第2回アズワンシンポジウムが開催されました

7月5日(火)に開催された、第2回AS ONEシンポジウムの動画UPしました。

「グレートリセットに向けて日本からのソリューション ポスト資本主義社会の展望」

資本主義最先端にいる榊さんと脱資本主義の社会作りをしてきた小野さんという真逆の視点から、共通の明るい人類の未来が見えてくる稀有で希望に満ちたシンポジウムの記録です。



スクリーンショット-(87).jpg
- | -

大阪交野市周辺から9名が、アズワン鈴鹿ツアーに参加

IMG20220703090607.jpg
大阪交野市周辺から9名が、アズワン鈴鹿ツアーに参加
7月2日(土)~3日(日)にかけて、交野市在住の古川晶子さんの紹介で、枚方市や八幡市の人たちも含めて、おとな9名、子ども2名のアズワン鈴鹿ツアーがありました。

今の資本主義とは違うコミュニティのあり方に興味があったり、自分の地域に子育てしやすいコミュニティをつくりたい、など鈴鹿コミュニティの実際に触れて参考にして、地域をもっとより良くしていきたいと来られました。

IMG20220702162319.jpg

一泊二日を過ごす中で、人と人の対話の大事さ、自分の思い込みに気づくこと、誰も無理せずに自然の姿でいられること、常に自分の本心を感じて生きること、など多くのヒントを得られたようでした。
感想の中から紹介します。

人と人の話し合いによって、怒りや負の感情が消えていくという話が、印象的だった。
自分の今までの価値観と違う価値観や前提だったので、最初はとても不思議だったが、自分が「~しなければならない」と捕らわれているということを知った。

・対話の重要性
・急いで答えを出そうとしない
・なんというか、「禅」的な感じ。
・これから地域でコミュニティを作っていくにあたって、必要なことのヒントがたくさんあったので、それを自分の中で熟成、発酵させて育てていきたいです。

IMG20220702145818.jpg

IMG20220702154453.jpg

IMG20220703104018.jpg

IMG20220703150709_BURST000_COVER.jpg
- | -

アズワンネットワークニュースvol.70 7月号

梅雨明けの知らせと共に、海開き、山開きの便りが各地から届き始めました。皆さんも、初夏の蒸し暑さにめげずに、お元気にお過ごしでしょうか。6月も海外でアズワンネットワークの動きが活発です。また若い世代が積極的に動き始めています。各地でのお話し会で関心を持った人たちが、次々と鈴鹿のコミュニティに足を運んで来る姿を目の当たりにしながら、何かが次の時代へと動き始めている、力強い鼓動を感じます。そんな各地の様子を、今月もネットワークニュースに乗せてお届けします。
全文はこちらをご覧ください。

スクリーンショット-(356).jpg
- | -

EARTHDAY CHANNEL Part.3 「対話型プログラム ガイアエデュケーション」

Earthday channel(アースデーチャンネル)は、みんなで地球環境の未来を考える番組です。
Part.3では、アズワン鈴鹿コミュニティを会場に開催されている、ガイアエデュケーションについて取り上げられました。



Part3.jpg

Part1はこちら
Part2はこちら
- | -

EARTHDAY CHANNEL Part.2「都市型コミュニティ アズワンの紹介」

Earthday channel(アースデーチャンネル)は、みんなで地球環境の未来を考える番組です。
今回、その番組で「都市型エコビレッジ」として「アズワン鈴鹿コミュニティ」が紹介されました。京都芸術大学客員教授で、放送作家の谷崎テトラさんが、分りやすく取材構成してくれました。
200名が仲良い家族のような間柄で暮らす社会。
その姿を分かりやすく伝えてくれています。



Part2.jpg

Part1はこちら
- | -

EARTHDAY CHANNEL Part.1「都市型コミュニティを求め鈴鹿へ」

EARTHDAY CHANNEL【Second season】「都市型コミュティを求め鈴鹿へ〜PART1 Global Ecovillage Networkの紹介」
EARTHDAY CHANNELで、アズワン鈴鹿コミュニティが紹介されました。
全4回のシリーズで紹介されます。今回はシリーズ①です。
是非ご覧ください。



