実家でシェアハウスを始めました。
人と、空間やモノをシェアしながら暮らす事には抵抗もなく、
mixiというSNSや、ブログでシェアメイトを募集することからマイペースに始めました。

そんなこんなで、今年で14年目。

徐々に物件を増やし、今は、一軒家の賃貸物件を14軒をチームで運営しております。
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仕事は、DIY、募集、内覧案内、入居後のやりとりなど、多岐にわたります。
衣食住の”住”に関することを主として、

“街中で自給率高めな、自然と人とつながる心地よい暮らし”
“第2のふるさと目指してます”
“海の近くで、安心安全な自然素材(無垢のフローリングと漆喰壁)のおうち”

を提案しながら、地道にシェアハウスを中心とした仲間づくりを続けてきました。
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イベントは、
シェアハウスを集う場として、
・住人限定
・繋がりのある仲良しメンバー向け
・地域の通りがかりの人にまで開放されたもの

JRの駅前の広場で、行政・区役所の人と協力をしながら
・町ぐるみの音楽フェス + 手作りマルシェイベント

など、規模、場所、目的は様々。それぞれの運営メンバーで行っています。
ここ最近は、今暮らしてるメンバー & 部屋探し中の方限定のご飯会を
月に1度開催していて、その時間をすごく大切にしてるかな。
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全てが手探りで始まったシェアハウス運営。

住人みんなにとっての快適な暮らしとは?
・縛りつけない、でも家が荒れないように、どんなルールを作ったらいいんだろう?
・住人全員でルールを作ったのに、それをやらない人がいると、責め始める空気が生まれる。
・ルールは、快適な暮らしを模索する中で、役立っているのか?

答えのない問いを持ち続けました。

腹を割って話し合えるメンバーとは、
なんでも話せる安心感や、意見が分かれても大丈夫、という安心感は生まれるものの、
いつでも、誰とでも、腹を割った話し合いができる訳ではありませんでした。

気持ちをオープンに表してくれない人に対しては、どうしたらいいのか分からりません。
「何思ってるか言ってくれないと分からんよ! 話し合おうよ。」と責める気持ちが沸いたり、、、
それでもダメなら、諦める。

うーん、でも諦めきれない! だってしんどいし。
他のシェアメイトの暮らしやすさにも影響するし。

いーーーーっつも、
それこそ年中無休で四六時中、1年365日

●どうしたらいいかな?

って考えてました。

そして、2016年にアズワン鈴鹿コミュニティと出会います。

おふくろさん弁当には、ルールや、上司、決まった給料や、束縛するものが一切ない らしい。
「そんな会社、ありえるんかな?」

100名以上が暮らすコミュニティで、財布さえ一つにしている らしい。
「え? それヤバくない?!」

疑心暗鬼だった僕ですが、
実際に行ってみると、2泊3日の合宿で、まさに目からウロコ!

シェアハウス和楽居のブログ
その時の体験記、僕の中での変化はこちらの記事をどうぞ。


【持続可能な社会づくりカレッジ体験記 どうしたらいいかな?→どうしたいかな?】
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ここでしか学べない、味わえない、
そんな世界観があるぞ。

しかも、すでにかなり形作られている。
理想を語るだけじゃない。

すでに実現している姿
・お金のいらないお店 ; スペースJOY
・ルール、やらなければいけないこと が一切ない職場 : おふくろさん弁当 & 鈴鹿ファーム  
・大人からの圧力が一切ない共同保育の場 ; チェリッシュ & 学び舎

なんで、こんなこと実現するんやろ?

この学びの中から、
地元で活かせる最適な仕組み・方法 を考えだすためのヒントを得たい。

2017〜2018年の間は、鈴鹿からみっちーさんが2ヶ月に1回ペースで、
和楽居オーガニック(シェアハウスのメイン棟)に通い続けてくれて、
一緒に、お話会 & プチ探究会体験 などを企画してきました。
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そして、僕自身はサイエンズスクールに通い続けます。
そのうち、あることに気がつきます。

● 遠慮や気兼ねのある人間関係のままだと、
どんなに素晴らしい仕組み・やり方を取り入れても、
限界がある

ということに。

そして

● 自分にも、はっきりとした意思があったんだ。
どうしたらいいか? じゃなくって、
自分は、本当はどうしたいのかな。どうしたかったのかな。
相手は、本当はどうしたいのかな、どうしたかったのかな。