Part1.jpg
- | -

【自分ひとりではしあわせには絶対になれない仕組みになっている】 アズワンお話し会 宮城での様子

宮城県柴田郡川崎町にある、廃校を活用した施設【みっけ学舎ホール】で、アズワンお話し会が開かれました。

宮城.jpg
※お話し会に参加された、宮城県の皆さん。

以下はこの企画の主催者の妹尾留衣のコメントです。
↓↓↓

【アズワンお話会@宮城 大成功!】
家計を80人で共有する家族があったらどうなりそうですか?
もし、その中の一人が離婚しても大丈夫
もし、その中の一人が死別で孤独になることもない
もし、その中の一人が子育てにワンオペだと嘆くこともない
好きでもない人と経済的な理由で婚姻関係を続ける苦しみもない
そんな世界がすでに日本にあります
「世界は二極化している」
この言葉に
色々な解釈がありますが、
私は
「本当に心から信頼して分け与え合える仲間がいるコミュニティがある世界」

「疑い、不安、恐れから自分さえ良ければいいと個人の幸福を追求する世界」
に明らかに
日本も世界も二極化していると感じています。
後者は今の日本の象徴的な社会ですが
前者の社会もすでにいくつかある。
アズワンには
お金のいらない食堂があるから
毎日献立を考えて、一日3回もご飯作らなくていい
共有してるから
フードロスも
衣料品のロスも
車のロスも
6割も減るらしい
やりたいことを
誰かのためにやる
そこにお金は介在しないから
めっちゃ経済的に楽になる
みんなの共同のお店があるから
品物を家に備蓄する必要もない、
みんなと共有しているものだから
賞味期限の早いものから使っていくことになる
子供達はホームスクーリング!と、言っても、
200人の大世帯のホームスクーリング=オルタナティブスクールに勝手になっている
小さい子供がいる家庭には
血縁ではない祖父母がつくから
ベビーシッター無料
祖父母は大抵
アズワンの共有している畑で過ごすから
食育も自然と育まれている
それが叶っている世界がある
自分さえ良ければいい
という世界観ではないから
みんなが
与えることに喜びを感じて生きている
資本主義の世界では
あらゆることが専門的になり
カウンセリングの世界では、カウンセラーが日本一優秀なカウンセラーになろうとする
教育の世界では、日本一子供たちを幸せにする教育を目指そうとする
医療も然り、専門分野が極まりすぎて、人間という体を統合的にみる視点が消滅した
それぞれの分野の人が
それの分野を真摯に真剣に極めていくと
結局
答えは
村づくりなんではないかと
私は思う
自分さえしあわせになればいい意識で
自分はしあわせには絶対になれない仕組みになっている
人間というのは
そういう命である
アズワンの成功の秘訣はおそらく
外側に現れる成功体験を追求したのではなく
個々の内面にある二元性・ジャッジメントに徹底的に
個々が向き合う仕組みを作ったことであろう
いくらエコビレッジが乱立しても
世界は平和にならないということだ
じゃあ、どうしたら良いか?
その仕組みはアズワンは研究している

なんて豊かな人生を送っている人がいるんだと思った。

FBの記事はこちら

宮城1.jpg

宮城2.jpg
- | -

アズワン鈴鹿コミュニティを初訪問の武井浩三さん

初めて見る大規模な「贈り合いで営まれる社会」「個が尊重されて調和する新しい社会」の試みに触れて、日本の社会の中で、自律分散型で指示や命令のない会社をつくったり、資本主義の次の社会をつくるための仕組みづくりに長年関わってきた武井さんにとって、アズワン鈴鹿コミュニティの実際の姿や人に触れて、大きな感動があったようです。
takei-1.jpg
※アズワン鈴鹿コミュニティ「おふくろさん弁当」の前で武井さん

武井浩三さんがアズワン鈴鹿ツアーの様子をFBに投稿してくれた記事です。
↓↓↓↓

昨日から鈴鹿のアズワンに。
情報量が多すぎてテキスト化できない😂写真見てください。
コミュニティ全体で150〜200名ぐらい。
家計も一緒のメンバーが80名ぐらい。
コミュニティ内で、モノと時間とスキルとお金を融通し合う。
でも閉鎖的でなくビジネスもやってて、街に溶け込んでる。
現実的な互助体系を、20年かけて生み出した。
感動の連続だ。
互助とか共助の『助け合い』って、義務でも権利でもなくて、「この人のことを助けたいな」って思う気持ちと人間関係から自然に生まれるものだって、改めて気付かされた。
夜のイベント後の飲み会が盛り上がりすぎて写真ゼロ😂

FBの記事はこちら

武井さんツアー.jpg

takei-2.jpg

武井さん.jpg
- | -

【次の社会創造】 連載第9回  争いのない、気持のままにやさしく生きられる社会へ

次の社会創造 連載第9回
【争いのない、気持のままにやさしく生きられる社会へ】
サイエンズ研究所  小野雅司
次の社会創造

連載第1回はこちらから
連載第2回はこちらから
連載第3回はこちらから
連載第4回はこちらから
連載第5回はこちらから
連載第6回はこちらから
連載第7回はこちらから
連載第8回はこちらから

連載第9回
第三章
3. 心が満たされる会社 ~『おふくろさん弁当』『鈴鹿ファーム』の実践から

規則も命令も上司も責任もない会社って、想像ができますか?
実際に、そういう会社が、この資本主義社会の日本の中に存在しているのです。

「争いのない、気持のままにやさしく生きられる社会」の経済的基盤を創ろうということで、自分達でコミュニティビジネスを立ち上げ、運営しています。コミュニティビジネスによってコミュニティ全体が豊かになり、その中で各人も豊かに暮らせます。
そういう会社の中では、稼ぐために働かなければという仕事はありません。やりたい人がやりたくてやる仕事になります。仕事をすることで、その人が満たされる、そして、その仕事から生み出されるものを受けて多くの人が満たされるのです。
各自の持ち味を発揮できる、その人に適した持ち場を見出すことに重点を置いています。
自分が持っている技術や知識や経験を人のために生かしたい、使ってもらいたいという気持だけでやる心地よさ、快適さを実感している人がたくさんいます。
上下や罰則のない、何でも話し合える会社の中で、自分の持ち味を発揮し、心が満たされていく会社づくりが進行中です。

おふくろさん弁当は、今年で16年目を迎えます。社員が約50名。一日約1000食の手作り弁当を製造し、ピンクの車で一個でも配達するというスタイルで、鈴鹿・四日市・津・亀山の人達に親しまれています。
「本当に美味しい弁当とはどういうものか」を探りながら、上下や命令によらない話し合いで運営する会社を試みています。

会社設立当初から、目指すものはハッキリあったのですが、最初から順調に進んだわけではありません。試行錯誤、研究と試験の連続で進んできた16年です。(今もその途上です!)
例えば、「昼の弁当は12時までに絶対に届けてください」と言ってくるお客さんもいるので、「やらなければなない」というフィクションからなかなか解放されることができないでいました。そういうフィクションに縛られると、会社の中もギクシャクしてしまいますね。
研究が進むにつれて、「自分達はどうしたいのだろう?」と自らに問い直すことができるようになってきました。「やらなければならない」という世界ではなく、「本当はこうしたい」という本心からの世界が見えてくるのです。自分の原点に立ち返ると、「言われるから届けなければいけない」のではなくて、「美味しいお弁当を、待っている人に届けていきたい」という、会社を立ち上げた原点、やりたい気持が、自分の心の中にあるのが見えてくるのです。