人の言動の背景にある【本当の気持ち】 に目が向くようになりました。

持続可能な社会づくりカレッジや、
サイエンズスクール、
アズワンネットワーク活動合宿 など、

鈴鹿に通い、学びを深めていく度に、

“どうやら、問題(という概念)は、
人それぞれの捉え方でしかない、 らしい”

“問題なんて、実際の世界には存在しない、 らしい”

“なんでも出し合い、聴き合える、親しさがベースにある社会ってどんなんやろう?”
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人生をかけて取り組みたいことが
具体的になっていく感じ。

知識として、理解はできても、
できるようになるか? 
というと、いやはやこれが簡単じゃない。

日々の暮らしの中で、
自分が世界をどう見ているか。
人のことをどう見ているか。

“人の気持ちをいっちばん大切にした社会の実現”

その目的に適っているかな?
声をかけ合える仲間が少しずつ増えてきてる。

社会の中で身についてきた自分の常識、思考パターンや社会通念etc

一人で、気付き、解放されていくのは
ブッダさんやキリストさん、オショーさんとか、
いわゆる天才・カリスマ的な人じゃないと無理でしょ。

俺みたいな凡人は、
仲間と一緒に気付き合っていく仕組みづくり、
誰でもやれるサイエンズメソッドが向いてるわ。
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神戸で地道に仲間作りを実践中。

アズワンセミナーで1週間の合宿を体験したメンバー限定で、
1〜2ヶ月に1度、ミーティングもやってます♪
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仲間になってくれる人、熱烈歓迎!

神戸シェアハウス和楽居、
いつでも遊びにきてね。

アズワンネットワークメンバー向けには、
短期宿泊や、割引もあるよー!

神戸シェアハウス「和楽居」インスタグラムはこちら

神戸シェアハウス「和楽居」の日常ブログはこちら
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【次の社会創造】 連載第8回  争いのない、気持のままにやさしく生きられる社会へ

次の社会創造 連載第8回
【争いのない、気持のままにやさしく生きられる社会へ】
サイエンズ研究所  小野雅司
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小野雅司

連載第1回はこちらから
連載第2回はこちらから
連載第3回はこちらから
連載第4回はこちらから
連載第5回はこちらから
連載第6回はこちらから
連載第7回はこちらから

連載第8回
第三章

2. お金の介在しない経済の試み ~すべてが生かされる自由自在な世界

アズワン鈴鹿コミュニティを訪れた多くの人が一番興味を示すのは「コミュニティスペースJOY」です。JOYというのは、暮らしに必要な食品・食材、日用品などが並んでいる場所です。

人々が何に驚くのかと言うと、ここは、お金の要らない場所だからです。ギブアンドテイクでもないのです。もちろん交換や報酬もない、つまり、一方的に贈り、一方的にもたらされる仕組みで運営される場所なのです。
鈴鹿ファームからは米や野菜や農産加工品、おふくろさん弁当からは弁当や惣菜が贈られます。街のはたけ公園から果物が、里山から椎茸や炭や木作酢が届けられます。

料理好きな人の手料理、手作りの菓子・味噌・漬物など、庭に実った柿や、山で採れたタケノコや山菜や栗、海で採れた貝や魚、交流のある各地の人達からの贈り物、そして海外の韓国、ブラジル、スイス等の親しい人達からのお土産が並びます。

買い物上手な人が購入してくれる食材や日用品も並んでいます。
購入品は、みながお金を出し合って共同購入というような形をとっていますが、内実は、これらの物が、お金を介さないで、自由に、欲しいものを欲しいだけ持ち帰れる仕組みなのです。家族の中の食料品や日常品の置き場所のようなところなので、単身の人は、調味料やパンなども、小分けにして持ち帰ることができるので、家で腐らせたり、ムダにすることがなくなります。

日常で暮らすのに必要な物はほとんど揃うので、地元のスーパーなどでの買い物に行くのは月に数度という人がほとんどです。
現在約100名の人達が使っています。(家族を入れると150人くらい)

2020年12月からは、JOYの隣のスペースに、ファミリーダイニング・ゼロがスタートしました。コミュニティの人達に昼ご飯と夕飯が用意されるようになりました。ファミリーダイニングで大家族で団らんしながら食べてもいいですし、そのおかずを持ち帰って、家で食べることもできます。