研究が進んできたと言っても、人がやる営みですから、日々、いろいろな事が起こりますし、ミスや失敗ももちろんあります。
例えば、特別弁当を100個作って届けに行ったら、「あのー、それ、来週の注文なんですけど・・・」ということもあったりするのです。1個1000円の弁当でしたら、10万円になりますよね(汗)。一般の社会では、こういう事が起きると、「誰のせいだ!」と責めたり、責任問題になったり、始末書を書くなど、いろいろ面倒な事が起きそうな「事件!」になりそうです。
しかし、責めたり、責任追及したりしても何になるのでしょうか?
責めても、間違いが元に戻るわけではありません。
できることは、今ある100個の弁当をどう活かすか、そして、二度と同じ間違いが起こらないように、何が原因かを探究すること(責任追及ではないです!)です。
この例の場合は、その持ち帰られた弁当は、コミュニティの人達にすぐに連絡が行って、コミュニティの人達が美味しく味わうことができました。そして、「こういう事がなぜ起きたのか?」と原因を探る中で、今回の間違いが次に生かされていくようになるのです。このような間違いから、受付方法の見直し、そして、特別弁当の専門の部署の創設へとつながっていくことになりました。
また、そのような事が起こった時に、人を責める気持や、誰かのせいにしようとする考え方などが、関係する人の内面で発生したりします。「こういうことが起きたら責める気持が出て当り前だ」と当然としないで、そういう内面もどうなっているのだろう?と探究する対象になっていきます。次第に、責めのない人同士に育ち合っていくことができるのです。
そういう責めのない気風の中で、安心して楽に働ける職場環境ができつつあります。責められると思うと、責められないように、間違いを隠したり、嘘をついたり、ミスを言いにくいような警戒する気風ができてしまいます。責められることがないからこそ、明るく出来事を話し合うことができ、問題の核心が何かが見出しやすくなるので、問題解決がスムーズに進んでいきます。

鈴鹿ファームという若い人達が2010年に設立した農業の会社もあり、地元の人達に野菜を供給しています。囲いや隔てのない関係性なので、人もモノも自在に交流し生かし合う関係ができています。農繁期には、弁当屋から人が駆けつけたりします。また、弁当屋は、鈴鹿ファームでできた野菜をできるだけ生かそうとしています。形の悪いものもできるだけ、弁当の食材に生かせるように工夫しますし、豊作でたくさんできたものは、できるだけ多く弁当のメニューに入れるように工夫していきます。(2021年5月から、より一つで運営し、人もモノも最大に生かし合えるようにとの願いから、二つの会社は一つの会社に合併されました)。

ティール組織やホラクラシー組織という次世代型の経営の仕方が話題になっているようですが、自分達で、固定したフィクションから解放されて、心底で願っていることを見出しながら進むことで、現実にこういう会社が実現していけるのだと思います。
全国各地で、それぞれの理想とするものを形にしていけるといいですね!
おふくろさん弁当や鈴鹿ファームは、その一つの実例になるかなと思っています。一度、現在進行中のおふくろさん弁当や鈴鹿ファームの実際を見に来てくださいね。
- | -

6月25日~26日でアズワン鈴鹿ツアー

IMG20220625153640.jpg
6月25日(土)~26日(日)でアズワン鈴鹿ツアーが開催されました。
6月25日~26日にかけて、広島からひとりの男性が参加して、アズワン鈴鹿ツアーがありました。
先月10日に広島で開催されたお話会に参加して、以前から関心を持っていたコミュニティづくりが現実になされていると知って、実際に見てみようと思われたとのことでした。

IMG20220625142036.jpg

一泊二日を終えてみての感想から紹介します。

現在の理想的なかたちに至るまでに、様々な試行錯誤があったこと、まだ現在進行形で改善が加えられていることを知り、コミュニティづくりは簡単ではないことを再認識するとともに、アズワンでの実践の成果が、コミュニティをつくっていく上で大きな力になると確信しました。

IMG20220625164625.jpg

IMG20220626094040.jpg
- | -
<< 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 >>