子育て中のお母さんは、「夕方まで仕事など自分のやりたいことをやって、ファミリーダイニングでおかずをもらって家に帰って食べられるから、メニューを考えたり、買い物したり、調理したり、片付けしたりをしなくてもよいから、すごく楽だし、子どもたちとゆったり過ごせる」と喜んでます。もちろん、家族に自分で作ってあげたい時と思う時は、思う存分やれます。
まとめて約100人分の食事の調理を、おふくろさん弁当の機材を使ってするので、1人で数時間でできてしまうのです。個々の家庭で、それぞれが食事を準備する手間と労力とエネルギーを考えると、どれだけ効率がいいか、エコな生活になるかも想像がつくでしょう。

JOYを見て、コミュニティを訪れる人から、「たくさん持っていく人はいないんですか?」という質問をよく受けます。コミュニティに住む人からしたら、「?」という質問です。いつでも好きなだけ持っていけるのですから、必要以上に持っていきたい気持は湧かないですから・・・。

所有も貨幣も個々の家計も交換も報酬も、すべて人間が作り出したフィクションです。地域通貨やネット上の仮想通貨なども、やはり、みな交換というフィクションの上に成り立っています。
元々の世界には、所有も、家計も貨幣も交換も報酬もないですね。宇宙から見る青い地球の写真には、どこにも国境はないですよね!自然界は交換で成り立っていないと思います。それぞれ贈る一方、そして必要なものを受け取るだけです。実にシンプルです。

元々はシンプルな世界にいたのに、人間の考えで作り出した所有というフィクションに人類の多くが縛られているのが今の社会だと思います。所有すると、自由にモノが使えると思っている人がいるようですが、元々はどんなモノも誰がどのように用いてもよいのです。人間の考えで囲ったり、隔てを作らなければ、元々が自由なのです。

所有は、所有する人が他の人に、そのモノを自由に使わせないという考え方だと思います。所有する人の許可があれば使えるけど、許可なしに使うと罰せられる制度です。つまり、一人の人があるモノを所有すると、その人以外の世界中の人が、そのモノをその人の許可なしに自由に使えなくなってしまうのです。現代社会は世界中の人が所有を拡大しようとしていますから、モノがいかに豊富になっても、自分の所有しているモノ以外は自由に使えるモノがほとんどないという状況になってしまっています。

そういう社会の中では、自己防衛的に、所有するしか、モノを自由に使うことができないということになってしまっているのです。そういう悪循環の中で、自らの首を絞め合って苦しんでいるかのようなありさまです。所有をそのままにして、より自由に、より豊かにとやっても、縛り合いの牢獄の中で、より自由に、より豊かにとやっている様と変わらないのではないかと思います。

アズワン鈴鹿コミュニティでは、人間が作り出したフィクションから脱け出した経済が営まれています。つまり、人間の元々の姿、すなわち、交換も所有も報酬もない、お金を介在しない経済が営まれているのです。

物を豊富にするのはもちろんですが、誰もが自由に得られる仕組みと運営が大事です。現状では、個々別々に稼いで暮らす経済観念が強いと思いますが、個別に頑張らなくてよいのです。みんなで社会を豊かにして、その恵みを受けて安心して暮らし、心身ともに満たされながら、その人らしい人生を送れるようにしていくのです。

鈴鹿コミュニティは、普通の街の中で、それぞれ家を建てたり借りたり、アパートやマンションを借りたりして暮らしているので、個々別々の家族の暮らしに見えますが、コミュニティが「我が家」のような存在になり、隔てのない「一つの家計」で暮らしている人達が70数人います。物もサービスもお金(給料も家計も財産)も自由自在に活用し合う経済です。

フィクションから解放された、仲のよい家族のような親しい間柄ですから、お金を介在しないということも、お金を自由自在に融通し合えるのも、ごく自然な姿なのです。親しい家族の間柄だったら、家族の中でお金をやりとりしないことも、お金を自由自在に融通し合うことも普通のことですよね?そんな親しい家族のような関係の人がたくさんいるということです。

「一つの家計」がスムーズに流れるために、コミュニティHUB(ハブ)という仕組みがあります。仕事、住まい、教育、健康、家族、税金、保健、お金、そして心理面に至るまで、生活全般のことを何でもオープンに気兼ねなく相談できる場所です。
各家庭の経済状態の把握や手続き事務や管理作業を専門的にやってくれるので、各人は家計を気にする煩わしさがなくなり、自分の持ち場に専念できるようになります。

僕も鈴鹿の街中で暮らしていますが、普段は財布は持ち歩かない暮らしです。

贈る行為は物だけにとどまらず、知恵や技術や能力にも広がります。
人の行為に見返りや報酬が要りません。人の行為をお金に換える必要がありません。すべてその人がやりたい気持からの働きになってきます。その人の心からの行為や贈り物です。

美容師の人や自動車や自転車の修理・整備、家電の修理やエアコンの取り付けなど技術を持っている人は、その持ち味を存分に発揮してくれています。
また、コンピューターや家や土地、家電や自動車の購入・サポート、旅や引っ越しの手配など、素人や苦手な人には手に余ることを、得意な人が気軽に引き受けてくれます。
してもらう方も、してあげる方も、どちらも満足する喜びの連鎖になっています。

隔てのない親しい間柄では、お金のことを気にする必要もなく、車も家電も本も衣装も、必要なモノが必要な人のところに流れていく仕組みが次々と生み出されていきます。

鈴鹿のような地方都市だと、1軒に2~3台の車を持つ家庭も多く見られます。アズワン鈴鹿コミュニティでは、家族以上に親しい間柄の人達が近所にたくさん住み、職場も近く、コミュニティスペースJoyやファミリーダイニングの仕組みもあるので、買い物に行く必要もほとんどないので、車の台数もとても少ないです。その人専用で使っている車もありますし、カーシェアとして、いろんなコミュニティの人が使う車もあります。

僕も自分の名義の車はありませんが、遠くに行くときはそれに合う車、荷物を運ぶときはそれに合う車、人を迎えに行くときは大きめのキレイな車と、用途にあった車を用意してもらい、使わせてもらう暮らしをしています。親しい間柄が実現すると、エコ的にも経済的にもいい暮らしが、楽に簡単に実現していくのです。

アズワン鈴鹿コミュニティを訪れる人の中には、お金の要らない暮らしに触れて「いいなぁ!」と思う人がたくさんいます。「JOYを持って帰りたい!」「自分のコミュニティでもJOYを作りたい」。
でも、形を真似してやってもうまくいかないですね。形の前の親しさが肝心です。

それには、親しさを邪魔している所有や家計や交換や報酬などの、固定したフィクションを自覚し、解放する必要がありますね。
形だけでやろうとすると、「所有してはいけない」という逆の縛りが出てきて、却って不自由になる場合があります。

固定したフィクションから解放された世界は、本来の自由の世界です。それは、人と人とが、なんでも話し合える関係性ということでもあります。
本当に親しい人間関係ができ、なんでも話し合うことができたら、お金の要らない世界は簡単にできてしまうということなのです。

論より証拠!? お金を介在しない経済の試みを一度見に来てみてくださいね。
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三角エコビレッジ「サイハテ」 エコビレッジづくり研究会

アズワン鈴鹿コミュニティで暮らしている、増田力也と岸浪龍が、熊本県にあるエコビレッジ「サイハテ」へと行ってきました。

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昨年10月にアズワン鈴鹿コミュニティに、日本各地でエコビレッジ作りを展開するメンバーが集って行われた「エコビレッジづくり研究会」
エコビレッジ研究会の様子はこちらから

その研究会で、「メンバー同士がもっと横の繋がりで、交流して共に作っていこう」ということで、メンバーが各地のエコビレッジを回っての交流が始まりました。
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今回は、アズワン鈴鹿コミュニティで暮らしている、増田力也と岸浪龍が、熊本県にあるエコビレッジ「サイハテ」へと行ってきました。
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一緒に「エコビレッジ研究会」に参加した、サイハテを運営する工藤シンク君、坂井勇貴君と再会し、鈴鹿の二人は初めて「サイハテ」を見学しました。
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この熊本の地にエコビレッジを立ち上げて10年続けてきた二人と、「サイハテ」で暮らす仲間も合流して、コミュニティの現状や課題、目指す方向などをお互いに学びながら、夜更けまで交流しました。
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話しには聞いていたけれども、実際に行ってみて感じること、触れる空気感など、話しだけでは分からないこともたくさん感じた交流でした。
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コミュニティツアー感想@Mayuka Nodaさん

ゴールデンウィークにご家族でコミュニティツアーに参加された、Mayuka Nodaさんが、その感想をシェアしてくれました。

ツアー後、6月に開催されるアズワンセミナーに参加してみようと思われたようです。どのようなことを感じられたのでしょうか。

お楽しみください。

Mayukaさんの記事(英文の後に日本語で翻訳された記事が続きます)
*Mayukaさんは右端でお子さんを抱っこされている方です。
ゴールデンウィークファミリー
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5月18日(水)オンラインお話会を開催しました。

5月18日(水)に開かれた無料のオンラインお話会

【新しい暮らし方!ギフトエコノミーで20年生活してみました!】アズワン鈴鹿コミュニティのお話し

日本各地から多くの方にご参加頂きました。

先日の九州への旅で訪問した仲間や出会った方、ツアーやセミナーを体験された方、初めてアズワンのお話を聞きに来られた方

お金が介在しない、贈り合いの暮らしってどんなだろう?

岸波龍のお話とグループでの感想や意見の分かち合い

ツアーに参加してみての感想のシェアなど、初めての方にもその場で感じれれるものがあればいいなと思いました。

「でもやっぱり行ってみて感じてほしいな」と鈴鹿コミュニティに来られたことのある方からの声も聞かれました。

先ずは、こういう新しい試みがあるよと知って戴いたり、経験した方たちが寄り合う機会としても、今後もいろいろな形でオンラインの活用もしていきたいと思います。

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5月度アズワンセミナー感想@佐々木真由美さん/橋本圭四郎さん

愛知県から参加された佐々木真由美さんは「自分の中を見ていく(内面を探究する)ことが楽しかった。思い込みや執着に気づき、小さいころに抑え込んで忘れていたようなことも思い出したり、何か良かったです」と笑顔で語られています。

広島県の尾道から参加された橋本圭四郎さん
「何をするんだろう?」。探究といっても、問題への対処や方法論をイメージしてきたけれど、そもそもの見方や「本当はどうなっているのだろう?」と本質を探っていくところに深いものを感じられたようです。
「本心で知り合うと、自分も人も面白い。これからも周りの人たちと本心で語り合えるよう探っていきたい。」と、今後が楽しみです🌈
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アズワン鈴鹿ツアー感想@雅・マクレガーさん(藤沢市)その2

ゴールデンウィークにご家族でコミュニティツアーに参加した、雅・マクレガーさんの感想レポートです。ツアーまでのいきさつから、実際に滞在してまで、感じたことを素直に書いてくださっています。たくさん感じられて、今回は「その2」をお送りします。
ゴールデンウィークファミリー
懐かしいような「新しい社会」その2
-アズワンコミュニティ 二泊三日-
•本当の話し合いとは?
•ルールやシフトや上司も部下もない職場って?
•お金を介さないで全部贈り合いって?
•成績や結論や解決策も話さないミーティングって?
前回はアズワンツアーに参加するまでを書いたから、ここからは実際にアズワンツアーで感じたことを少しずつ書いてみたい。
1日目のお昼にアズワンコミュニティにつき、他の参加者の方たちとツアーを担当してくれた北川さん(みっちー)と自己紹介や参加した理由などのシェアリング。藤沢からの仲間の顔もあり、リラックスした感じでアズワンに着地していく感じ。
長年アメリカに住んで最近日本で子育てをするために帰国した女性とアメリカ人のパートナーと、可愛い2歳の双子ちゃんも合流。
日本語が話せない夫達のために通訳さんまでサポートしてくださる万全の体制。←これがとってもありがたかった!いつも夫の通訳状態になり自分が話についていけなかったり、色々見過ごしてしまうことが多いから、通訳のお2人には本当に感謝!
娘と双子ちゃん達は子供達と過ごしてくれる、アズワンで言うバァバとお姉ちゃんのお二人と瞬時に意気投合して別行動へ。
「おふくろさん弁当」、贈り合い•ギフトエコノミーで循環しているコミュニティスペース「JOY」などを見学。見学の際にはその場所で働いている人達にお話を聞かせてもらえる。これが、よくある立ち話で何か質問ありますかー?って軽い感じではないから驚き。
アズワンには必ずそれぞれの場所に円になって座って話せるミーティングスペースがあり、1日最低でも1回は座って、今日どうだった?って話す、その名も”やってみてミーティング”をするそう。
ミーティングの中では、特に結論や対策や誰の責任かなんかを話すのではなく、気になってること、今の気持ちや感覚を話したい人が話すんだって。←これには解決や手段を探さないで、感情/ニーズを聞くことを大切にしているNVCとの共通点も感じた。
そんなアズワンコミュニティのミーティングにちょっと仲間に入れてもらう感じなのかな?
ツアー中、私達も本当によく話し合っていたなぁ。
1日目に、おふくろさん弁当を案内してくれたレオくんの、ゆっくりと自分につながりながら言葉を探す話し方や、話の聞き方なんかに、参加者一同魅了され、かなり個人的な彼の人生についての質問が飛び交う。私は最初はレオくんが特別な人んだと思っていた。
これが、3日間出会う人出会う人、みんなが穏やかで落ち着いている上に魅力的なんだから、段々と、あー❗️個人の魅力って、安心して暮らせると、こうやって自然に引き出されてくるのかも?って少し想像したりしていた。
レオくんの話で印象的だったのが、
彼は夜の仕込み作業を1人でやることが多い時期があり、作業は好きなんだけど、1人だと時間が長く感じるなぁって話をミーティングでしてみたそう。
その日は、そうなんだねーってミーティングは終わり、聞いてもらったし、まぁいいかって^_^←軽い感じで居たそう。
ところが次、仕込み作業に行ったら、
ちょっと通ったからー、一緒に作業したいと思って、レオの顔見に来たー、みたいに何人も仲間が、やってきたんだって。
誰かに言われた訳でも、何かしなきゃって感じでもなく、来たい人が来たって話に、私の中で何だか、じわーって動くものがあったな。
やっぱり長くなるなぁ😅今日はここまで。
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アズワン鈴鹿ツアー感想@雅・マクレガーさん(藤沢市)その1

ゴールデンウィークにご家族でコミュニティツアーに参加した、雅・マクレガーさんの感想レポートです。ツアーまでのいきさつから、実際に滞在してまで、感じたことを素直に書いてくださっています。たくさん感じられて、今回は「その1」をお送りします。
雅さん

懐かしいような「新しい社会」その1
-アズワンコミュニティ 二泊三日-
ゴールデンウィークに三重県鈴鹿市にあるアズワンコミュニティへ滞在してきました。
アズワンのことは、トランジッションタウンやエコビレッジ系の本で知り、
”意見の違う人たちが200人の仲の良い家族になるまで”
と言うタイトルのお話会に参加して、岸浪 龍さんと出会いました。
私には会社員の頃にも、本音を言えない雰囲気や、周りに合わせないと嫌われる?のような漠然とした怖れがあったし。わからないこともとにかく出来ます!と最善を尽くす外資系企業カルチャーもあり… 正直に語ったり、サポートを求めたりって所からはほど遠く… 働く=the資本主義って感じだった。
仕事自体は楽しい時期もあったけど、やっぱり対価を得ているって部分で何とか頑張っていたし、キャリアを築いていくって、周りから必要な人間で居たいみたいな、自分自身へのプレッシャーや無理も沢山あったなあ。
そんな中、会社員を卒業して1年半…上司や規則やプレッシャーのない生活をしていた。
はずなのに、やっぱり仲間や友人との関わりの中で正直に居られなかったり、Noを言えなかったり、言ってみたら相手が離れて行ったり、何かを集団でやってみる時に意見の違う人が集まると声の小さな人たちが置き去りになったり…、あれ?これってお金を介在させる資本主義的な社会の問題だと思っていたけれど、お金が介在していなくても、違う意見の人たちが話し合い、仲良くするって難しいのかも??と、自分では生き方を変えたつもりが結局同じような悩みでぐるぐるしていた。
そんな時に龍さんが、鈴鹿からビューっとやってきてくれました。
ご近所の友人や仲間達、一緒に話を聞いてほしい人たちをお誘いして、お話会と探求会を開催したのが去年の12月。
探求会でも沢山の気付きがあったけど、何より龍さんの、どっしりとした安定感と何があっても大丈夫って感じの安心感に、何かを感じて。
その後も、アズワンのお話会に参加させて頂いたり、本を読み漁ったり… どんどんアズワンに惹かれて行くと同時に、どうしてもこれまでの私の常識や生き方からは、掴みきれない何かがあって… 仲間のしほちゃんいわく言語化出来ないニュルっと感みたいなのが確かにあって😂
それが知りたくて知りたくて、
ついに鈴鹿まで、家族を巻き込んで行ってきました。
前置きが長くなったので、今日はここまで。
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5月度アズワンセミナー感想@加藤栞さん/ 池田晃一さん

ゴールデンウィークにアズワンセミナーに参加した加藤栞さん。
コミュニティツアーで触れた人たちの温かさの元にあるものを知りたいと参加されました。
「私も、私に触れる人が温かい気持ちになるような。そんな人でありたいな」そんな想いを胸に出発していかれました。



同じセミナーに参加した池田晃一さんも自分の中にある本当の願いに気が付いて、その道を力強く歩んでいこうと旅立ちました。
感想を紹介します。

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